ナチュラビロジー★クック の主に野菜の料理と米粉パンなどを作らせていただいてます、古川直子と申します。
こちらのブログにも参加するようにと、ずいぶん前から言われていましたが、やっとこさ、投稿できそうです。
ナチュラビロジー★クック の想いや理念は、立ち上げられた小松夫妻が丁寧に書かれていますので、そちらをご覧いただくとして、私は、作っているご飯やお惣菜などのことについて、書いていきたいと思います。
今回は、主食のお米について。
ナチュラビロジー★クックでは、岡山県で自然農法で作られている「朝日」という品種のお米を使っています。
以下は、「朝日」についての説明です。
『奇跡のリンゴ』で知られる木村秋則氏の直接指導によって忠実に栽培された岡山県産の木村式自然栽培米「朝日」は、農薬、除草剤はもちろん、肥料も一切使わずに育てられた、日本で現存する在来種で、コシヒカリやササニシキの祖先にあたります。
現代主流となっている モチモチとした食感や甘みとは一味違った、ふっくらとした粘り、上品な甘さ、奥ゆかしい味わいが自慢で、冷めても味が落ちませんので、お弁当やお寿司にも最適です。
また玄米の胚芽や表皮には、ビタミン、ミネラル、たんぱく質など40種類以上のさまざまな健康成分が含まれていますが、この胚芽部分には農薬成分も残留しやすいといわれています。
しかし、「朝日」は 自然栽培米ですので、これらの心配もほぼありません。
そして「朝日」は、法律により岡山県でその地位が保護されています。
他県で生産された朝日米は米穀検査を受けることはできず、未検査米となり、朝日米の表示をすることができず、岡山県内で栽培された朝日米のみ、正式な朝日米と称して流通しています。
朝日米は、岡山県内JAの米穀検査を経て、JAS法による表示証明と、
NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会の認証を同時取得しています。
以上が、お米「朝日」についての説明でした。
自然栽培を実施するには、まず土を元氣にしていかなければなりません。
農薬や化学肥料を永年使ってきた土を、自然な状態に戻してからのことになりますので、生産者の方の大変な時間とその間の苦労が想像できます。
安心、安全な食べ物をいただくためには、自分の手で獲得するのが基本ですが、今の時代、ほとんどを生産者の方々に頼らざるを得ない状況です。
慣行栽培(農薬や化学肥料を使って育てる農法)がほとんどの中、私たちが求めるものを作ってくださる方がいらっしゃるってことだけでも有り難いことなので、大切に使わせていただきたいと思っています。
お読みいただき、ありがとうございます。