こんにちは。
今日は、また読書の感想です。
『成瀬は信じた道をいく』、読み終わりました。
今年の2024年本屋大賞を受賞した、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』の続編です💡
前作の『成瀬は天下を取りにいく』を読んで、すっかりハマってしまったので、早速続編も読んでみました‼️
『成瀬は天下を取りにいく』の感想は、こちら↓
期待どおりの爽快感で、サクサク読み進められました🎵
サクサク読み進められる理由を考えたんだけど、たぶん、時系列に、ストーリーが展開していくから、状況が理解しやすいんだと思います💡
タイムスリップとか、パラレルワールドなお話って、どうも理解が追いつかなくて、???ってなっちゃうことが多いので、時系列になっているのは、助かります😊
びわ湖大津観光大使に応募したり、突然、書き置きを残していなくなったり、成瀬の行動は、相変わらず予想不能なんだけど、本人はいたって真面目で、一度決めたことは、完結しようと突き進んで行く姿は、相変わらず、カッコいい😊
成瀬のことをよく表したタイトルだと思いました👍
成瀬の行動に、周りの人達が巻き込まれながらも、受け入れていく寛容な所が、何か懐かしさと安心感を感じました🎵
“普通”じゃない=自分と違う成瀬を、なんだかんだ受け入れていく成瀬の周りの人達に、なんだかホッとさせて貰いました😊
周りの人達が、成瀬に対して寛容になれるのは、成瀬が、誰に対しても平等に接して、決して相手を否定せずに、相手の意見を素直に受け入れる姿勢があるからだと感じました💡
成瀬を通じて、こう言った、人として大切なことが込められていて、だから、読んだ後の爽快感があるのかなぁと思いました😊
成瀬シリーズの特徴として、いくつかの章に分かれていて、それぞれの話が、成瀬の視点から話が展開するのではなく、周りの誰かの視点で描かれていて、そこに成瀬との関わりがあって、周りの人達に影響を及ぼしていく形式になっているのが、おもしろいです🎵
今作の『成瀬は信じた道をいく』では、成瀬が、高校3年生から大学生の時期が描かれているのだけど、成瀬と関わりを持った人達が、最後の章では、まとめて登場する所が、上手く話が出来ているなぁと感心しつつ、話に引き込まれました😳
もし、続編が出るなら、ぜひ読んでみたいです👍
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