「この後どうする?」
4〜5人での食事のシチュエーションですが、
なかなか決定されません。
梅田なのか、難波なのか。
それとも別の場所なのか。
何を食べたいのか。
この突破口はどこにあるのか?!?!
おはようございます。
言うこと聞かないデザイナーの桑原です。
大阪にいた頃は、
週末は外食しにいってました。
5人以上のグループになった場合、
「どこで食事するか決まらない」
こんなことないですか?
強烈なリーダーシップを持った人が
ぐいぐいと決めてくれたら良いんですけど、
それはレアケースです。
「まぁ無難な和民いっとくか。」
と、コモディティ化が加速します。
人数が増えれば増えるほど、
決定するのって難しくなりますよね。
実は食事に限ったことではなく、
「決定」することが困難になってきています。
プロジェクト進行において、
関係者は平均5.4人になります。
この5.4人の中に決定することのできる人間を見つけることができれば、
プロジェクトは進むのですが、
これが見つからない。
なぜか?!
決定するのは個人ではなく、
そのグループだからです。
居酒屋を決定しかねるグループのように・・・
5人を超えると、
コンセンサスを取ることが非常に難しいってことです。
それでもプロジェクトは進みますので、
合意を得るためには、
平均的な案で進みます。
つまり。
コモディティ化が進む。
ってことです。
得られたはずの高単価商品は、
どんどん単価は下がり、
ありふれた商品へと成り下がります。
ゴリゴリのワンマン経営者が、
勢いで決定した商品は
荒削りながらも、
マイノリティなかっちょええ商品が多いです。
全社員が反対したが押し切ってローンチした商品が大当たり。
なんて話よくききませんか?
アインシュタインの名言
『一見して馬鹿げていないアイデアは、見込みがない。』
セブンアイホールディングス会長 鈴木敏文
『人間は自分が思いつかないことには反対します。一方、私は人が思いつかないことには、それだけ価値があると考える。実行すれば、差別化が生まれ、結果として成功に至ります。』
僕が大切にしているのは、
そのプロジェクトがちょっと泣けるかどうか。
です。
誰かを思い、誰かのための商品は、
結構泣けます。
泣けなければただの金儲け。
泣けそうならばお役立ちです。
これ、超重要やと思いませんか?