久々にお酒ブログらしくお酒を中心とした記事。
個人事で恐縮だが、私はながらくリキュールを買うのを避けていた。
お土産品や酒税法上リキュールになってしまったようなお酒は買っていたが、能動的には買わないようにしていた。
その理由の一つは甘さ。
一口にリキュールといってもフルーツ系から薬草系まで幅広くあるので、全てのリキュールが甘いわけではない。
しかし普通の人が接する範囲のリキュールはだいたいがフルーツ系やクリーム系だと思われるので、一般的にはリキュールって甘いお酒ってイメージがあるのではないだろうか?
(といってもリキュール自体が範囲が広すぎてめちゃくちゃで、ハードリカーのようなものもある)
私も通ぶったり大人ぶったりしてるわけじゃないが、ダダ甘いお酒というのはだんだんと敬遠するようになってきた。
でもたまには、ダダ甘くない、普通に甘い程度のお酒が飲みたくなることもある。
『戸河内 珈琲リキュール』 18度 1200円程度(500ml)
いかんね、これ(褒め言葉)。
香りがちょっとお高い加糖コーヒーボトル。
味は安っぽくいえばコーヒー飴を液体にしたような、甘いけど優しさのある味。
がっつり甘いわけでもなく、苦味もそこまでなく。
バランスが良い。
一応お酒なのでアルコールが18度あるのだが、アルコールが持つクドさや取っ付きにくさが排除されていてめちゃくちゃ飲みやすい。
これは牛乳用意したらダメなやつ。
カルーアミルクみたいにしたらすぐ飲みきってしまうやつ。
容量との値段効率で言えばカルーアのほうが上なのだが、少なくともロックで飲んだ感じだと味わいの満足感はこちら。
一応、ジンやウイスキーを作っている桜尾さんだけあってウイスキーも使われているとのこと。
これで1200円くらいって、安い。
桜尾ジンといい国産洋酒を手頃な価格で出してくれるのでほんとありがたい。
旧 中国醸造株式会社の頃からレモンロックスなどリキュールが美味しかった会社。
ほんとここのリキュールは安くて美味しいからおすすめ。
(ジンもいいよ)
5年前?のレビュー記事↓