リハビリ病院で、次は就労にチャレンジしてみては？
と言われ、働けるところを探すことになりました！
まさか働けるところを探すまでになるとは・・・
もちろん身体障がいもかなり残っていて、
出来ることは限られるので出来る範囲でということになります
車椅子にも座ることが出来なかったのに、
少しづつ、本当に少しづつ回復していきました！
夫は障がい者になる前はIT系の仕事をしていましたが、
好きでやっていたわけではなく、
仕事だから仕方ないと言う感じで働いていました
手先が本当に器用で、
北欧雑貨のような小物をハンドメイドしたり、
羊毛をフェルト化させて、一般宅にないような大きな器具で紡いだりと、
職人のようなことを趣味でやっていたんです。
その羊毛をフェルト化して作ったものに、
革を手縫いで縫って、
かわいい小物をよく作っていました。
ハンドメイド作品はこだわりがあるようで安価で売りたくないと言って、
すごい高値で売っていました
手先が器用だった過去があっても、
現在は左手が使えずに右手だけになってしまいました。
近所にいくつかある障がいを持つ方たちが働いている作業所では、
地域のチラシを封筒に入れて配布したり、
雑誌の付録を本に挟んだり軽作業を多くやっていて、
片手でも出来る作業がありそうだけど、
なんとなく夫の好む作業とは違うな〜と思っていたんです
そうしたら、
キャンドルやオーガニックの石鹸を作って販売している団体が
割と近くにあることを教えてもらいました！！
夫好きそう〜
本人も興味津々です！
なんだかやる気も出ている感じ！！
しかし！！
夫ほどの重度障がい者は働いてなくて、
みなさん軽度の身体障がいや、知的障がいで、
ちょっと難しいねということになってしまいました。
夫は自分の障がいの重さを思い知った悲しい日となりました
福祉課の方や地域の詳しい方などに聞いてみたり、
情報を集めていると、
ちょっと普通の作業所と違う変わった作業所があるとのこと
なんだなんだ！どんなだろう！
そこは、本格的な機織り（大きな足で踏むやつ）や、
裂き織り機、
専門店にしかないようなものが沢山ある作業所があったんです！
実は夫も裂き織りをやっていて、
おしゃれなバッグを定期的にハンドメイドしていたんです
ちょっとこれは運命的なのでは！
でもまた程度の軽い障がい者が多く働いていて、
夫のように重度障がい者は無理なのでは・・・
わたしたちの地域担当の方が聞いてくださって、
車椅子の方も数名だけどいるし、
片麻痺の方もいる、見学に来てみるかい？と言われて行くことに！
ずらりと並ぶ機織り機に圧巻の光景。
ミシンやその他のハンドメイドに使えるものは
一式揃っており夫が好きそうな感じ。
リハビリ病院のSTの先生も、
現地にわざわざ見学に来て
夫が働けそうな環境かチェックして下さいました。
トイレの介助も問題なくしてくださるとのことで、
もしかしてここで働くことになるかも・・・という感じに
まだリハビリ病院にも通っていたので、
リハビリ病院→機織りの作業所へ行く準備を整えていきました。
わたしは夫が作業所に通えるようにこれまた就労継続支援B型という
サービスに申し込む手続きをしなくてはなりませんでした
就労継続支援B型とは・・・
就労継続支援B型とは、通常の事業所に雇用されることが困難であり、雇用契約に基づく就労が困難である方に対して、就労の機会や生産活動等の機会の提供、また、その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練・支援を行う事業所及びサービスになります。
手続きをして、付与されたら契約をしてと結構やることは多め。
でもこれで夫はリハビリ病院を卒業して
一応働くんだなーと思うと本人も嬉しいようなソワソワとした気持ちに
出来ることが増えてよかった！
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