災害時には、僕もトイレ弱者 | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 能登半島地震ではインフラの回復が急がれます。水道などの復旧計画の目処が少しずつ立って来ました。寸断されていた道路の整備がいち早く進み、工事車両が現場へ辿り着けるようになったからだと思います。先ずは道路です。

 

 それでも、早くて2月下旬から3月下旬に仮復旧の見込み。珠洲市や七尾市などは、4月以降となっています。実際に辛い思いをしている被災者から見れば、気の遠くなるような話です。応急の給水体制を万全にして欲しいものです。

 

 生きていく上で、水ほど大切なものはありません。食事や飲み物はもちろんのこと、トイレも差し迫った問題になります。特に、僕は直腸がんで直腸を取っちゃったので、トイレを我慢できないことがあります。災害弱者に入りそうです。

 

 以前、災害ボランティアに参加した時も、作業中トイレを我慢していました。ボランティアセンターでは、水分補給しろといいます。でも、使えるトイレは限られているし、民家にトイレを借りられる雰囲気ではありませんでした。

 

 静岡で断水被害にあった友人に、簡易トイレを送ったことがあります。水なしで自宅のトイレに被せる方式です。便利そうなので自宅にも防災グッズとして用意しました。これを持参すれば、僕でも災害ボランティアへ行けるかも。

 

 被災地でカレーを食べた山本太郎議員へ、非難の声が上がっていました。支援活動をしていたなら、山本さんは残り物のカレーを食べても良いと思います。その場の雰囲気を知らない人が、とやかくいう話ではありません。

 

 多度町のRDFで爆発事故があった時、ある町会議員が現場に入りました。職員への質問の第一声が「他の町会議員は来ましたか」そんな議員は現場へ行くべきではありません。大名行列みたいにゾロゾロ歩く視察も迷惑千万。

 

 自衛隊、警察、消防は、食事もトイレも自前です。トイレカーを配備して、全て自己完結します。個人の災害ボランティアならまだしも、政治家が堂々と被災地を訪れるには、様々な功罪が絡まってきてややこしいです。