NHKの朝の連続テレビ小説「虎に翼」をみています。
ドラマは女性として初めて弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子さんをモデルにしたストーリーで、主人公の寅子は1932年に明律大学(現在の明治大学）に入学します。
ドラマでは、これでもかというくらい女性が不遇な目に遭うシーンが描かれていて、この時代の女性は自立しようと思ったらすさまじい逆風のなかにいたことをヒシヒシと感じます。
1932年といえば、古代中国の思想・三易(さんえき）のうちの、周易(しゅうえき)1902年～1942年の期間にあたります。
この間は男権時代、封建思想ですので、番組を見ているとこの思想にある社会はこんなにも女性が生きづらいんだと、具体的にわかります。
1943年からは、次の連山易(れんざんえき）思想となり、男女同権時代、民主思想へと移っていきます。
これから番組でも、苦労しながら主人公が法律家として歩む姿が描かれると思いますが、背景の時代の思想の移り変わりを感じます。
易の思想なんて小難しいように思いますが、ドラマの時代背景についても０学目線で見直すと納得することがとても多いです。
０学は成り立ちに易や五行などの中国思想を取り入れているので応用範囲が広いです。
そして時代は2010年から女性の時代・共和思想の帰蔵易(きぞうえき)思想と移っています。
この女性の時代は2045年まで続きます。
その先の思想を自分が体験することは叶いませんが、どんななんだろう、と思いをはせています。
ちなみに
「虎に翼」とは「鬼に金棒」と同じく「強い上にもさらに強さが加わる」の意味なんだそうです。
０学は生命学であり自然学なので、人の運命、時代の巡りなどについても学んでいくことができます。
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