探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)/東 直己
¥798
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今回は、東直己著「探偵はバーにいる」です。


大泉洋主演で映画化されたので、手に取ってみました。


私の苦手なハードボイルド満載だった・・・わー


でも・・・もしかしたら食わず嫌いだったかもとも思いました。


結構面白かったです。



ある青年から突然消えた彼女を探してほしいと依頼された「俺」(探偵)。

彼女の行方を追っているうちに、様々な人間がかかわりあい複雑に混在していく。


登場人物を覚えるのに苦労しましたが、最初に登場人物紹介があるので、ちらちら見ながら読みました。



映画は大泉洋だけど、読んだ感じちょっとイメージが違うなぁ・・・。もっと「男性!」って感じがする人の方が、イメージにあいます。


この本、シリーズ化してるようですが、シリーズ全部読むのは厳しいから、この作品はこれで打ち止めということで・・・汗



勝手に★評価

「探偵はバーにいる」→★★


警官の血 上巻/佐々木 譲
¥1,680
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警官の血 下巻/佐々木 譲
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今回は、佐々木譲著「警官の血上下」です。


最新作「警官の条件」を読みたくての再読です。



2度目だけど、やっぱり面白い♪


結構分厚いし、上下だから手に取りにくいかもしれませんが、わりとサクサク読めます。


親子3世代にわたって警官となった「安城」一家の話。


祖父・父・息子と引き継ぐようにして追っている事件については結局真相がわからないのですが、どうも新作「警官の条件」で明かされるようです。



もうすぐ手元にやってくるのが今から楽しみです。


勝手に★評価

「警官の血」→★★★★


あたしンち 17巻/けらえいこ

¥897
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今回は、けらえいこ著「あたしんち17巻」です。


毎回読んで思うけど、ほんと「私の家」だ(笑)

このお母さん、うちの母そっくり♪



みかけじゃなくて中身がねあせ


でも、最近結婚して主婦になってから読んだら、自分にもこのお母さんのキャラが当てはまって来ていることに気づいて、愕然としてます(笑)



よくわかってないのに、しったかぶりしたり、自分だけ一生懸命にやってるつもりで、実は旦那さんに助けられていたり・・・。



子供ができたら、さらにこのお母さんに近づいていくのかなぁ・・・キラキラ



だけど、それもありかもねニコニコ



今回の巻末おまけ漫画は、コボちゃんとのコラボで面白かったです。個人的には、父母の新婚時代のエピソードのおまけが好きですが。


勝手に★評価

「あたしんち17巻」→★★★


緑の毒/桐野 夏生
¥1,470
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久々の今回は、桐野夏生著「緑の毒」です。



ある医師の人生の崩壊を描いた作品。



章ごとに語り手が変わる方式で書かれています。私、結構この方式好きですえへ



語り手が一人だと、たまに飽きてしまうことがあるので、変化があるうえにいろんな方向から物語が読めて、1つの作品なのに3~4冊読んだような錯覚に陥る気がして、お得感倍増です(笑)



主人公は妻の浮気が原因?である事件に手を染めるのですが、あまりにも身勝手すぎて呆れます。


というか、この作品中の登場人物はいたってみんな身勝手です。

人のせいにしてますが、結局は自分がしたいことを正当化してやっているだけあせ



でも、なぜか読んでいて爽快さを感じるのはなんでかしら??


身勝手すぎて逆に笑えるというか・・・。


桐野さんの作品は、最近読めてなかったのですが久々の私的ヒット作でした。


読みやすかったです。


勝手に★評価→★★★

箱庭図書館/乙一
¥1,365
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今回は、乙一著「箱庭図書館」です。


久しぶりの新刊。しかも結構分厚い??

と思ったら、どんどん読めてびっくり。



この作品はネット上で募集した、素人の作品から選りすぐった物語を、乙一がリメイクして書籍化したものだそうです。



王様のブランチでちらっと見たのですが、元の文章に肉付けっていうか、ほとんど乙一さん書いてるじゃん!!と思うほど内容ががらっと変わってるような気がします(笑)



ネットで原作??のほうが見れるようなんですが、私はまだ見てません。



乙一独特の世界もあり、とても楽しめました。


作者にお願い!

もっと作品を書いてください!!


勝手に★評価

「箱庭図書館」→★★★