出来るかな 亜鉛鋼板 錫溶射
 
少し材料ぽいことを書きます。
錫の方が光沢があり綺麗なのですが、亜鉛の方が卑な金属なのですが防食効果が高いのです。
亜鉛が400℃以上の融点で、錫が200℃少しなので上塗りできるはずです。
 
昔自動車の塗装のシルバーが、塗装して焼付より、
融点の低いブリキの溶射でいいのではと書いたのです。
工程が一つ減るので。
普通の塗装には溶媒も必要ですし。
今急になって鉄板の上に溶射では無く亜鉛メッキ鋼板の上にだと思ったのです。
 
単にメッキ鋼板を作るだけでも、亜鉛の上にブリキで良い気がするのです。
亜鉛メッキには自己犠牲効果が有るけど。
ブリキは上に塗装が有るのと同じはずなのです。
傷だとやっぱり穴になってしまうのだろうか。
 
片面欲しければドブ漬けより溶射とも書きましたが。
一般的にはドブ漬けなのでしょうけどね。
鋼板の場合は。
亜鉛メッキ鋼板を錫メッキの設備を通すだけだと私は思っているのでが、電解メッキが設備の主流かもしれません。
 
真鍮の例ですが、電解メッキだと少し問題が有る様です。
 
湿式メッキと言うか電解メッキの場合酸に漬ける必要が有り、卑な元素は、硫酸、硝酸では酸化膜を作りそれはそれで問題で、塩酸だと錫よりずっと溶けやすいと言う話になってくるのです。
亜鉛は鉄より卑な元素で、錫は貴な元素と言うことになるのです。