2012-11-04

ネタバレDVD探検隊 ~巨大生物対決モノ~

テーマ:ネタバレDVD探検隊
気が向いたので、埋もれていたシリーズを、復活させてみようかと思います。

久しぶりに、桑畑隊長の出陣~!

「ネタ探」といえば、何といっても巨大生物が王道。
久しぶりなので、危険が伴う旅になるであろう。

…隊員諸君、命は預かったぜ!



「メガ・パイソンVSギガント・ゲイター」


デカいヘビと、デカいワニが登場。場所は、フロリダの森林公園の湖。

こよなくヘビを愛する女・ライリー博士は、実験中のヘビを盗んでは湖に放していた。
この女、「メガシャークVSジャイアントオクトパス」のデボラ・ギブソンか?
今回はどうも、ヘビ女らしいですな。すっかり常連みたいで(笑)

で、いつの間にか、ヘビが勝手にデカくなり、ハンターの飼犬を食ってしまう。
ハンターのおっさんは怒り狂い、デカヘビを撃ち殺すのであった。

この公園では、ワニが保護動物になっており、ワニ狩りは禁止されていた。
しかし、デカヘビが生態系を破壊するからという口実で、地元のハンターが集結。
指揮を執るのは、赤髪の女保安官。彼氏のジャスティンも参加。


しかし、みんな一様に射撃がヘタである(笑)
拳銃の弾を受け付けないほどに、デカヘビは強くなっていた。
これぞ、まさに、メガ・パイソン!

健闘空しく、ハンター達は次々と食い殺されていく。
ついでに、彼氏のジャスティンも食われちゃった(笑)
赤髪女保安官は怒る。彼氏の仇を取ったるわ!


彼女は、ステロイド(筋肉増強剤)を生肉に注射し、ワニに食わせる。
今度はワニを巨大化させて、デカヘビを食わせようとする作戦であった!
かくして、メガ・パイソン対ジャイアント・クロコダイルの戦いが始まった!

資金集めのパーティー会場では、赤髪保安官とヘビ女博士は激しく罵り合う。
「この、イカレヘビ女!」「何よ、このアバズレワニ女!」

2人の掴み合いの大喧嘩に、会場はドン引き。ご馳走のテーブルは破壊される。
そこへ、ワニ軍団とヘビ軍団が、ゾロゾロとやって来る。
どつき合いの格闘をしている間に、お客がどんどん食われていく。

ゲストで呼ばれたモンキーズのミッキー・ドレンズ(ご本人!)も、
歌わせてもらえないまま、頭から食われて、あっさり出番終了(涙)

一方では怪獣同士が、もう一方ではバカ女同士が戦う、目の離せない戦いが続く。
顔面ケーキに、顔面パイ炸裂…ううむ、CG怪獣よりも、人間の方が迫力あるなあ。


2人が戦っているうちに、映画はムチャクチャになってしまったので、
お互い、戦場を移して戦いを続けることに。
採石場に約1000個の卵に爆薬を仕掛けるとかで、もつれ合いながら、
罵り合いながらも、危なくなると協力して、ピンチを切り抜けるバカ女コンビ。

電車を飲み込むヘビ。建物をブチ破るワニ。
いつのまに都会にたどり着いたのかは、考えなくてよろしい。
卵のところまで、フェロモンの液体で怪獣を誘導する作戦開始。

ヘリが墜落して、拾ったニッサンの車で、液体を撒きながら走る。
乗用車に追いつかないワニとヘビ。さすが、日本の車は性能がいい。
最後は徒歩で、ようやく卵にたどり着く。
ヘリから縄ばしごが降りて、ワニ女は助かり、ヘビ女は落ちて食われる。

「あたしだけ助かって、ごめんなさ~い!」爆破スイッチオン、どっか~ん!

しかし、その直後にヘリがバランスを崩し、結局彼女も落下。
湖にドッボーン。すぐに立ち上がる女。おいおい、その浅さでは死ぬだろ!
この女、スギちゃんよりも丈夫な体をしています。

「うっふっふ、あたしの勝ちね。」
その瞬間、ヘビが現れてパクリ。哀れ、彼女は食われて体が真っ二つ!

その後、公園には記念碑が建って、偉い人があいさつ。
「勇敢な2人の女性が、町を救いました。」めでたしめでたし。



「ダイナクロコVSスーパーゲイター」


お次は、製作ロジャー・コーマン。出演デビッド・キャラダイン。
ハリボテ感満載の、インチキくさいパッケージですこと。

研究所から、恐竜と巨大ワニが逃げ出した!
実は、密かに開発された生物兵器だった!
「俺ら関係ないもん。」関係者は、知らんふりして逃走!

ドタバタしたあげく、2匹を戦わせることになった!
巨大ワニは負け、疲れた恐竜を爆弾で吹っ飛ばして終了!

めでたしめでたし。



「メガ・シャーク VS クロコザウルス」


最後は、サメ対ワニの戦い。
何だか、プロレスの総当たり戦みたいになってきましたが、もうひとふん張り。

炭鉱現場で、デカいワニが出現。
時を同じくして、海上のギブソン号。デカい何かが戦艦に接近。「クジラだろう。」
サメの専門家は、「クジラなら背びれが上下する。左右に動くからサメです。」

「まさかあれが…」と言った瞬間、巨大なサメがジャンプして戦艦を飛び越える!
バランスを崩して、大きく揺れる船内。サメ男の彼女が死んだ!
「戦闘準備!持ち場につけ~!」デカイ背ビレが戦艦の脇を通って行く。
とにかくデカい。体長が、戦艦と同じくらいありそう。

砲撃開始!ドガガガガガ!おいおい、背ビレ撃ってどうする(笑)
サメは優雅にジャンプして、尾ヒレで戦艦をバシッ!
う~ん、ナメられてるなあ…


場面は変わって、コンゴのジャングル。いかにもインディジョーンズ風の男が登場。
酒場に金髪女が現れ、巨大ワニ退治を依頼。どうやら彼は、怪物ハンターらしい。

調査に向かったところ、デカい足跡と、食いちぎられた手足を発見。
ワニさん、食い残しはイカンですなあ。
沼で転ぶ女。すかさずワニが現れ、女をパクリ。彼女は、ヒロインではありませんでした。
おっさんは洞窟に逃げるが、追いつかれてパックリ。
しかし、すぐに吐き出される。どうも、おっさんはマズいらしい。

おっさんは、チンピラの船乗りを集めて、ワニを捕獲する。
ワニを眠らせ、卵と一緒に船で運ぶのであった。
しかし、その船がサメに襲われ、沈められてしまう。
おっさんたちは、散り散りになりながら、海へドボン。


一方、こちらは、取調室。
2200人の乗組員で、サメ専門家の男は、唯一の生存者だった。
「僕が電波でサメをおびきよせてしまった…僕のせいなんだ。」
彼は、軍から巨大ザメの捕獲を依頼される。

戦艦レキシントン号の、バカ艦長が登場。
彼は、世界で最も高級な葉巻を持って、部下に言う。
「俺は、早く怪物を倒してこれを吸いたい。いいか、早く吸わせろ!」「イエッサー!」


海岸に打ち上げられている、おっさんと乗組員。なかなか悪運が強い。
イタズラしてきた子供を、銃で脅すところが粋ですな(笑)
おっさんは、再びバーでウイスキーを煽る。
金がないので、軍のおねーちゃんにおごってもらって、作戦に参加することになる。

「ワニは、陸と海を制する。サメの肉は貫けるが、ワニの体は突き通せない。」
持論を展開するおっさん、サメ青年と対立をする。
そこへ、巨大な卵を発見したとの報告が入り、ワニのものかサメのものかでモメる。

「一緒に確かめに行け!」2人は、ヘリで出発。
岸の入り江で卵を発見。ワニ青年は爆撃を依頼。
おっさんは、「俺のもんだ!」とアホな主張をする。「国家の安全の方が大事ですっ!」


そこへ、サメとワニが何故か同時に出現。戦闘機により攻撃を開始。
サメが逃げる。450メートルのワニは、マイアミ方面へ進行する。
潜水艦リライアント号が魚雷を発射。命中するが、口でくわえてペッと吐き出す(笑)

どうやら、おっさんと魚雷はマズいらしい。

ワニはマイアミに上陸。街を襲い始めるのであった。
劇場のポスターが、日本語版「メガシャークVSジャイアントオクトパス」(苦笑)
取材ヘリをシッポでバシーン。我が物顔で、街を破壊するワニ。

「原子力発電所を使って、アークフラッシュ焼き殺そう作戦」を開始。
戦車がドカンドカン攻撃。ヘリがわらわら出動。盛り上がって参りました~!
準備完了。アークフラッシュ照射!ワニはビビビビ、苦しそうに逃げる。


海上では、「パナマ運河を使って閉じ込めよう作戦」を開始。
おっさんの船が沈んでいる場所に卵があるので、それを運び、海に沈める。

うまい具合に、サメ出現。攻撃開始。
ワニはハイウエイをどしんどしん逃げ回る。攻撃を受けて、そのまま海へ。
海中で、二大怪獣がもみ合いの格闘。海岸に上がって陸で格闘。

「ワニの後頭部のやわらかい部分を狙え!」おっさんも戦いに参加。
ワニは、そこらじゅうで産卵しながら移動…おいおい(笑)
「数百…いや数千個の卵を発見!」…おいおい(笑)

「あいつらは、ハワイに向かっているな…ようし、核弾頭準備!」…おいおい!(怒)
さすがはアメリカ、核を使いたくてウズウズしているようです。
「いかん!外れたら、海底火山が噴火してハワイ全土が壊滅だ!」
そんなことを言っている間に、ワニが原子力潜水艦を飲み込んでしまう(爆笑)


「こうなったら最後の手段だ。」
おっさんとサメ青年は、音波球を海底に沈めて誘導する作戦を敢行。
ずいぶんショボい最後の手段…とか言っちゃいけません。
もうみんな疲れているから、がんばって映画を終わらせましょう。

海底火山に、うまいことサメとワニを誘導。おっさんとサメ青年は和解する。
いいタイミングで、火山が爆発。お腹の核も爆発。どっか~ん!
何もかも爆発して、ハワイごと吹っ飛ぶ(涙)

「あっはっは、やったね。さあ、おうちに帰ろう~」


エンドロールの後に、オマケ映像。
海辺で休暇を楽しんでいる2人に、緊急連絡が入る。
「日本に大トカゲが出たらしい。よし行くぞ!」

ほほう、次回作は、いよいよゴジラ登場ですか~?





☆というわけで、今回の探検は終了。
 隊員諸君、ご苦労であった。各個に休息を取って、次の戦いに備えよ。


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2011-08-24

ネタバレDVD探検隊 ~真夏の心霊編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

まだまだ暑い毎日が続いていますが、皆様、お元気でいらっしゃいますか?



納涼企画といたしまして、久々に、桑畑隊長が、探検に出動します。サイドバーの文章でおことわりしてある通り、このシリーズは、完全ネタバレしていますのでご注意。これから見ようとしている方は、どうかスルーして下さい。



今回は、今どきの心霊DVDに立ち向かいます。…さあ、隊員諸君、心して同行せよ!





「怪奇女子会」


おおっ、何ともスゴいタイトル。女子会というものに興味津々な俺としては、探検せずにはいられない!

女子会に潜入する気分で、いざレンタル!


廃墟風の、ハリボテセットに、次々と女性が招かれる。アイドルの重盛さと美、アイドリング8号のフォンチー、グラビアアイドルの斉藤雅子の3人…あれ、3人だけ?あ、もう1人謎の女が…っておいおい、バサバサのロン毛で顔見えないし、しかも着物姿…何だか、ピースの又吉に似ているなあ。


さと美ちゃんと、又吉女が、同じ部屋に2人きり。ここで、いきなり又吉女が怪談を始めてしまう。ええっ、女子会って、こんなんなの?黒髪をバサバサ揺らしながら、流暢に語る又吉女…唖然とする俺を無視するかのように、彼女は、自身の霊体験を語るのであった。神妙に聞き入るさと美ちゃん…。


一通り語り終えて、又吉女が一言。 『…初めまして、女流怪談師の牛抱せん夏です。』


おいおい、ここで自己紹介かよ~!(笑)


その後、さと美ちゃんと軽いトークタイム。『…いやあ~恐い~実はあたしもこんなことがあって…。』と自分の心霊体験を語る。その時の彼女、“エレベーター”のことを、“エベレーター”と言っていたのがどうにも気になった(苦笑) バアさんの霊はどうでもいいから、誰かエレベーターだって教えてやれよ!


で、場面は変わって、フォンチーと雅子ちゃんの2人の部屋が映る。彼女の前に現れたのは、謎のおっさん!


『…初めまして、オカルト研究家の山口敏太郎です。』(爆笑) おいおい、女子会じゃねえのかよ~!


山口のおっさんが怪談を語る。彼女たちは、それを聞く…ううむ、女子会ってこんなこともするんだ。勉強になるなあ。おっさんが語り終えると、また心霊トークタイムになって、彼女たちが霊体験を話す。


それが終わると、また女流怪談師の部屋に画面が切り替わり、それが終わるとまた、おっさんたちの部屋に切り替わる…それの繰り返し。なあんだ、女子会ってこんな感じなんだ。知らなかったなあ。おっさんが入っていいなら、俺も呼んでもらおうかなあ…。女子会、恐るべし。


というわけで、1本目は、退屈なまま終了。ようし、次行ってみよう!





「すべらない恐い話」


おおっ、何とも自信満々のタイトル。これはなかなか、期待できるかも。さて、内容は…?


構成は、23話のショートドラマ。ドキドキしながら、1話目を見る…ああ、ヤバイ、これはヤバイ!


1話目から、いきなりスベッています!2話目も、スベッています!スベリまくりです!恐い話が全然ねえじゃん!ああ、このまま延々とクソつまらんショートコントを見せられるのか…そうやって、ムダな時間を過ごしていくのがコワい!どうすんだよ、これ!


そんな中でも、2つだけ、まあまあの内容がありました。1つは、先輩の部屋に女の幽霊がいることを、後輩が気づく話。先輩に恐る恐るそのことを告げると、『…ああ、知ってるよ。』 おおっ、これはオイシイ話じゃん!幽霊の女が、静かにベッドに座ってるんだよ。いいなあ、うらやましい。


もう1つは、お風呂場に現れて、入浴する女の霊。その部屋に住んでる兄ちゃんは、女性用の歯ブラシを新たに用意してあげた…ってこれはいい話じゃん!幽霊女と同棲かあ、憧れるなあ。


スベリまくりなので、このタイトルはウソです。 「うらやましい恐い話」 に変えましょう。…次行こう、次!





「恐怖のツイート」


おおっ、いよいよツイッターの登場ですな。今どきの幽霊は、パソコンやケータイを使いこなせないとね。今度こそは期待して、いざツイート!



とあるツイッター仲間の、オフ会が開かれる。主催したのは、モテ男のマモル。男女3人ずつの、計6人でやる予定だったが、男が1人欠席。会場にいたのは、男2人に、女4人…オイシイじゃん。でも、4人目の女の子は、全く話をしない…。


誰かが呼んだんだろう、と思っていたら、誰も知らなかった。マモル君以外には、見えていなかったらしい。そのことに気づいたのは、パーティが解散してから。手に包帯を巻いた、謎の女の子…(綾波のコスプレじゃないよ) 大人しくて口数の少ないその子に、マモルは少し興味を持った。


間もなく、フォロワーが1人増える。写真は、さっきの女の子。ハンドルネームは、anna だった。

『…私は、あなたのフォロワーです。』 彼女はどうやら、マモルだけをフォローしているらしい。

『…たぶん、新しくツイッターを始めたばかりなんだな。』 彼は、とりあえずそのままにしておいた。



一方、3人の女の子は、車の中で騒いでいた。 『…一番タイプなのは、やっぱりマモルくん~!』 しかし、トンネルに入った瞬間、謎の女の声が聞こえて、彼女たちは事故死してしまう…。


トンネルから、ゆっくり出てくる女…ケータイを見ながら、うっふっふ…。アンナちゃん、スイッチON!



それからというもの、マモルのフォロワーたちが、次々と謎の死を遂げていく。アイドルの自殺、同僚の怪死…彼女たちは、首を切断されて殺されていた…。



『…あなたに会いたい。』 マモルは、異変に気がつく。自分がいつの間にか、彼女のフォロワーになっている。フォローした覚えはないのに…。『…フォローしてくれて、ありがとう。マモルは、私のもの…。』 いやいや、していないって。こいつ、ハッカー能力を持つ幽霊か?


ブロックできない。フォロワーの数は、どんどん減っていく。被害者には、男性も含まれている。まさに、無差別殺人。『…お前をコロス…。』 不気味なメッセージを受けたフォロワーたちは、無残に殺されていく。彼女の目的は、一体何?


生首が転がった殺害現場の壁には、「マモルに会いたい」という落書きが、血文字で書かれていた。



この時点で、警察がマモルを重要参考人として事情聴取してもよさそうなもんですが、その辺は、どうでもいいらしい。警察は、事故死か自殺扱い。自殺で首チョンパなんて、できるんかいな?



アンナちゃんは、だんだんとエスカレートしていく。1秒ごとにツイートし、ブロックしても、IDを変えてすぐに入って来る。何度も、何度も…。マモルのフォロワーは、すでに2ケタになっていた。焦るマモル。そんな時、アンナちゃんが、彼の前に現れた!


『…懐かしいね、この階段。覚えてない?私、あなたの同級生だったの。』



アンナちゃんは、子供の頃は、優秀なピアニストだったらしい。マモルが少年の頃、この階段を走って降りて来て、彼女にぶつかった。マモルは、『…ごめん!』とだけ言って立ち去った。バランスを崩したアンナちゃんは、階段で転倒し、右手首を骨折して腱を断裂…二度と、ピアノが弾けなくなってしまった。


え?その時点で、誰にも言わなかったの?同級生でしょ?大騒ぎになったんじゃないの?大怪我したんでしょ?将来有望な天才ピアニストだったんでしょ?親同士でモメなかったの?オカシイでしょ、それ!


失意の彼女は、線路に横たわって自殺した。ああ、それで生首ゴロンというわけですね。



『…私も、あなたの大切のものを奪う。あなたは、誰かがそばにいないとダメな男。たくさんの人に囲まれていないとダメな男。あなたはもう、1人きりよ。あなたは1人、たった1人…。』


ついに、マモルのフォロワーはゼロになる。『…俺を1人にしないでくれえ!』



ううむ、アンナちゃんは、彼が好きだったのか、彼を恨んでいるのか、よくわからん展開ですなあ。あれだけ人を殺しておいて、肝心のマモルを殺さないというのは、何か意味があるんでしょうか?


親友の無残な生首を見つめて、マモルは廃人のようになってしまう。



たぶん、マモルのことがもともと好きで、好きな人から強烈なボディタッチされてケガをして、夢は失ったけど、相手に負い目を持たせて弄ぶこともできただろうに、何故か自殺してしまう…。それで恨みを持って、幽霊になって回りくどい復讐劇を…ってああ、何てイライラする女だ!ムカつく!


俺だったら、もっと違う方法で復讐するけどなあ。このやり方、つまんないよ、アンナちゃん。俺に一言、相談すればよかったのに。



で、マモル君のツイートはつづく…。


『…たぶん俺、のろわれてるなう。』(大爆笑)


たぶんじゃねえだろ!早くくたばっちまえ、このエロチンコ野郎!





というわけで、今回の探検は、なかなか骨のある幽霊に出会えませんでした。


もっと、やる気満々の、生きのいい幽霊、出て来いや~!





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2010-12-29

ネタバレDVD探検隊 ~生物パニック編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

今年最後のネタ探。力を振り絞って、冒険に挑みます。桑畑隊長は、体調を崩して満身創痍…なんてダジャレ言ってる場合じゃないぞ。隊員諸君、B級映画の洗礼を受けながら、年越しをしようではないか!




「グリズリー2010」 (2009年アメリカ)


何とも安いタイトルですが、原題もそのまんま「BEAR」(笑)。知性のかけらもないですなあ。パッケージの絵柄を見ると、ひっくり返って炎上する車の上に、体長7メートルはあろうかというクマが、大きな長い爪を振りかざして襲い掛かっています。地面の高さとクマの足元の高さが合っていないようなので、下半身は地面に埋まっているんでしょうか。さては、地底から現れるクマ怪獣か?



ある日、森の中で、クマさんに出遭った。車がパンクして、クマさんに出遭った。


兄夫婦と、弟カップルの4人が、山道をドライブ。彼らは、両親の結婚30周年記念のお祝いに向かう途中であった。運転していた弟は、近道しようと脇道に入るが、途端にタイヤがパンク。ケータイは圏外で通じない。タイヤ交換しているうちに、日が暮れてしまう。


やれやれ、じゃあ行こうかという矢先に、クマが出現。いやに小さい。どうやら、子グマのようです。『…俺にまかせろ!』 兄貴は銃を抜いて発砲。全弾を撃ち尽くして射殺してしまう。 『…きゃあ、何てことすんのよ!』 女性陣はドン引き。



さっさと逃げちゃえばいいのに、延々とモメる4人。そうこうしている間に、もっとデカいクマが出現。どうやら、親クマ?『…タマがある!』なんて言っているから父親か?そして、こっちの銃にはタマがない。 …下ネタ言ってる場合じゃないぞ!


とりあえず車に退避するが、弟が逃げ遅れてクマと鬼ごっこ。ようやく乗ったと思ったら、車が動かない。どうやら、クマに押さえつけられて進まないらしい(笑)。で、次の瞬間、クマが車をひっくり返した!すげえクマだ!


横転した車の中で、パニックになる4人。しかし、クマはそのままいなくなった。撃ち殺された子グマを見て、悲しそうな表情をする親クマ…ううむ、「オルカ」ですねえ。…この恨み、はらさでおくべきか!



『…あれはたぶん、グリズリーだ。』 4人は外に出て、力を合わせて車を元に戻す。すぐさま乗り込むが、エンジンがかからない。ボンネットを開けて、修理にかかる男たち。その間に、女同士の身の上話合戦…ううむ、何だか呑気だなあ。


車が直り、いざ出発しようとしたら、グシャっと車軸が折れる(爆笑)。『…仕方ない。歩こう。』



『…とんだ近道だ。こうなったのも、お前のせいだ!』 仲間割れしているうちに、クマ登場。『…待ち伏せしてたんだ!』 『…クマがなぜそんなことするの?』 『…猫がネズミと遊ぶように、楽しんでるんだ!』 …そうかなあ?


とりあえず近くにあった下水管に逃げるが、薄っぺらで短くて意味がない(笑)。きっと、その辺に転がっていたのをそのまま使ったんでしょうね。案の定追い込まれて、また車に逃げ返ってくる4人。



しかし、どうでもいいんだけど、画面がやたらと明るいのが気になる。真夜中のはずなのに、まるで昼間みたい。クマも、場面によっては、あからさまに着ぐるみですな。まあ、そこは見なかったことにしましょう。では、つづきを。

 


車の装甲をはさんで、激しい攻防戦。ガラスを破って、弟の彼女を引きずり出すクマ!『…暴れちゃダメだ!死んだふりをしろ!』(爆笑) それは無理というものでしょうな。血を流して絶命する彼女。そのまま引きずられていく姿を見て、泣きじゃくる弟…まあいいか、アル中でジャンキーだったみたいだし。


兄貴、激怒。『…お前なんかぶっ殺してやる!お前の子供を食ってやる!』 クマ咆哮。そのまま車をひっくり返す!今度は180度!すげえ、グリズリー恐るべし!



スプレー缶。電気ショック。ありとあらゆるもので応戦。クマは、たまらず退散。『…ようし、今度は反撃だ!』


ケーキをエサにして、クマを車の中におびき寄せて閉じ込めてしまおう作戦を実行。『…おいでおいで、ミスタークマ!』 いやいや、そんなんじゃ来ないでしょ、と思いきや…ホントにやって来た!(爆笑) 『…今だ出ろ!』


しかし、弟がまたつかまってしまう。こいつ、足引っ張られて足引っ張ってばっかりですな。兄夫婦は、外から車を揺らして、一気に元通りに戻してしまう!180度回転!おお、クマと弟が乗っているのにすごい怪力だ!あんたら、そのテンションなら絶対勝てるよ!



でも、クマはトランクを開けてあっさり逃げる(笑)。弟は負傷…これではもう戦えない。『…助けを呼びに行く。道の先にステーキハウスがある。俺はマラソンをやってるから大丈夫だ。他に選択肢はない。じゃあ、行って来るぜ!』



兄貴がいない間に、弟は、兄嫁と話をする。実は、彼女は妊娠2ヶ月であった。夫とは、寝室を別にして5ヶ月以上経つ…えっ? 実は弟は、兄嫁と数ヶ月前に関係を持っていた…っておいおい、ここにきてヒロイン交代かよ?『…私たちもうダメなの。借金があるし、夫は逮捕されそうなの。』 何だか、クマよりも深刻な問題が浮上…こりゃクマったね。


『…何というか、君は…よかったよ。』(笑) 『…自尊心が満たされたわ。ありがとう。』(爆笑) サイテーのセリフの応酬ですな…お前ら全員、クマに食われて死んでしまえ!



一方、ステーキハウスに着いた兄貴。しかし、そこにはクマがいた!追いかけられて、結局戻ってくるバカ兄貴(笑)。『…店に行き、両親の姿も見たのに、クマに追い返された!』 『…ありえないわ!クマにそんなことができる?』 『…俺たちをもて遊んでるんだ!』 うん、観客も確実にもてあそばれていますなあ。『…ああ、もう生きて戻れない…。』


絶妙のタイミングで、妊娠を打ち明ける兄嫁。途端に、兄弟ゲンカが始まる(笑)。『…やめて、クマが来るわ!』(爆笑) で、クマ登場。ああもう、クマは脇役になってしまった。がんばれクマ!貴様の存在感を見せろ!兄貴のテンションは最高潮。『…何なんだ!何が望みだ!』 …ホントにねえ。


『…兄貴、ごめん。俺のせいだ。2人で逃げてくれ。子供を頼む!』 ギターを武器に、クマに突撃する弟。兄貴は、嫁とキスしてから自分も行く。兄弟2人がかりで、最後の力を振り絞ってクマに立ち向かう! …だけど、2人とも結局クマに殺される(大爆笑)。



放心状態の兄嫁に、クマが迫って来る。『…ごめんなさい。本当に…許して。』 観念する兄嫁。しかし、クマは殺さなかった。彼女のお腹に子供がいるのがわかったのか、彼女を残して立ち去るクマ。歩き出す兄嫁…。クマの咆哮。森の奥に歩いていく彼女の後ろ姿…。


クマが車の中に入ったり出たりして遊ぶ姿をバックにエンドロール。途中でスタッフがカメラの前を横切ったり、さかんにフラッシュがたかれたりして、のどかな雰囲気のまま、映画は終了…なんじゃこりゃあ?






「メガピラニア」 (2010年アメリカ)


まずは、パッケージの絵をご覧下さい。巨大なピラニアが、戦艦にかじりつこうとしています。これは、戦艦より相当デカいサイズですねえ。頭部だけでこれだけあったら、きっと体長1000メートル以上はあるでしょう。しかも上空には、おびただしい数のピラニア群が、牙を剥き出して飛んでいる!これはもう、地球をまるごと食っちゃいそうな勢い。で、原題はまたしても、そのまんま「MEGA PIRANHA」(笑)。


舞台は、ベネズエラにあるプエルトアヤクチョ(舌噛み注意)。オリノコ川でイチャついて泳いでいたカップルが、ピラニアの群れに襲われて死亡。この時は、まだ普通サイズのようです。オープニングでは、いかにもな細胞CG映像が…ははあ、これは遺伝子操作うんぬんの設定のニオイがプンプンですなあ。



休暇中のアメリカ大使が、ベネズエラ外相とともに、美女をはべらして川下りをしながら談笑していると、ワニが出現…と思いきや、頭だけプカ~。その直後、ピラニア軍団が猛攻撃。船底をかじるわ、水上にジャンプして人間に食いつくわ、さあ大変!ボートは大破。乗っていた人間は皆殺しにされる。ちぎれた腕が、川を流れていく…おいおい、流れるの早過ぎ!「溶解人間」くらいのスピードにしろよ。



ボブ・グレディ国務長官に、電話で叩き起こされるジェイソン・フィッチ特殊部隊員。こういう時って、案の定ハダカなんですよね。『…今朝 レジス大使が暗殺された。ボートごと爆破されたと思われる。テロ行為か反米組織によるクーデターか、紛争に発展する前に原因を突き止めてくれ!』 フィッチは調査員として、単独出動。




遺伝学研究者サラ登場。野生生物学者ゴードン博士とともに、川を調査中していると、ボートの破片を発見。持ち帰って調べると、L23の遺伝子を検出した。微生物学者ブライアンは、『…L23だとしたら、歯型が大きい。これは、4倍はある。』


彼らは、食料自給率を上げるための研究をしているアメリカ人であった。魚の遺伝子を操作する実験を始めて2年目。何でまた、ピラニアなんかでやっちゃうの?そもそも、ピラニアって食えるの?もっとおとなしくておいしい魚にすりゃあいいじゃん。そもそも、飛ぶ能力はどこで身に付いたんだ?


危険過ぎて、全て処分したんだけど、逃げ出した個体が野生で繁殖したらしい…どうやって逃げ出したの?水槽からジャンプして、空を飛んだの?そこ、重要だよ。ちゃんと説明しろよ。サラッと説明すんじゃねえよ、サラ!


実験で生まれたL23群は、吸血性の大型魚だそうな。だから、そんなので実験すんなって。危ねえじゃねえか! 『…ここ数日で倍に成長している。36時間で2倍だ。大佐に連絡しよう。川の通行を止めないと!』 どうやら、コイツら全員、バカのようです。



フィッチが、ベネズエラに到着。現地で指揮を執っている、ベネズエラ軍のディアス大佐と合流。血の気の多そうなおっさんである。『…船の破片に歯型があるの。生物のしわざかもしれない!』 サラは自説を主張するが、大佐は全く相手にしない。『…どうせマンボウでも使って、意図的に歯型をつけたんだろう?』 …マンボウって…。


フィッチは、大佐のヘリに同乗し、川の上空を飛ぶ。『…ここはジャングルだ。着陸する場所はない。』 『…じゃあ何故ここへ?川に入らなければ調査できんだろ!』 『…あれは爆破テロだ。立ち入りは禁止だ。調査は我々が行う。』 『…それでは納得いかない!』 『…ここは私の国だ!アメリカに主導権は渡さない!子供扱いはウンザリだ!』 …コドモですなあ、大佐。



フィッチは、行動を制限されて幽閉。しかし、あっさり脱走してしまう(笑)。ベネズエラ国軍基地って、セキュリティがユルいんですねえ。兵士たちはバイトだったりして。フィッチは、ボート漕ぎの兄ちゃんに声をかける。『…オリノコ川へ行ってくれ!』


アクアスーツで川にドボン。途端に、ピラニアが襲撃…でも1匹だけかよ(笑)。フィッチ、ナイフで応戦する。おお、これは変移抜刀霞斬り!傷ついたピラニアを、仲間のピラニアが襲う。どうやら、共食いもするらしい。岸に上がろうとすると、もう1匹水中からジャンプ!彼をバクリといこうとするが、腕でつかまえてナイフでグサグサ…おお、以外と強いフィッチ…いやいや、以外と弱いピラニア。何だか、オモチャで遊んでるみたいですな。



仕留めたピラニアのサンプルを土産に、サラの研究施設に行く。大きさは、「およげ!たいやきくん」の枕くらいのサイズでしょうか。何だか、懐かしいサイズ。


『…他にもいたか?』 『…入り江に閉じ込められている。天然ダムの中だ。電流で焼き殺そう。』 おお、フィッチが大胆な作戦を提案。でも、川の魚が全滅しちゃうんじゃ? 『…いや、繁殖や突然変異がさらに進む恐れがある。』 そっちかよ! 『…じゃあ、毒殺は?』 ああダメだ、これじゃあ、小学校のホームルーム並みだ。こいつら、ホントに科学者か?『…ダムを補強して、巨大ピラニアの群れをまとめて窒息死させるんだ!』


『…臓器が6つも増えているわ。心臓が2つある!しかも、両性に進化している。自己繁殖が可能よ。このままいくと、48時間後にはミシシッピ川に到達してしまう!今夜中にダムを補強しないと!』



ベネズエラ軍は、独自に出動。大佐の指示で、オリノコ川を爆撃開始。『…まずダムの補強を!』 『…そんな時間はない!今夜中に1匹残らず殺してやる!』 『…この爆撃機じゃムリだ。15時間もらえれば強力な駆逐艦を用意する!』 …そんなデカいのが川に入れるのかな?


とにかく、爆撃ドバドバ。『…やった、全滅だ!』 大佐大喜び。研究員は全員逮捕され、施設は没収され、軍に拘束される。『…回収した死骸の数からして、全滅していない!』


突然、ピラニア軍団が、軍の砲艦を襲う。多数の死傷者が出る。『…これは、CIAの陰謀だ!違法な実験をして俺を悪人にしやがって!』 ううむ、ある意味、大佐が正しいような気がするなあ。結局、ダムは決壊してしまう。たぶん、突貫工事しても間に合わなかったね。『…大量破壊兵器が必要だ!』 さあ、だんだん盛り上がってまいりました。



研究員は尋問され、護送されるが、あっさり逃走(笑)。やっぱりユルいって、ベネズエラ軍!追跡していたフィッチと合流。あれれ、街の様子がおかしいぞ。警報サイレンがウ~ウ~ウ~。逃げ惑う人々。


次の瞬間、巨大ピラニアが空を飛んでビルに体当たり!ささったまんまピクピク…っておい!お前ら、何でも食うのか?コンクリートってウマいの?てゆうか、大気中でも行動できるの?肺呼吸できるの?



『…ちくしょう、どうやって生き延びた?』 いやいや、どう考えても殺しきれてないって。 『…妊娠期間はわずか6時間だ。皮膚から栄養を吸収し、繁殖を繰り返す。まるで生殖幹細胞の塊だ!』 出ました、ムチャクチャ理論!これにて、ピラニア怪獣メガピラニアの完成ですね。おめでとうございます、怪獣博士チームのみなさん。後は、暴れ狂う姿をひたすら堪能しましょう!


ピラニア群攻撃。キックでかわすフィッチ。彼に襲い掛かるピラニアだけ、いやに小さいけど気のせいか? 『…群れは間違いなく海に向かっている。ピラニアは海水では生きられない。河口に着いたら行き場を失う。そこで攻撃するんだ。今度こそ全滅させてみせる!』 …次の瞬間、ブライアン食われる(爆笑)。


 

『…いたぞ、つかまえろ!』 軍の兵士に見つかって、しばらく鬼ごっこ。でも、あっさり車で逃走できちゃう…おい、銃撃てよ兵士!やる気あんのか、お前ら!ベネズエラ軍って、20人くらいしかいないのかな?ユルいカーチェイスをしながら、ピラニアを追いかける怪獣対策チーム。


『…成長のスピードが速くなっている。河口に着く頃には、馬と同じ大きさになり、やがてクジラと同等に…。巨大化は止まらない!』 大量のメガピラニア軍団が、飛び魚のようにジャンプしながら河口に向かう。…あのデカさでは、きっとお腹を打つでしょうな。



米軍艦セントハーバーが、ベネズエラ海岸沖に到着。おお、怪獣映画らしくなってきたぞ、ちょっとワクワク。フィッチは攻撃指示の合図を出そうとするが、ケータイが電池切れでアウト(泣)。『…唾液で10%充電できるわ。』 おお、ここにきて小ワザを出すか?テンション上がるのか下がるのかわからない、微妙なシーン…。フィッチは電池を口に入れて、時間ギリギリまで待つ。何ともマヌケ…残り5秒がやけに長いなあ(笑)。


電池復活。攻撃開始。バシューン!バキューン!ドッカーン!『…一匹も残ってない。やったわ!』 イエイ!と思いきや、ピラニアは海に出てしまう(爆笑)。セントハーバーは撃沈(大爆笑)。あっはっは、もうアカンですなあ。


『…もうダメだわ、止められない。このままではフロリダへ行ってしまうわ!』 おいおい、ドミニカ共和国とかハイチとかキューバを飛び越えて、いきなりフロリダに行くのか?海をわざわざ遠回りして?


長官は、『…原子力潜水艦で待ち伏せして、沖合で核ミサイルを放つ!』 というモノスゴイ決断。スキねえ、アメリカ。オハイオ級原子力潜水艦フロリダ登場。核ミサイル発射!しかし…全く効かない(爆笑)。長官は怒りを爆発。『…さっきの100倍の核でフロリダごと吹っ飛ばしてやる!』 うわあ、だんだんスゴイことになってきたぞ~!



『…待って下さい。私が襲われた時、共食いをするのを見ました。傷つけて血を流せばいいのです!』 そもそも、核攻撃の時点で流血しなかったんでしょうか?『…弱点はあるのか?』 『…海に潜って、急所に一発。目を撃ち抜いてやります。』 ああもう、何が何だかわからん。



特殊部隊チームが召集。『…こいつはMK15。世界一強力な小型水中機関砲だ。1分間に120発を発射。水深200メートルまでの耐水性がある。敵が近づいたら撃て!ためらわずに撃て!撤退する時も撃て!カートリッジには20ミリの徹甲弾の他、超貫通爆弾も装弾できる。対原子力潜水艦用に開発された兵器だ。魚ごときを倒せないはずがない。たかが魚だ!』 …おお、言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ!


ピラニア誘導装置をサラから預かり、突撃隊出撃。ヘリから海へドボン。攻撃開始!しかし…全く歯が立たない(爆笑)。エラを狙ってもダメ。口の中もダメ。『…爆弾に切り替えよう。取りに行ってくる!』 …だからさあ、核爆弾でもダメだったんだって!



突然、ベネズエラ軍のヘリが出現し、アメリカヘリを撃墜。おいおい、レーダーとか識別信号とか捕捉してねえのかよ。もうツッコむのも疲れてきた。で、間違えてベネズエラヘリに乗ってしまうフィッチ(笑)。大佐は『…うっふっふ、観念しろ!』と高笑い。…このおっさんは、誰と戦っているんだ?


しかし、フィッチは銃を奪ってパイロットを射殺。誘導装置をヘリに残してヘリから脱出する。その途端、メガピラニアが飛んで来て、ヘリをパクリと食ってしまう!(ウルトラ大爆笑)



ヘリをくわえたピラニアを爆弾で破壊。海中にドボン。共食いが始まる…。ええと、これで全滅…だそうです。いいのかなあ、こんな終わり方で。『…イエイ!』 まあみんな喜んでいるみたいだからいいか。夕陽をバックに、フィッチとサラがキスしてTHE END…いつの間に愛が芽生えたんでしょうね?


この映画、あまり深く考えてはいけないようです。いいじゃん、やっつけたんだから、アメリカ万歳!バカ映画万歳!B級映画よ永遠なれ!




※というわけで、今年の探検は以上で終了です。来年も体力があったらまたご一緒しましょう。隊員は随時募集中…なんちゃって。







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2010-09-01

ネタバレDVD探検隊 ~乗り物パニック編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

いやはや、毎度のことですが、ここ2週間ほど、精神が深い闇の渕をさまよう状態が続いてしまって、さっぱり記事を書きませんでした。気がつけば、すでに9月ですねえ。こりゃあ、エライこっちゃ。


というわけで、俺の8月はまだ終わっていません。遅くなっても、記事はしっかり書くのだ。ようやく「ベスト・キッド」を送り出したところですが、現段階でまだ映画のストックが6本あります(笑)。


劇場映画の記事を優先したいところなんですが、俺の脳内における出力の順番というものがあるので、ずっと書きかけだった記事から出していくことしします。



そんなわけで、ネタ探ファンの皆様、お待たせしました。今回の探検は、乗り物にちなんだパニック映画。豪華3本立てなので、超長丁場です。覚悟してお読み下さい。 …行ったつもりで冒険旅行!




「エアポート2010」 (2009年ドイツ)



まずは、パッケージの写真をご覧下さい。今にも墜落しそうな旅客機が突っ込んで来るのを、武装した軍隊が地上で待ち構えています。このまま行くと全員撥ね飛ばされそうですが、力ずくで受け止めるつもりなんでしょうか?


タイ発ミュンヘン行きのドイツ航空111便に搭乗していた乗客が、伝染病であることが発覚。インド上空で緊急事態となった同機は、直ちに緊急着陸を試みるが、どこの空港も着陸拒否。感染経路は、タイのライ島。タイ空軍は、すかさずナパームで島を空爆して封鎖。島民は全滅…ムチャクチャでんなあ。


主人公は、たまたま乗り合わせた心理学者のアンネ。医大を出ているので、医者として応急処置を引き受けることになった。15歳の娘ユリアと一緒であるが、娘はどうも貞操観念がユルいらしく、飛行機の中でW杯の競漕チームの若者をさっそくゲット。キスしまくり。『…ママだって初恋は14歳じゃないの!』 アンネは夫と喧嘩して別居中…よくある話ですね。


アンネは、患者に鎮静剤を注射した直後に、針をうっかり指に刺してしまう。その直後に患者の容態は急変し、伝染病であることが発覚。体中から出血して次々と人が倒れていく中、アンネの指からも、大量の血がダラダラ…きゃああ、どうしよう!『…ママお願い、死んだりしないで!いい子にするから。』 …って小学生か! 『…タイなんて行かなきゃよかった。大嫌い、あんな国!』



『…仕方ない。ドイツまで飛ぼう。』 戦闘機に威嚇され、着陸を断念する機長。事態を重く見たドイツ政府は、特別チームを編成して対処。マスコミに知られないように、極秘で片付けるつもりらしい。厚生大臣のオバチャンがつぶやく一言がスゴい。 『…海に落ちればいいのに。』(爆笑) ううむ、さすがはドイツ。


111便は、東バイエルンの軍事基地に無事に着陸。映画が始まってまだ30分しか経ってないのに、もう地上かい(笑)。この時点で、戦いの舞台は空から陸へ移ります。まあ、「エアポート」ですからだ。しかし、そう簡単に解放されるはずもない。111便はそのまま牽引されて格納庫へ入れられ、シートをかけられる。『…このままコンクリートで固めてしまおう。誰1人として外に出すな!』



機内はパニック状態。W杯の競漕チームの連中は、若さあふれるバカっぷり。『…このままじゃ全滅だ。後方の客室を隔離部屋にしよう。感染してる奴らは全員追い出せ!』 ビニールシートで通路を塞いで、口にタオルを当てて…ってそんなんでいいのか。バカは風邪ひかんから、ウイルスもきっと大丈夫だ!


アンネ先生は、第8因子という血液凝固剤によって出血が止まった。主人公復活。感染者の1人となっても戦う彼女の姿は美しい。女優さん自体はあんまり美しくないけど、胸元ははちきれんばかりのエネルギッシュ・ウォーターメロン。防護服を着た医療スタッフが次々と機内に入り、発症者の血液サンプルを研究チームに回して分析開始。


第8因子によって変異体が発生することによって、数時間は症状を抑えられるらしい。『…第8因子を緊急手配だ!』 次々と運び込まれる第8因子。機内の感染者に次々と注射されていく。しかし、異変はまた起こる。別の変異体が発生し、急速に広がっていく。親ウイルスを押しのけて、攻撃性がアップ。『…いけない。血液凝固剤で血球がジェル状に固まってしまう。まるで朔だわ。ウイルスが変異して、逆の反応をする物質に変わってしまった。血流が止まってしまう。すぐに注射をやめて!』 …指示がコロコロ変わるので、パニックも増殖!


しかし、時すでに遅かった。注射された患者が次々と痙攣を起こして死んでいく。『…なぜ?どうして?』 パニックが拡大。 『…俺たちを殺す気か?殺せと命令されたか?そうに違いない、バカにするな!』 ユリアの彼氏フランクもあっさり死亡。 『…みんな聞け!戦わないと皆殺しにされるぞ!』 医療メスを奪うリーダー。『…こんなの我慢できねえ!終わりにするぞ!』 まさに、バカに刃物。しかし、この状況では彼の方が筋が通っていたりして?


研究チームは、モニターを見て 『…これは、殺し合いになるな。』 なんて言ってる。呑気なもんですねえ。機内では、注射器を持った女医師が責められ、暴れるバカを制止しようとして防護服をメスで切られてしまう。『…こりゃいかん。みんな早く出ろ!』 医療チームは、危険を感じて一斉に撤退。でも彼女はその場に取り残される。『…すまない。君は感染した。』 『…嫌よ!私も出して!』



バカリーダーは、機長をメスで脅す。『…離陸しろ!エンジンをかけろ!』 『…吹き飛ぶぞ。』 『…いいからやれ!』 ブワー!兵士たちが吹っ飛ぶ(爆笑)。 『…格納庫が崩れるぞ!』 『…うるせえ、ここから出たいんだ!』 暴走したバカは、もう手がつけられません!


アンネは、たまらずバカを説得。『…落ち着いて目的地を決めないとダメよ。無茶したら大変なことになるわ。』 バカをバカにしていた連邦警察のおっちゃんも、『…話し合おう!』 と応じてくる。すげえ、ブチ切れたバカは最強だ!困った時は、バカをリーダーに立てろ!


『…おい、どのくらい飛べる?』 『…2万4000キロだ。』 『…どこまで行ける?』 『…北極か太平洋のどこかだ。』 『…みんな聞いてくれ。離陸するぞ。南太平洋の島へ飛ぶ!』 『…ウホー!イエイ!』 喜んで騒ぐ乗客。元気だねえ、明るいねえ、みんな(笑)。



厚生大臣のオバチャンは、『…離陸させるべきじゃないわ。』 『…でも、これで解決できる。』 『…墜落でもしたら数千万人の被害が出るわ!』 『…こうなったら、突入しよう。事態は切迫している。』 『…でも、飛行機や格納庫が損傷したら?脱走者が出たら?手の打ちようがなくなれば、最終手段は爆破しかないわ!』 オバチャンは、どうしても爆破したいようですな。


研究室では、分析と実験が続いていた。『…体内でウイルス同士が遺伝子を交換し、変異し続けてるわ。機内は培養器よ。 変異はずっと続くはず。人間が新しい宿主になる。彼らは、世代ごとに変異していく。でも、ここ数時間、しばらく発症者はいないわ。このまま無害化するかも。』 はあ、そんなもんですか。そうなるといいですねえ。だけど映画的には、もっと暴れなきゃいかんところでしょうな。


連邦警察のブラント指揮官は、イラついてメガネ女教授に尋ねる。『…薬はまだですか?』 『…できたら渡すわ。』 『…いつ?』 『…私の死後ね。』 『…時間はありません。どうすれば。』 『…爆破するしかないわ!』 …アタマの切り替えが早い!恐るべしメガネ教授!



突入か爆破か。どっちも危険。墜落すれば大惨事。政府からは、『…必要なら爆破しろ。』 というテキトーな指示。これじゃ誰も責任取れないって。しかたなくブラントのおっちゃんは、単独で決行。『…全員、退避しろ!』


拳銃を構えて立ちはだかるダンナ。『…やめないと撃つぞ!』 『…離陸は許可できん。』 ダンナ発砲!当たるけど、格闘で負けてダンナはダウン。作戦続行。爆裂弾か何か、デカい弾を装填した銃を構える。その時、後ろからダンナが現れ、消火器で頭をゴン(笑)。弾はそれて、天井で爆発。無線を奪うダンナ。『…俺は、ブラント指揮官だ。ゲートを開けろ!』 『…了解。ゲートを開けます!』 …指揮官の声の違いってわかんないもんなの?



負傷した機長に代わって、ダンナが操縦することになった。『…アンネ、俺だ。開けろ!』 『…イヤよ!あなたも感染してしまうわ!』 『…同じ目に遭うなら、君と一緒にいたいんだ。』 『…タイに行く前に言ってよ!』 やれやれ、他のおっちゃんが気を利かして開けてくれて、抱き合ってムチュー(笑)。 『…頑固な人ね。』


家族3人でコクピットへ。『…パパ、ママ、もう逃げ合うのは終わりよ。』 真ん中の娘は、両親の手を握る。おいおい、娘がシートベルトを着用してませんが…このまま、手をつないでテイクオフ。間違いなく、娘は首の骨を折ってますな。



『…教授、大変です!恐ろしく破壊的なウイルスが血球をメチャクチャに…。』 『…これは、どういうこと?』 呆然とするメガネ教授。画面には、WARNINGの文字が。 …あんたら、全く役に立ちませんでしたね。


夕日に向かって飛び立ったドイツ航空111便は、太平洋に到達することなく北極海域でレーダーから消えたそうな…ああ、切な過ぎるラスト。これって実話?フィクションだとしたら、ずいぶんショボいですなあ。予算が足りなくて、途中で尻すぼみか?飛行時間は、全部で31分くらいといったところでしょうか。地球にやさしい、燃料節約エコロジーパニック映画ってことで。 …ようし、次いってみよう!





「デス・スピード」 (2009年カナダ)


お次は、車にまつわるお話。パッケージの写真では、クルマがあらゆるモノをぶっ壊しながら突っ走る姿が映っていますねえ。これは、怒りで暴走したドライバーと車のダイナミックなアクションか?


冒頭、カーレース中に事故が発生し、炎に包まれたレーサーが死亡。その17年後に、悪霊がクルマに宿って復讐開始…っておいおい、何でそんなに時間かかっちゃうワケ?あの世での準備期間が必要だったんでしょうか。復讐コースを購入するためにずっとバイトしてたとか?


クルマを武器に復讐するのはいいんだけど、「デス・レース2000年」みたいに轢き殺しまくるのかと思いきや、シートベルトでグイグイ締め付けて人体破壊したり、パワーウインドで首チョンパしたり、ワイパーで顔をサクサクしたり…といった具合に、実にセコいやり方。17年も準備して、その程度ですか…安いプランだなあ。どうにもパッとしない悪霊ですこと。



映画としては、そのかつてのライバルが主人公(笑)。彼は事故のショックでレーサーを辞め、トラックの運ちゃんをやってつつましく生きていたらしい。で、17年も経ってから突然勝負を挑まれたもんだから、おっさんは大慌て。よく調べてみれば、事故の原因は整備士が車をいじくったせいだとか…おいおい、それじゃあ、事故は主人公のせいじゃないじゃん!何で恨まれなきゃいかんの?恨みたいのはこっちだ、ちくしょう!


かくして、血で血を洗う、どうでもいい戦いが始まった。激しいバトルの末、悪霊カーは湖にドボン。しかし、自力で這い上がってきたりする…恐怖感は皆無。まあ、ガソリンがなくなったら終わりでしょう。だんだん眠くなってきてしまったので、後半は忘れました。最後は、スクラップ工場でつぶされて終了だったと思う。「溶解人間」みたいですね。


悪霊の元妻は、本当は主人公が好きだったそうで、娘の父親も実は主人公…っておいおい、そりゃあ、死んだレーサーも悪霊になるしかねえじゃん!お前、そんなんじゃ浮かばれないだろうなあ。


タイトルのわりに、スピード感はゼロでした。ちなみに原題は、「ファントム・レーサー」。レーサーの亡霊なんか全然姿を見せないじゃん。さては、恥ずかしがり屋の引っ込み思案か?そんな気弱な奴は、悪霊になんかなるんじゃねえ!もういっぺん修行して出直して来い!このウスラバカ!




「暴走特急 シベリアン・エクスプレス」 (2008年イギリス・ドイツ・スペイン・リトアニア)



この安いタイトルが、何だかもう暴走しています(笑)。スティーヴン・セガールや水野晴郎は一切関係ありませんのでご注意を。どうせなら、違うタイトルにした方がよかったかもね。


北京からモスクワに向かうアメリカ人夫婦は、移動手段として列車を選んだ。夫が鉄道マニアで、妻の趣味は写真…なかなかいい組み合わせですね。でも、のんびりした観光ムードで映画はスタートしますが、スペイン人の若いカップルが乗り込んできたあたりから、状況は怪しくなっていく…。


主人公である妻ジェシーを演じるのは、エミリー・モーティマー。 「シャッター・アイランド」で行方不明になった女ですな。彼女の持つ“受難の相”は、巻き込まれサスペンスに相応しいキャラ。夫ロイを演じるのは、ウッディ・ハレルソン。「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のような殺人鬼ではなく、無邪気で人なつっこいおじさんなので、期待はご法度。ここは、妻の暴走ぶりに期待しましょう。



スペイン男カルロスは、彼女がいる身でありながらも、ジェシーに執拗に接近。貞節な妻に見えるジェシー自身もまんざらでなさそう…実は彼女、かつてはアル中で男とやりまくって、服役経験もした輝かしい過去があったそうな。おとなしくて無害な夫に、もの足りなさを感じてしまっていたとしても不思議じゃない。いいじゃん、ジェシー、キミの人生なんだから。どうせ子供もいないし。


『…いいものを見せよう。』 カルロスはドアに鍵をかけると、バッグの中から大量のマトリョーシカを見せる。『…これは、普通に売ってるものと材質が違うんだ。高く売れる。物悲しそうな表情がいいだろ?』 楽しそうに語るカルロス。恋人のアビーが不審そうに見ても、どこ吹く風。



そんな中、列車はイルクーツクで停車カルロスとロイは、機関車の前で談笑。しかし、カルロスの目が怪しい。鉄パイプをおもむろに握り締めたところで場面転換。この直後、ロイが行方不明になってしまう!


取り乱したジェシーは、一緒にいたカルロスに問い正すも、彼は知らないと言う。さては殺したか?心配したジェシーは、次の駅で降りて情報を待つことにした。見知らぬ土地で、心細い思いになるジェシー。すると、カルロスたちがやって来る。『…俺たちもつき合うよ。』 3人は、同じホテルに宿泊。



翌日になって、ロイから連絡が入る。『…いやあ、まいったまいった。おかげで冒険したよ!夕方にはそっちに着くから。』 能天気なバカっぷりに閉口するジェシー。するとカルロスが、『…時間はたっぷりあるから、気分転換に観光しないか?いい写真が撮れるかも。』 断るジェシーであったが、積極的な誘いに根負けして、一緒にバスに乗ってしまうのであった…。ユルい女だなあ。「エアポート2010」のユリアとおんなじですね。さすがはアメリカ人。


ちなみに、演じるエミリー・モーティマーはイギリス出身。どこか影のある、ワケアリ顔がたまらなくセクシー。単なるアメリカ女とは一味違う雰囲気を感じさせるところが、かえって魅力的。さあ、心に満たされないモヤモヤを抱えた彼女の暴走が、いよいよ始まるぞ~!



バスを降り、雪原を延々と歩いていくと、古い城があった。『…美しいわ。』 感激して写真を撮りまくるジェシー。彼女が始めて開放的な笑顔を見せる。カルロスは、ジェシーの目を見つめる。ジェシーはついムラムラとしてしまって、何と自分からキスをしてしまう!息づかいは荒くなり、獣のように互いを求めて絡み合う2人…と思ったが、ジェシーは途中で拒否。『…やっぱりこんなのダメ!』(爆笑)


おいおい、ここまで来てそりゃねえだろ、というあんまりの場面。ジェシー逃げる、カルロス追う。『…いいじゃないか、ヤろうぜ。大丈夫、バレないって!』 しかしまあ、もう少しロマンチックな言葉を言えんのか?この時点で、コイツもとことんバカであることが判明。


カルロスの下品な言葉に逆上したジェシーは、手にした木材でカルロスの脳天を一撃。『…このアマ!』 『…いやあああ!』 ジェシーは何度も何度も、カルロスを殴打…ボカボカボカ!額から血を流して、カルロスはピクピクして絶命。


パッケージの説明では、レイプされかかったジェシーが誤って殺人をしてしまった、なんて書いてありましたが、これは過失致死とは言わんでしょう。絶対、殺す気で殴ってます(笑)。悪いことしたくてしたくてしょうがないっていうオーラが、バンバン出てましたよ。アタシを怒らせたアンタが悪い、ってね。気の毒なのはカルロス君…こりゃあ、相手が悪かったね。


返り血を浴びたコートを気にしながら、ジェシーは1人でホテルに戻る。ちょうど夫ロイが現れ、抱き合う2人。そのまま列車に乗り込み、旅を再開する2人。その列車を走って追いかけるのは、カルロスの彼女アビーであった…。『…カルロスはどこ?』



『…やあ、同志。』 ここで、大物ベン・キングスレーが登場。役柄は、ロシアの麻薬捜査官グリンコ。彼は英語が堪能であったので、通訳としてロイの窮地を救ってくれたらしい。彼らは同じ列車で同室となり、すっかり仲良くなっていた。一緒に食事をして、最近のヘロイン密輸の手口が巧妙であるという話を聞く。『…例えば、民芸品やオモチャの中に入れたりするんだ。』


ジェシーが部屋に戻ってバッグを開くとビックリ。カルロスのコレクションであるマトリョーシカが、大量に入っていたのだ!なぜ?いつのまに?グリンコの話を思い出した彼女は、これが麻薬であると直感した。…どうしよう。早く処分しなきゃ!


トイレに流そうとしたり、扉を開けて捨てようとしたりするが、ことごとく車掌に見つかってジャマされてしまう。停車中にゴミ箱とか焚き火のドラム缶に入れようとするも、今度はグリンコに邪魔されてしまう。半泣きになって、バッグを持って部屋に戻るジェシー。グリンコのおっちゃんは、すでにこの女は怪しいと目をつけているようです。



礼儀正しく、ジワジワと迫るグリンコ捜査官。よく考えたら彼もまた、「シャッター・アイランド」のイカレた精神科医でしたねえ。うしろめたい女を追い詰める権力オヤジというのは、なかなかおいしいポジションでんなあ。


『…ジェシー、ちょっと話がしたい。』 同僚のコルザックを伴い、捜査官は食堂車で尋問。『…君は嘘をついている。イルクーツクで君と若い男が一緒にいるのを支配人が見ているんだ。』 そこへ警察犬が登場ワンワンワン!思わず彼女は、その場を逃げ出してしまう。『…もう終わりだわ。ロイ、どうしよう!』



ジェシーは、マトリョーシカをグリンコに見せる。『…知らないうちに入ってたの。カルロスの物よ。』 しらばっくれるジェシー。『…恐怖で気が動転したんだ。』 夫は、前面的に弁護してくれる。マトリョ-シカの中身は、ヘロインだった。証拠品を捜査官に渡し、所持品検査を受けるジェシー。カメラの写真を見るグリンコだが、結構いい加減。普通は、没収するところでしょうに。やっぱり、相手がアメリカ人だと色々と面倒なんでしょうか?


一段落して、部屋でお茶する2人。『…食堂車に言って、砂糖をとってるわ。』 しかし、扉を開けるとそこは外であった(爆笑)。『…きゃあああ!』 ここは、走行中の列車の最後尾?


何と、他の車両は切り離され、彼らと捜査官2人しか列車には残っていなかった。『…これは一体どういうことだ?あんたらは何者だ!』 立場をよくわかっていないロイは普通に抗議。相手は銃を発砲。一気に大人しくなるロイ(笑)。『…奥さんは、何か隠していることがあるようだ。』 列車は停止。山小屋に連行される2人。そこには、拷問を受けているアビーがいた。顔は殴られて変形、脚には無数の切り傷…。驚愕するジェシー。



『…ドラッグを取り戻したろ?』 ロイの問いに、グリンコはあっさり答える。『…ドラッグなんて構わん。数キロのドラッグでは騒がない。運び人が盗むことくらい計算済みだ。だが、金を盗む連中には容赦しない!アビーはカルロスの行方を知らないらしい。そして金も持っていない。だからこう考えた。カルロスを見つければ、金も見つかる。』 足をナイフでズタズタに切られ続けて絶叫しているアビーを目の当たりにして、ジェシーは口を開いた。『…一緒にバスに乗ったの!あの男と一緒に出かけたわ!』 …今度は、ロイが驚いた!


『…古い教会で写真を撮ったけど、そのまま帰ったから後は知らない。』 そこまでしか言えなかった。で、そこでいったん拷問と尋問が終わる。休憩ですか? 『…しばらく2人で話すがいい。』 体を縛ることもせず、靴を預かっただけ。ずいぶんユルいでんなあ。逃げろと言わんばかり。


『…置いていかないで、助けて。』 何も知らないアビーは、純粋に懇願する。しかしジェシーは、血だらけの彼女の脚をむんずと掴む(爆笑)! 『…ぎゃあああ!』 すげえ、極悪女の暴走は続く!ジェシー恐るべし!



アビーを置き去りにして、ドアの鍵を壊して2人は逃亡。ずいぶん簡単なんですね。停車した列車に乗り込んで、ロイのオタク知識により何とか発車。グリンコとコルザックは、徒歩で追いかけて来て乗車。ロイに銃を突きつけて、ジェシーを脅す。『…やい、カルロスはどこだ?言え!』 だからさっきそこまで聞けばよかったじゃん! 『…死んだわ!あたしが殺したのよ!』


唖然とするグリンコ。その間に、列車はゆっくりと暴走。で、反対から来たもう一つの列車とあっさり正面衝突…グワシャーン。ははあ、ここがパッケージの場面なんですね。かなり違うようですけど。爆発しないし、昼間だし。



衝突した列車からは、兵隊がたくさん降りてきた。グリンコは、とっさにコルザックを射殺。『…私は麻薬捜査官だ。2人のアメリカ人の人質を救出した!犯人はコルザックだ。』 『…待って、その男は悪党よ!』 …あんたもな!


担架で運ばれるジェシー。『…あの男に殺されかけたの!』 『…彼女は何て言ってるんだ?』 と聞かれてグリンコは、『…全くわからん。』(爆笑) 『…待って、お願い、話を聞いて。その男が私たちを…。』 酸素マスクで眠りに落ちるジェシー。悪運の強い女。



モスクワで事情聴衆。グリンコは、当局と組織に追われています。奥さんの写真が有力な証拠になりました。ロシア当局と共に組織を摘発できそうです。カメラをお返しします。自分の殺人の証拠はちゃっかり消して、お手柄写真で逆転勝利とは、大した女ですな。ニンマリ笑うジェシー。あなたがたに一つ助言しておきましょう。知らない人と話さない方がいい。…わかったか、ロイ!


供述にサイン。帰りの飛行機の中で熱いキス。もう平気みたい…すげえ犯罪ツアーですこと。


アビーを見舞うジェシー。『…アビー、話があるの。』 びっこを引いて歩くアビー。犯行現場で、カルロスのバッグを見つける。中から、大量の金が…。これは口止め料と手切れ金ですね、ジェシー。



そして、また犯罪の旅を続けるデンジャラス・カップルでございました…チャンチャン。






以上で、今回の探検は終了。隊員の諸君、長旅おつかれ様でした。


肩ならしのつもりが、こんなに長くなってしまいました。このパワーを使って、劇場映画の記事書けよ、って感じですね(笑)。



そんなわけで、次回より劇場映画の記事を、ユルユルと再開します。くれぐれも、期待しないでお待ち下さい。 …俺の8月はまだまだ続くぜ!





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2010-01-17

新春ネタ探スペシャル第3弾 ~巨大生物パニック編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

ネタ探といえば、巨大生物モノが王道。今年も、選りすぐりのパニック映画をたくさん紹介したいと思います。新春特別企画、ネタ探まつり第3弾。今回は長旅になりそう。怪獣映画2本立て。…覚悟して挑戦すべし!




「スネーク・ダイブ」 (2008年アメリカ)


パッケージの写真では、潜水艦と巨大な海ヘビが死闘を展開しています。おおっ、これは「海底軍艦」の轟天号といったところでしょうか。ようし、今年最初の生物パニック映画はコレでいこう!


東シナ海のマンクー島。主人公は、軍の依頼で毒ヘビの研究をしている女性科学者アンドレア。これは、ちょっとした美人。で、助手の男はいかにもなバカ。ははあ、コイツが悪さをするんですな。


中国の核実験の放射能の影響だそうで、突如無理矢理な巨大なヘビ(安いCG)が出現。現地人をパクリと食べてしまう。恐怖を感じるヒマもなく、あっけにとられる脱力場面。こりゃあ、ツカミ失敗かな?


ここで、トムベレンジャー登場。軍規違反で処分を受けたオニール中佐に、極秘指令を出す。『…太平洋真珠湾基地で、潜水艦サンタミラ号が台湾に売却された。こいつを台湾に届けてくれ。この任務を引き受けてくれたら上官に逆らった一件は何とかする。』


オニール艦長が任務を遂行中、問題が発生。中国の艦隊が大規模な演習を始めたとのこと。このままでは、毒ヘビ研究島が囲まれる危険性があるので、撤収の指示が出される。…ははあ、中国に黙って進めていた、うしろめたい研究だったんですね。


しかし、遠すぎて他の艦では間に合わず、 たまたま一番近い位置にいるのがサンタミラ号だった。『…極秘指令だ。研究員2名を救出に向かえ。』 了承するオニール中佐。でも、装備はなし。拳銃だけ。ええっ?じゃあ、あのパッケージの絵は大ウソ?魚雷とか撃たないの? 『…進路変更だ!』 全然盛り上がらねえよ、おっさん!


一方、島では撤収の準備をしていた。『…ヘビは、4匹を残して処分すること。いいわね。』 しかし、このバカ助手が素直に従うはずもない。『…ヒッヒッヒ、これは高く売れるから、内緒で全部持っていこう。』 しかしまあ、ヘビを入れる容器がチャチだこと。箱なんだかバッグなんだかわからんが、誰でも簡単に開けられそうですね。しかも、不注意で血清のビンを壊してしまう徹底ぶりには感心させられます。


サンタミラ号が島に到着し、積荷と研究員2人を乗せる。『…中身は?』 『…機密だ。』 そう言われると、余計に気になってしまうのが人情。どうやら、艦内にもバカ兵士がいました。『…ちょっとくらい見てもいいだろう、ヘッヘッヘ。』 出航直後に、バカ兵士が箱をオープン。毒ヘビたちが、艦内に解き放たれてしまった!



ヘビに噛まれたバカ兵士は、毒がまわって重態。軍医の診断は、『…伝染病の可能性がある。マラリアかもしれない。』 ううむ、呑気だなあ。変な噛み傷を見つけても、毒ヘビという発想はわかないらしい。医療道具も全然ないから、検査も治療もできんらしい。 …いよいよ、絶対絶命か?


毒ヘビたちが、艦内をウニョウニョとうろつき回る。積荷の正体は毒ヘビだったことが判明し、みんな大騒ぎ。しかも、血清は3本しかない。脱皮して大きくなる毒ヘビ…いやいや、まだ微妙に小さいぞ。冒頭に出てきた奴のサイズになる前に、映画が終わっちゃうかもしれんな。


潜水艦が傾くたびに、毒ヘビニョロニョロ、振動でニョロニョロ、兵士をガブリ。だんだん減っていく乗組員。アンドレア博士は、艦内の異変に気づき、バカ助手を問い詰める。『…処分しなかったの?』 『…殺すなんてもったいないじゃないか。』 『…20匹全部持ち込んだの?』 …ううむ、20匹とは微妙な数だなあ(苦笑)。



バカ助手は、血清を独り占めしようとして盗む。しかし、魚雷室で多数の毒ヘビたちに囲まれて格闘。そこらじゅうをカンカン、コンコン。この音がソナーに引っかかり、中国軍が探知。魚雷を発射されてしまう…おお、パッケージの写真に写っていた魚雷は、中国製かよ!


微妙なサイズの中型ヘビが登場し、バカ助手をガブリ。血清を自分に注射するが、拒否反応でショック死…ザ・自業自得。つまんねえ悪役だなあ。ここで根性出さんかい!


アンドレア博士も噛まれるが、こっちには血清が効いたらしく、クールな表情。しかし、この主人公は影が薄いなあ。せっかくの美人なのに、もったいないですねえ。どちらかといえば、艦長の方が主役か。じゃあ、こっちといい感じに…ならないなあ(泣)。何だか、人間的な見せ場がないなあ。


オニール艦長は、デカヘビと格闘。ナイフで立ち向かうが、迫力ゼロ。電気コードを引っこ抜いてビビビ…デカヘビ絶命。やっぱり、冒頭の奴の方がデカかったせいで、クライマックスが盛り上がらんこと。だったら、最初から出さなきゃいいのにね。ロマンスも皆無で、ユル~く終了。あらら。



やっぱりねえ、俺的には毒ヘビを魚雷に仕込んで発射。それが海中で巨大化。中国艦隊を蹴散らして、サンタミラ号に襲い掛かる。アンドレア博士とオニール中佐の尽力で、血清エキスを仕込んだ秘密兵器魚雷が完成。一発しか発射できない魚雷の撃つタイミングを狙って、怪獣と死闘を繰り広げる…って感じにして欲しかったなあ。 …ようし、次いってみよう!




「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス」 (2009年アメリカ)



パッケージのコピーは、『…勝者は海の王者となる。』 おおお、これは怪獣映画のノリでんなあ。デカいサメ怪獣と、デカいタコ怪獣が戦う物語。どちらが海を制するのか、いざ、勝負!


アラスカ沖で、海洋調査が行われていた。主人公は、潜水艇を操るアメリカの女性科学者エマ。演じるのは、デボラ・ギブソン。彼女は、’80年代にヒットした歌手のデビー・ギブソンと同一人物。「ロスト・イン・ユア・アイズ」 の歌声がカワイかったなあ。現在39歳。まだまだイケてるお姉さんです。


冒頭、彼女の指先にご注目。パネルを操作する左手がアップになると、黒いマニキュアが。しかし、操縦桿を握る彼女の右手は、ノーマルな指先。ううむ、左手だけに黒いマニキュアをする趣味なんでしょうか。何回も映るので、ちょっと気になってしまいました。


海の生物にうっとりするエマ。『…クジラがきれい。群れが来るわ。』 しかし、その上空では、航空ミサイル軍のソナーテストが、極秘に実行されようとしていた。 『…誰もいません。投下します。』 その途端、クジラが驚いて暴走。異変に気づいたエマは、どうすることもできない。『…低周波探知機だわ。これは違法よ!』 クジラたちは、次々と氷壁に体当たり。上空のヘリも、何故か氷壁に激突して大破。そして、氷の中から出現したのは、巨大なサメとタコであった…。


『…変なものを見た気がするの。』 エマは、自分が何を見たのか理解できなかった。そんな時、巨大クジラの死骸が海岸に打ち上げられたとの知らせが入る。『…これはきっと、タンカーのプロペラでやられたんだろう。』 それって、スクリューのこと?『…これは、北の海岸で見たサメの傷に似ているわ。』 『…おいおい、生物だっていうのか?そんな破壊的な生物は君くらいしかいない。実験用の潜水艇を盗んで乗り回しやがって。修理に50万ドル以上かかるんだぞ。家に帰って反省してろ。聴聞会は明日だ!』 『…私は間違っていない!絶対海に何かいるわ!』


日本海沿岸にある、コバヤシ採掘プラットホーム。いわゆる、石油採掘基地ですな。日本海って、実は石油が取れるんです。国内消費量の0.3%くらいだけど。そんな大切な基地に、タコ怪獣が襲い掛かる。ぎゃあ、ジャイアント・オクトパスだ!テンタクルズだ!巨大な触手が基地をウニョウニョ、襲撃を受けた基地は完全に破壊されてしまう。そして変なうなり声…う~ん、ちょっとガメラ入ってるかなあ。ゆっくりまばたきする、不気味なタコ怪獣。


場面は変わって、東京拘置所。海洋研究所のシマダセイジ登場。明らかに中国人俳優ですな。怪獣襲撃事件は、建築ミスの事故として処理されていた。唯一の生存者は、拘束されていた。『…あなたに質問したい。実際に見たモノについて話して下さい。』 『…奴の目を見た。』 シマダ博士は、彼の描いたタコの絵を見て愕然とするのだった…。


飛行中の旅客機。気流が乱れて揺れる機内。『…大丈夫ですよ。』 穏やかに話すCAをあざ笑うかのように、窓の外にメガ・シャーク出現。ぎゃあ、サメが空を飛んでいる!デカい口をパックリ開けて、飛行中のジャンボをパクリ(爆笑)。すげえ、旅客機って上空1万メートル以上の高さを飛んでいるはずなのに、そこまでジャンプするとは、何という跳躍力を持ったサメだ!しかも、サメのサイズは、ジャンボよりデカかった(笑)。う~む、大勢の人間が乗っていることを、血のニオイで嗅ぎつけたんでしょうか。


味をしめたメガ・シャークは、太平洋上の米軍駆逐艦も襲う。砲撃よりも、奴のスピードの方が上回っていた。忍者のように泳ぎまくり、駆逐艦をガブリ。『…ぎゃあああ!』 艦長の絶叫で暗転。奴はきっと、人間よりも鉄骨が好きなんですね。



エマは、恩師であるサンダース教授を訪ねる。『…君には色々助けてもらった。今度は私が力になろう。』 ここにシマダ博士も加わり、怪獣に関する調査チームが結成される。エマが、クジラの死骸から抜き取った巨大な歯は、1800年前に生存していた最強の捕食生物、メガロドンのものであることが判明。150年前に絶滅した 復活した古代生物が、凶暴になって人類を襲う!


シマダ博士が持参した生存者の描いたスケッチと、潜水艇のカメラ映像から、日本に出現した怪獣は、巨大なタコ怪獣であると断定。メガロドンの連れは、奴とは異質の生物らしい。さらに調査を進めていく。


しかし、突然、教授宅に兵士が侵入。3人は拘束されてしまう。海軍航空基地に連行され、改めて米軍から協力を依頼される。『…我々は予想もしなかった脅威にさらされている。シマダ博士、日本政府は我々に、君を自由に使えと言った。君の運命は俺が握っている。『…私たちに何を?』 『…奴を止めろ。このままでは、奴に海を乗っ取られるぞ!』 『…破壊ではなく、捕獲するのが条件よ。』 かくして、合同作戦が開始されるのであった。


『…サンフランシスコ湾と東京湾が条件に合う。奴を封じ込めればいい。』 『…どうやって?招待状でも送るのか?』 いいねえ、こういうバカジョーク。さすがはアメリカ人だ。問題は、どうやっておびきよせるか。いい案が浮かばないまま、いつしかエマとシマダの間に恋が芽生えていくのであった…。


『…海に魅了されてるの。私は海の一部よ。』 『…僕もだ。僕の両親は猟師だった。だけど、網にかかったイルカを見て、僕はつらくなった。命の奪うのではなく、命を生かす仕事をしたくて今の仕事についたんだ。』 『…どんな嵐が来ても恐怖はないわ。』 『…僕もだ。』 ベッドを共にした後に、匂いでおびき寄せる作戦を思いつく。捕獲案、一丁あがり!



『…生殖本能に働きかけるフェロモンは、磁石になるわ。』 『…サンフランシスコ湾と東京湾にフェロモンを撒く。サメもタコも、メスがいると思い込み、湾内に誘導される。数百万年も凍らされてたら、欲求不満にもなるだろ?』 エマはサンフランシスコへ、シマダは東京へ向かうのであった。『…サヨナ~ラ!』


『…サンフランシスコ湾内には、洞窟があるの。ここなら民間人もいないし、入ったら出られないわ。』 『…誰が誘導する?』 『…私がやるわ!』 こうして、サンフランシスコ・フェロモン誘導作戦が実行された。


潜水艇に教授とエマが同乗。フェロモンのタンクを投下しようとするが、アームが故障して外れない。そこに、メガ・シャークが接近。エマは、アームを岩にぶつけて無理矢理外そうとする。メガ・シャークの速度は500ノット。ジェット機より速い。動けない潜水艇。『…作戦コード、 ニモ発動。科学者は捨てる。合図したら砲撃せよ。』 でも合図待てずに砲撃開始。ドカンドカン。サメの横でCG爆発がパチンパチン…ああ、ショボいなあ(涙)。もうちょい何とかならんか?


『…視界不良で確認できません。』 『…再度砲撃だ!』 …だから見えないって言ってるだろーが! 『…レーダーには映ってません。』 『…ようし、目標を破壊した!ウッホー、やったぞ成功だ!』 ヌカ喜びする兵士たち。


『…待って、何か聞こえます。』 『…回避間に合いません!』 メガ・シャークは、海上に頭を出すと同時に、駆逐艦をガブー!『…ぎゃあああ!』 撃沈。メガちゃんは勢いに乗って、そのままゴールデンゲートブリッジへ。車が行きかう橋に、大口を開けて、丸ごとバクー!(超爆笑) そのまま、レーダーから消えてしまった…完敗ですな。


一方、東京のシマダも失敗。『…誘導には成功したが、攻撃に怒ったタコが今まで以上に凶暴化して…地獄でした。』 タコってやっぱり、怒ると赤くなるんでしょうかねえ。『…敵は進路を変更、逃げていった模様。レーダーから消えました。次の手を考えます。』



『…ミサイルは通用しない。こうなったら核を使おう。唯一の有効手段だ。世界が破滅する前に政府に勧める。』 やっぱりアメリカはすぐに核を使いたがる。いいねえ、特撮映画はこういうバカ軍人がいないと盛り上がらん。『…このままでは海洋生物も海も放射性物質に汚染されてしまうわ。早く何か考えなくては…!』


『…サメ対タコよ!お互いに対決させるの!』 うれしそうだなあ、ねえちゃん。『…数百年前の闘いの決着をつけさせればいい。素晴らしい!』 シマダはそのアイディアを絶賛。捕獲という言葉はもうどこかに行ってしまったようですね。『…前と同じフェロモンを使えばいい。彼らは戦いの最中に凍った。氷河期が来ても、彼らは逃げずに残って戦い続けた。』 『…生存本能を上回るほど憎み合ってる証拠よ。そこに賭けるしかないわ。』


おお、何だか東宝怪獣映画っぽくなってきたぞ。だけど、最初に氷が割れて飛び出した時にはすぐに戦わなかったよなあ。ははあ、これは寝ぼけて記憶が混乱していたせいですね、きっと。そういうことを考えちゃいけないんですよね。



『…兵力では、彼らの生理機能にかなわない。だが、それぞれの持つ破壊的な威力で戦わせれば、どっちも破滅する。』 もっともらしい、投げやりな考えですな。黙って見てれば楽だもんネ。 


『…レーダーに映らない。偵察機も捕捉できない。海底に潜ってしまっている。』 『…彼らは頭がいい。それにストレスで加速している。イラ立った魚群は、3倍の速度で泳ぐ。』 『…イラ立っているのは、人間の方だ。』 観客もな!


原子力潜水艦登場。エマはサメを、シマダはタコを誘導して北の海へ向かう。やっぱり、寒い方へいくんだなあ。『…このまま北へ向かうと、海が荒れる』 『…あら、艦長は荒れる海が恐いの?』 挑発するエマ。『…解決策はあるのか?』 『…果し合いよ!』 カッコいいなあ、ねえちゃん。’70年代の青春ドラマみたいですな。



航行中、ロシアのタンカーがテロリストに乗っ取られ、サメの攻撃を受けたとの知らせが入る。『…奴は、悪者退治もするのか。』 『…加速して、奴の前に出ましょう。原潜を追わせるのよ!』 『…進路変更!』


しかし、メガ・シャークはこちらの動きを察知して近寄ってくる。ドカン!艦内に衝撃。体当たり?『…真上にいます。』 『…全速前進。怪物を連れて直進するぞ!魚雷発射!』 ひゅ~んとハズレ。よけているようにも見えんが(笑)。サメが再接近。ああやられる…と思った瞬間、別の角度から砲撃が。おお、米軍の海軍艦隊だ。『…お待たせしました。何とか間に合いました。』 『…ようし、一斉射撃を浴びせろ!』



しかし、後方から突如としてタコが出現。 触手ニョロニョロ。バシバシと原潜を叩く。ああ、このショボさがタマらんなあ。高速で移動中のはずなんだけど、まるで止まってるみたいでした(苦笑)。タコにやられて原潜はボコボコにされ、5隻全滅。通信不能…ああ、何しに出て来たんだか(泣)。


『…左舷300メートルにタコが!面舵いっぱい!』 『…待て、この50キロ先に氷の海溝があるんだ。緊急用エンジン作動!』 『…艦が壊れます。』 『…これは命令だ!作動させろ!』 臆病艦長がブチ切れた!ヒイヒイ言いながら、操舵士は緊急用エンジンを作動。


『…海溝まで20メートル。』 しかしその時、操縦桿を握る操舵士の精神が限界に達した。このままじゃ、岩壁にぶつかる。もうイヤだ!』 突如、持ち場を離れるバカ男。銃を抜いて艦長に突きつける。『…巻き添えはイヤだああ!』 …ってアホか。銃を下ろせと銃を抜く。こんな時ににらみ合いかよ。


『…海溝まで10メートル。』 …あれれ、いやにゆっくりじゃねえ?サメも付き合ってゆっくり追跡か?チャリンコじゃねえんだぞ。DVDプレイヤーを巻き戻して確認したら、40秒かかって10メートルしか進んでいませんでした(笑)。深海って、そういうもんなのか?



艦長、飛び掛る。エマが殴る。教授が操縦桿を握る。彼は元海軍兵だった。『…加速するぞ。突入だ!全員つかまれ!』 『…魚雷は?』 『…あと1発です。』 『…発射!』 バシュー、サメのアタマにゴン!(爆笑) 『…命中です!』 『…イエイ!』 喜ぶ艦内一同。あんまり効いてないと思うけど、盛り上がってるからまあいいか。『…艦長、敵はまだ生きてます。』 また深刻になる艦内(笑)。だからさあ、ミサイルも効かない相手だって言ってたじゃん!


ああ、もう追いつかれる。『…接触まで3秒 3.2.1…。』 その時、サメの尻尾を何かが捕らえた。おお、タコだ!タコの触手がサメに巻きついていく。もがくサメと、吸い付くタコ。う~む…戦ってるというより、愛し合っているように見えるのは気のせいか?そうかあ、これは愛のプレイだったのかもしれんなあ。


しかし、サメも応戦。タコの触手をガブッと食いちぎった!赤い血が噴出し、双方離れる。ここでインターバルか。今度はタコをサメが追いかける。タコはすかさず、後方にスミを放射!また距離が開く。 『…どっちが優勢だ?』 『…よくわかりません。』 『…観戦してないで逃げよう。浮上しろ。』


浮上して潜望鏡を覗くと、見たような風景。『…ここ、前にも来たわ。クジラの群れを見たの。』 冒頭に出たアラスカの海ですな。しかし次の瞬間、すごい衝撃が。『…船体に複数の亀裂が。舵が反応しません。』 メガ・シャークが潜水艦をガブー。何だか、カミカミしてます。おいおい、またずいぶんデカくなってねえか?さっきとスケールが合わんぞ。


モガモガ動きながら、何とかサメの口から離脱。さすがは潜水艦、頑丈な装甲ですねえ。ジェット機やゴールデンゲートブリッジなんかと材質が違うんでしょうねえ。



『…ミサイルを準備しろ。』 あ、まだ武器残ってたんだ。『…一緒に吹っ飛ぶぞ。』 『…敵の動きが早すぎて照準が合わせられません。』 『…小型潜水艇へ乗り込め。艦を捨てて逃げるんだ。行け!』 エマと教授たちは移動。サメは直進して向かってくる。艦長は残って魚雷を発射。小型潜水艇は離脱。サメが追いついてガブリ。後ろ半分がぶっちぎれる。やっぱり、大きさが合わんような気がする。


シマダ博士の乗った日本籍潜水艦、タイフーンが到着するが、タコにつかまってぞうきんしぼり状態に。この男、あんまり役に立たんなあ。『…ああ、セイジ!イヤあああ!』 エマ突撃。しかし、サメもやってくる。戦いはまだ終わってなかった。第2ラウンド開始、格闘再開。


しっかし、おんなじ映像ばっかりですなあ。体当たり、グルグル、足食いちぎり。画面を反転させているだけですな。やっぱり、痴話ゲンカだったんでしょうか。愛の営みだったんでしょうか。両者もみあったまま、海底へ沈んでいく…。これって、引き分け?


『…ようやく、1800年前の決着がついたな。』 ついてねーよ! 『…誰か聞こえるか?』 シマダ博士は生存していた。喜ぶエマ。『…これは奇跡だ。』



ラストシーンは海岸。イチャつく2人。『…あたし、家庭的じゃないわよ、人魚だから。』 『…海が僕らの家だ。』 ラブラブの2人の前に、教授が現れる。『…新たな冒険だ。北海で未知の生物がいるらしい。』 顔を見合わせて、笑う2人。彼らの冒険は、まだまだ続くのであった…チャンチャン。


特撮のショボさは、まあしょうがないでしょう。でもこの映画、気合いと情熱は充分に感じられる1本です。正月のタコをつっつきながら、酔っ払って観戦しましょう。




新春特別企画、ネタ探まつり第3弾がようやく終了。今回が一番長かったッス。書く方も疲れるけど、読まされる方はもっと疲れるでしょうな。読者の皆様、大変お疲れさまでした。今年にかける桑畑隊長の意気込みを感じていただけたら幸いです。


では、次回から、劇場映画の記事を再開したいと思います。今年に入って、すでに3本見ていますので、近いうちに出すことになるでしょう。くれぐれも、期待しないでお待ち下さい。



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2010-01-06

新春ネタ探スペシャル第2弾 ~真冬の心霊編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

毎日、寒い日が続きますねえ。そんなあなたに、真冬の心霊スペシャル(笑)。寒中水泳があるくらいだから、寒中怪談なんてのがあってもいいでしょう。 …お化けには、シーズンオフはありませんから…ウッヒッヒ。




「怪奇!アンビリーバブル 実証!死の携帯写真」



おなじみ、ブロードウエイ製作のアレです。やっぱり、心霊写真にはロマンがあるんだなあ。合成かどうかはともかく、アートな魅力を放つジャンルであることは間違いない。本物かニセモノかについてはあまり興味がないので、インパクトのある、プロの心霊写真幽霊トップモデルを希望します。



男の背後に、ロン毛の女の霊が写り込んだ写真。彼には、心あたりがあった。出会い系サイトで知り合った女と、その日にホテルイン。アヘアヘしていると、鏡に映った女の顔がゾンビになっていた(笑)。 『…ぎゃあ!』 『…どうしたの?』 彼女の顔に異常はなかった。何だか、「ゼイリブ」「牡丹燈籠」みたいですな。


そして、朝になると女はいなかった…っておいおい、お泊りしたんかい(笑)。結局最後まで一緒に過ごしたんかい(笑)。しっかり眠ったんかい(笑)。呑気な被害者だなあ。


その後、謎のメールが彼に届く。 『…おまえも死ね。』 どうやら、そこは幽霊が出没するサイトらしい。すげえ、幽霊と知り合えるサイトなんて魅力的じゃん!そのメールは、どうやっても返信できないらしい。しかも、メルアドを変えてもまた来るらしい。返信できないと死ぬらしい…じゃあ、どうしろと?


ふうん、ただ “死ね” って命令するだけなの?何だか迫力のない幽霊だなあ。ヤラせてあげたんだから、命で払いなってことですか。セコいなあ。肉体を持つ人間に抱いてもらったんだから、幽霊のあんたが払うのが筋じゃねえのか?ヤラせ逃げして、命まで奪うとは、ふてえ野郎だ。この、ぼったくり幽霊!


で、取材中にスタッフにも次々と死のメールが来て、パニックになっておしまい。…何じゃそりゃ。



お次は、メジャーデビューを目指すアイドル3人組を取った写真に霊が。どうやら、本当は4人組みのグループで、ダンスがうまい1人の女の子が、メンバーからいやがらせを受けて脱退。事故にあって半身不随になったそうな。メンバーを恨んだその生霊の仕業ではないかと。しかも、その罪を他のメンバー同士で押し付けているありさま。彼女たちは、もともと仲が悪いみたいですね。


これじゃ間違いなく売れないだろうし、売れたとしても、仲間割れでトラブルが絶えないことでしょう。どうしてもメジャーデビューしたいなら、生霊をリーダーにして再結成した方がいいですね。心霊アイドル・オンリョウズ。ファンクラブの会費は、寿命ローンで!



最後は、山で撮影した写真に女の子の霊が。言われてもよくわからんなあ。写真男は、夜な夜な女の子の声が聞こえるという。取材すると、過去に山で失踪した女の子がいたという。当事者の家を訪ねると、女性がインタビューに応じてくれた。『…その子は、あたしの双子の妹です。転落死でした。遺体も見つかっています。失踪なんかじゃありません!』 …なるほど、失踪してから死んだんですね。


彼女の話によると、妹はいじめられていたらしいとのこと。しかし、周囲の取材では、いじめていたのは姉自身であるという。で、取材スタッフは直球質問すると、怒っていなくなってしまった(笑)。それ以来彼女とは連絡がとれなくなった…っておいおい、家わかってるのに。また失踪?失踪シスターズ?それって、神霊狩?


取材スタッフは山へ。そこで謎の女に遭遇…っておいおい、さっきの女じゃん!おんなじ服着てるし。スタッフが追いかけようとすると、彼女はすぐにいなくなってしまった。たぶん、ここは行動範囲なのかな。きっと近所の裏山なんでしょう。取材を続けようとするが、リポーターの女性が突然体不調に。これ以上の取材は危険であると判断して終了。後から取材映像をチェックすると、そこに映っていたのは何とあの女性だった…ってすぐにわかるだろ!今気づいたんかい!





「ほんとにあった!呪いのビデオ 35」



同じくブロードウェイの老舗シリーズ。もう35本目となりました。またかよ、と思いながらも毎回レンタルしてしまう。俺はきっと、このシリーズをパーフェクトに全部見ていることになるんでしょうな。ただし、2巻目だけは手違いで2回見てしまいましたが…。(「わたしの恐怖体験」参照)



冒頭のジイさん幽霊は、つかみの一発目としてはバカっぽすぎるような気がする。出方が露骨というか、お化けだぞ~って感じ。早くも、脱力感タップリ。


しかしながら、海岸の水着のお姉ちゃんたちのいるところに出た手の幽霊は爆笑でした。これはエロいでんなあ。眠っているところを起こさずに放っておいたら、もっとスゴい展開になっていたかもしれない。


家族旅行での窓のお姉さん幽霊も、いかにもという感じでつまんない。無理矢理こっち目線というのもわざとらしい。ラブホでの映像は、シャワー場面なんかもあったりしてちょっとワクワク。幽霊のお姉さんは、あたしの方がいいカラダしてるわよ、ってな感じで迫ってくる…うっひょ~!旅館に出た女の方がキレイだったかな。


その他、暗闇の手とか、逆さ顔とか、一瞬映る目のドアップとか、使い古されたパターンが続く。はい、今回もパッとしませんでした。ナレーションの中村義洋のおっちゃんの声だけはまだ健在。


最近は、スタッフの揉め事があったり、失踪したり、事務所に霊現象が起きたりといった別企画もあったんですが、今回は、純粋に心霊映像のみ。そのシンプルな姿勢は評価すべきだけど、内容がちょっとなあ。



この企画は、投稿VTRが素材ということになっているので、そうそうスゴい映像があるもんでもない。合成か本物かはさておき、できれば盛り上がるものにしましょうよ。現役の幽霊のみなさんは、CG合成だと疑われるようなケチな出方は避けましょう。この目線で、この角度から映ったらあたしは一番コワいという、プロ根性を見せて下さいな。安っぽい出方だと、人間にナメられますぜ。


俺が幽霊側だったら、もっと違うアプローチをすると思う。幽霊だって、何か理由があって出てくるはず。だったら、そのメッセージが伝わるような出方をして欲しいし、受け取る側もそういう受け入れ態勢で臨むべきだ。そういう、深い意味をこめた心霊映像こそが、極上のアートだと思うんですね。


心霊映像というのは、心霊写真よりもインパクトのあるジャンル。写真には写真の、映像には映像独自の迫力がある。 …出でよ、プロの幽霊。 そして、最強の心霊映像を見せてくれ!





「韓国都市怪談」


都市伝説じゃなくて、都市怪談。微妙な言い回しだなあと思いつつレンタル。2話収録してあるらしく、1話目は、 「見知らぬ夫」。交通事故で記憶を失った女の前に、夫だと名乗る見知らぬ男が現れる。う~む、すでにニセモノくさいですなあ。コイツが仕組んだんじゃねえの?


でも、そういうミスリードをしておいて、実はこうでした、なんて展開なんだろうなあって思っていると…そのまんまだった!うわー、ある意味衝撃だけど、つまらん。最後に精神病の説明が出て、カプグラ症候群だそうな。チェック項目が、全部で5つ。へえ、幽霊とか怪奇現象じゃなくて、精神の異常ということですか…怪談としてはユルいですなあ。



そんな調子で第2話 「スマイルクイーン」。スチュワーデス…じゃなかった、キャビンウルトラマイルド…ってそれは俺が吸うタバコ。ええと、キャビンアテンダントっていうんだっけ。客室乗務員ですよね。


主人公は、笑顔が魅力的なCA。若い同僚に嫉妬する、いかにもなオバサンが彼女をイジメます。そのババアの悪口を言って主人公の見方になってくれる同僚がいる。ははあ、これは2人でこのクソババアを殺すんですな。キャビンアテンダント殺人レポートですな。


彼女には、浪人生の恋人がいた。でも、金持ちの男に誘われてついていってしまう(おいおい)。レイプされそうになり、必死で抵抗してしていると、同僚の女が現れ、男を撲殺。2人で死体処理…ううむ、これはきっと同一人物ですな。多重人格か何かですね。



で、オニババアもついでに殺す(爆笑)。2人で死体処理をして、仲間割れをして、自分で自分の首を絞めて、彼氏に助けられて、彼氏は試験にパスしてハッピーエンド。ラストでスマイルクイーンの笑顔はダークな微笑みに変わるのだった…うわー、超ダサダサですなあ。ディスコに流れる音楽が異様にカッコ悪いのも、よりいっそう脱力感に拍車をかけます。


で、また診断。病名は、スマイル仮面症候群(爆笑)。…そのまんまじゃん!チェック項目は、全部で5つ。おんなじパターンですな。現代のストレス社会におけるうんたらかんたら…というテキトーな説明で終了。


これ、どうやらシリーズ物みたい。ひええ、この調子で行くのか? …ああ、次を見るのがコワい!(泣)





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2010-01-06

新春ネタ探スペシャル第1弾 ~戦う女編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

久しぶりに、探検隊が出動。今回登場するのは、戦いのプロではなく、あくまでも一般女性。まあ、巻き込まれサスペンスというか、自業自得バトルというか、そういう感じ。


ピンチは、誰にでも訪れる。その時にどうするか。逃げるか、服従するか、それとも戦うか。アホな展開だけど、本人は必死。桑畑隊長は、がんばる女性たちを応援します。 …熱き女の戦い、2本立て!




「ザ・クラッシュ」 (2007年カナダ・アメリカ)



ポール・ハギスのアレではありません。デビッド・クローネンバーグのアレでもありません。監督・原案は、スチュアート・ゴードン。「死霊のしたたり」のおっちゃんですな。原題は、「STUCK」。車がスタックする、の意味かな?


職を失い、住む場所も失った中年のオヤジは、ホームレスになってしまう。初めて過ごす公園の夜。警官に追い出され、先輩ホームレスの黒人からもらったカートを押しながら、トボトボと夜の街を徘徊していた…。


一方、病院で働く介護士のおねーちゃん、ブランディ(白人)が登場。まんまるお目々のあどけなさが老人にウケているのか、患者に大人気。もうすぐ介護士リーダーに昇進できるかもしれない、と上司から聞かされ、彼女ははりきっていた。『…明日は休みだけど、出勤してね。』 昇進がかかっているので断れず、いい顔をしてしまう彼女。同僚のターニャ(黒人)と、夜の街に出かけるのであった…。



バーでしこたま酔っ払い、ヤクでハイテンションになったブランディは、そのまま自分の車を運転して帰ってしまう…おいおい、昇進がかかっている女のやることか?ぼんやりうつろな目で交差点に入った彼女の車の前を、赤信号に気がつかないカートオヤジが横断…ザ・クラッシュ! 『…きゃあ!』 『…うわあ!』


酔っ払ってヤクやって車を運転し、ホームレスオヤジを撥ねてしまったブランディは仰天。こんなことがバレたら昇進がダメになっちゃう。しかし、次の瞬間、彼女はもっと驚いた。撥ね飛ばしたと思ったオヤジは、助手席のフロントガラスに頭を突っ込んだまま、血だらけになって彼女を睨んでいた。 『…助けてくれ!』


『…いやあああ!』 彼女は、その状態で逃走。これは、ひき逃げじゃなくてハメ逃げか?フロントガラスに異様なアクセサリーをぶら下げた殺人カーが、夜の街を暴走。オロオロしながらそのまま運転を続けるブランディ。おっさんの血がシートに落ちるのを、ティッシュで必死に拭く…ああ、介護士の哀しい性。


泣きじゃくり、嗚咽しながら徘徊するブランディ。ひとまず病院にたどり着くが、人が出てくるのを見て恐くなり、再び逃走。虫の息のオヤジをどこかへ捨てようかとするが、結局そのまま家に帰ってしまう。ガレージに入れ、シャッターを閉めるブランディ。『…どうしよう。』 死んだように見えたオヤジは、まだ生きていた!『…助けてくれ。病院に連れて行ってくれ…。』 『…今、助けを呼ぶわ。』 …ウソつけ!



ブランディの彼氏ラシッド(黒人)は、ヤクの売人。『…大丈夫だ、俺にまかせろ。どうせホームレスだ、問題ない。』 おびえる彼女をなだめて、酒とヤクを飲ませてベッドイン。おお、脱ぎっぷりがいいなあ、ブランディ。本作でのお色気シーンはここだけなので、彼女のかわいいオッパイをよく見ておきましょう。絶頂の直前、ブランディはラシッドの顔が一瞬、血だらけのおっさんに見える。『…きゃあ!』 バカ彼氏は、彼女が感じているとカン違いして満足…うっふっふ。 …これって、笑うところか?


翌朝ブランディは、この車じゃ出勤できないのでタクシーを呼ぶ。乗り込もうとしたところ、ガレージからクラクションが鳴り響く!『…故障か?よしよし、俺が見てやろう。』 と言う運転手を制止するブレンディ。『…何でもないわ。』 つかつかつかと、ガレージに戻り、角材でおっさんの頭をボカン! ブランディは、意気揚々と出勤。で、大遅刻して上司に大目玉。



『…すいません、車が故障してしまって…。』 うん、それは真実だね。『…どうして連絡しなかったの?』 『…あ、いけない、ケータイは車の中だわ。』 今気づいたんかい!ううむ、介護士ブランディは、不測の事態に対応できないようですねえ。やっぱり、昇進はムリかなあ?


その頃、オヤジは彼女のケータイを発見し、911に通報。『…事故で動けない。今、ガレージにいる。』 『…どこのガレージですか、場所は?』 『…わからん。どこかのガレージだ。』 ここで電池切れ(爆笑)。 …ああ、おいたわしや、おっさん。



同僚のターニャは、バアさんの足の爪を切っている時にブレンディに話しかけられ、手元が狂って血がドバー。 『…大丈夫ですか?』(笑) 『…謝っても血は止まらないわ!そこからバイ菌が入って足が腐ったらどうするの!』 『…そんなことありませんよ。』と笑うターニャ(爆笑)。ブランディはターニャに、『…あたし抜けるから、うまくごまかしておいて。』 …ううむ、この病院は大丈夫なんだろうか?


病院を抜け出して家に戻るブレンディ。 『…あんた、まだ生きてたの?』 『…病院へ連れてってくれ。君のことは言わないから。頼む!』 ブランディまた逃走。おっさんは意を決し、自力で車の中に移動。運転席にあったペットボトルの水を飲み、ちゃんとキャップをしめる(涙)。殴られた角材で足に添え木をし、コンビニ袋でしばる…おっさん、サバイバルでんなあ。何だか、盛り上がってきたぞ!



ブランディがラシッドの家を訪ねると、ベッドには他の女がいた(笑)。アカンなあ、この男~。怒りに震えるブランディは、女を裸のまま外に追い出してしまう、うっひゃー。慌てて服を持っていく情けないラシッド。ブチ切れて泣きわめくブランディ。『…力を貸して!助けて!』 …ああ、切ないなあ。


おっさんは車から這い出るが、ガレージから逃げようとした途端、ブランディとラシッドが戻って来た。『…このおっさんを、さっさと始末してよ!』 『…待て、始末するには大金がいる。』 『…警察にヤクのこと話すわよ!』 …ああ、もうムチャクチャ。


ラシッドはおっさんの手足を縛り、黒いビニール袋を上半身と下半身に被せる。 『…これでいい。』 よかねーだろ!おいおい、本気で始末する気あんのか?


『…あんたがちゃんとやらないからよ!』 悪いことを全部ラシッドのせいにするブランディ。ケンカするパワーがあったら、おっさんを早いとこ始末しろよ。そんな時に、同僚のターニャが現れる。『…騙しきれなかった。バレたわ。』 そりゃあ、バレるわ(笑)。


『…この車、どうしたの?』 『…ええと、シカを撥ねたのよ!』 おいおい…と思いきや、ターニャはあっさり信じてしまう。ラシッドは、彼女を家の中に誘導して、ヤクで手なづける。『…ウフフフ、サンキュー。どうぞごゆっくり。』 笑顔で帰っていく彼女。 …すげえなあ、女って。



誇らしげに拳銃を出して、ニターと笑うラシッド。『…これを見れば満足だろ?』 『…近所に音を聞かれるわ。』 あのねえ、すでに色々いっぱい聞かれていると思いますが…。


ラシッドはクッションを取り、『…これを使えば音は消える。』 『…さっさとやって!』 『…今すぐ?』 『…もう日が暮れるわ!また誰か来る!』 『…わかったよ、やればいいんだろ。』 …ああもう、この2人見てるとイライラする!俺に銃をよこせ!俺が始末してやる!


ブツブツ言いながらラシッドがガレージに戻ると、その間におっさんはすでに自力でロープをほどいていた。反撃のチャンスをうかがうおっさん。ラシッドがクッションをおっさんの顔にあてがうと、おっさんは隠し持っていたペンで、ラシッドの目を突き刺す。『…ぎゃあああ!』 ラシッド絶命。さあ、どうするブランディ?



足をひきずりながら、立ち上がるおっさん。運転席に乗り込みエンジンをかけようとするが、かからない。ブランディが音を聞いてガレージに戻って来た。おっさんは車のドアを開けて、ブランディにぶつける。倒れるブランディ。銃を奪ったおっさんは、ブランディに銃口を向ける。 『…もう行く。このまま行かせてくれ。頼むから!』 ああ、かわいそうなおっさん。どこまで紳士なんだよ、あんたは。


おっさん発砲。でも、ハズレ。すかさずブランディは、カナヅチで反撃。アタマにゴン!おっさんまた倒れる(笑)。ブランディはおっさんとラシッドに、ガソリンをふりかける…ああもう、誰にも止められない。白衣の天使だったブランディが、怪物ブラッディ・ブランディに進化した!


『…私は何もしてないわ。全部あんたのせい。あんたが招いたことよ。うちに押し入って、私の車を盗もうとしたの。そしてラシッドに見つかって、彼を殺した。彼の遺体を焼くためにガソリンをかけた。でも、火が広がってあんたも焼け死んだ。…全部、あんたがやったのよ!』 …おお、ここまで言い切れば立派なもんだ。こうなったら、行くところまで行ったれ、ブランディ!あったし~はなんに~もわ~るく~ない~!



おっさんは、エンジンを始動。急発進してブランディに車をぶつける。車と扉の間に挟まって動けなくなるブランディ。 『…助けて、お願いよ!』(爆笑) 『…何だと?』 すげえなあ、ここまできて命乞いかよ~。このコロコロ変わる態度のしなやかさ。お前はリック・フレアーか!でももう、おっさんは許してくれないよ。残念だけど、ここまでのようだ、ブランディ。


マッチをするおっさん…あれれ、ガソリンまいたのに、なかなか引火しない…ってそこはツッコんじゃいけないか。で、ブランディに懇願されて火を吹き消すおっさん…ああ、このバカオヤジが! 間髪入れず、銃を撃つブランディ!でも、外れちゃいました…。銃弾はボンネットに当たって火花がバチ~ン。


挟まったままの状態で、ボワッと燃え上がるブランディ。『…ぎゃああああ!』 最後までバカ女を貫いた根性は買おう。よくがんばったぞ、ブランディ。おっさんは、自力で外へ出て、近所の少年に助けられて終了。


というわけで、昇進がかかった介護士のみなさんは、酔っ払ってヤクやって車を運転しちゃいけませんよ(笑)。それから、男をよく選びましょうね。 おしいなあ、ブランディ。いい娘なのになあ。キミのかわいいオッパイを、俺は忘れないよ。





「19 NINETEEN 女子大生殺人レポート」 (2005年ジャンクフィルム)



あられもない姿の、2人のおねーちゃんのパッケージ写真に魅力を感じてレンタル。女子高生は非力でも、女子大生なら殺人する体力も上かな?現役の女子大生が主演だそうな。


主人公のカオリちゃんは、おっとりした大人しい女子大生。付き合っている彼氏ナオキは、カード詐欺をやって悪どく儲けている。彼女はそれに気づきながらも、何も言えなかった。車の中で体を求められても、されるがままになっていた…なかなか、脱ぎっぷりのいい女の子です。


ナオキは、自分の商売に利用しようと、カオリの友達を紹介しろと要求。言うことを聞かないと冷たくされ、従うと優しくなる彼氏。さすがのカオリも、彼との関係を考え直さずにはいられなかった。



心理学の講義を受けるカオリ。ダメだと思うと人間は努力しなくなるとか、可能性を信じてがんばれば何とかなるとかテキトーな話を聞いて、彼と別れる決心をするのであった…。


カオリの部屋。ペットのミドリガメを見つめながら、彼女は静かに切り出した。 『…別れたいの。』 『…ふざけんな!』 ナオキは、彼女を盗撮したビデオを見せる。レイプ同様に弄ばれるカオリの肢体が、画面に映し出される。 『…これをネットで流したら、面白いだろうなあ。』 別れを承諾するどころか、脅迫するサイテー男…鬼畜野郎ですな。彼女の愛の火は、復讐の炎に変わっていく…。



ここで、ナツミちゃん登場。彼女もまた、ナオキと付き合っているようだった。カオリは、ナツミに訴える。『…彼と付き合っちゃダメ!』 『…何よあんた、関係ないでしょ!』 ナオキは、カオリとナツミに二股をかけていた。 


ナオキの車の中。『…変なこと言う子がいてね…。』 ナツミは、不安になって彼に聞く。『…あんた、変なことしてないよね。』 ナオキは笑って、『…仕事が忙しくてそんなヒマないよ。俺は、お前のこと以外考えられない。…信じられないのか?どうなんだよ!』 いきなり怒るバカ男。『…ゴメンな。』 すぐに謝るバカ男。どうやら、癇癪持ちのようですな。甘やかされて育ったんでしょう。



今度は、カオリの部屋でナオキが激怒。『…お前、何余計なこと言ってんだよ!』 カオリをぶん殴るナオキ。 『…ごめんなさい。』 カオリちゃん、謝っちゃダメだ!こんな奴に妥協しちゃイカン。でも、また抱かれちゃうんですねえ。彼女のうつろな視線は、ミドリガメに注がれる…ああ、何だか切ないなあ、ミドリガメ。


『…どうしたの?』 カオリの殴られた頬を見て、ナツミが話しかける。カオリは、脅迫ビデオの存在を話し、ナツミに見せる…っておいおい、自分で持ってるの?それ、学校で見るの?誰もいない教室で、ヘッドホンしてエロビデオを見るナツミ(笑)。 『…いやあああ!』 驚愕したナツミは、ヘッドホンを外して投げ捨てる。コードが外れて、カオリのデカいあえぎ声が教室内に響き渡る(爆笑)。


『…2人で協力して、あのバカ野郎を始末しよう。』 カオリとナツミは同盟を結び、ホームセンターで準備品を買い出しに行くのであった。…いざ、殺害計画、始動。



ナオキの仕事上の上司…いわゆる、ヤクザのアニキをカオリの部屋に招待し、ナオキと一緒に酒を振舞う。酔っ払って上機嫌のアニキを見送った後、ナオキは酔いつぶれて寝てしまった。眠りこけるナオキに、カオリはそっと耳元で囁くのであった。 『…ねえ、あたしのこと好き?』 …いいねえ、この場面。



カオリの連絡を受けて、ナツミ登場。 『…よし、やろう!』 用意しておいたビニールシートを広げ、ナオキを2人掛かりで移動させる。2人はおもむろに下着姿になり、透明なレインコートを着る…おおお、なかなかエロティックなコスチュームだなあ。これは、視覚的によろしい。


やっぱりねえ、女子高生の華奢な体よりも、女子大生のムッチリしたボディの方がオイシイと思う。いいじゃん、女子大生。ガンバレ、女子大生!バカ男をぶっ殺せ!



各々包丁を握り、振りかぶってドスッ!『…ぎゃあああ!』 ナオキは絶叫。カオリとナツミはひるまない。さらに振りかぶってドスドスドス!返り血を浴びて、真っ赤に染まるレインコート。家具にも、部屋の壁にも無数の血痕が…。ビニールシートだけじゃダメみたいですね。


風呂場で死体を解体し、ミキサーで粉砕してトイレに流す2人。あらら、こんなんで何とかなるのか…すげえなあ。「OUT」も真っ青ですね。2人の連携プレーで、ナオキの死体は手際よく(?)処理されていく。


2人で仲良くシャワーを浴びて、『…うふふ、おしまい!』 解体しきれなかった骨は、スーパーのビニール袋に入れました。とりあえず、これでいいらしい…。



その時、アニキが手下を連れて戻って来た。『…おい、ナオキはどこだ!』 どうやら、仕事に穴をあけたらしい。アニキはカンカンになっていた。『…知りません。』 ナツミはとっさにトイレに隠れる。部屋をテキトーに探し回るヤクザ2人…死臭とか、血の匂いとかには気がつかないんですね。たぶん、カオリちゃんがファブリーズしたんでしょう。


『…トイレに行っていいですか?』 と言われて、すんなり許すヤクザ(笑)。さっき、トイレ探さなかったの?一番わかりやすい場所なのに。そうか、女性のプライベート空間には踏み込まない優しいヤクザなんだなあ。フツーだったら、脅しまくって漏らさせるくらいのことはするだろうにねえ。カオリは、トイレでナツミと相談。『…どうしよう?』


親分に電話して、ナオキが見つからないことを告げるヤクザ。その間に、堂々と逃げる2人。しっかり、人骨袋持ってます!しばらく呆然として、2人を見送るヤクザ…。『…あっ、この野郎!』 慌てて追いかけるバカヤクザたち。おねーちゃんたちは、車で逃走…あれれ、まだ昼間?ナオキとアニキは、朝から飲んでいたんでしょうか?もしかして、もう一晩経った?



車の中に流れるラジオで、何故か演歌が流れる。妙にドヘタなので、出演者が歌ってたりして。『…あたしたち、どこへ行けばいいの?』 『…あんたのせいよ。』 『…あんただって、殺したいって言ったじゃない!』 仲間割れする2人…しかしすげえなあ、女って。やりたい放題やって、行き詰まったら、ザ・人のせい。


『…帰る。』 『…帰ったら危ないよ。』 『…じゃあ、どこへ行くの?どうすりゃいいの?』 『…うるさい!』 車を停めて、路上でつかみ合いのケンカを始める2人。傍らには人骨の入ったビニール袋…。『…何すんのよ!』 バシバシ殴り合った末に、カオリがボソッと言った…。 『…ねえ、お腹すかない?』(超爆笑)



焼肉屋で、ジンギスカンを食べる2人。『…おいしい!』 盛り上がる2人…女はたくましいなあ。『…人間、お腹がすいてるとダメだよね、イライラして。』 何だかスバラシイなあ、この2人。殺したのがバカ男だし、それもいいんじゃないの。 …何だか、俺もどうでもよくなってきた。


2人は結局、そのまま食い逃げして、レジの金も奪ってさらに逃走。 『…ギャハハハ』 車でさらに盛り上がるオネエサマたち。う~む、女子高生ではこの展開はないなあ。いいじゃん、女子大生。ガンバレ、女子大生!


で、そのままホテルにチェックイン(笑)。あっはっは、ユルい展開だなあ。何て能天気な逃亡者なんだろうね。さらに2人は、仲良く一緒にお風呂に入ってしまう(笑)。交代で見張りとか考えないんですね。しかしまあ、無防備で、脱ぎっぷりのいい2人だこと…何だか、イケてるなあ、このねえちゃんたち!


一緒に入った湯船の中で、ナツミは言う。『…あんたって、つくづく変わった女ね。あんなにひどいことされて、どうして付き合ってたの?』 『…そうね、自分でもよくわからない…。』 2人の間には、いつしか友情が生まれつつあった。『…これからどこ行く?』 『…あたし、海に行きたい。そうすれば、あいつのこと忘れられる気がするの。』



風呂から戻ると、部屋にはヤクザ2人組が待ち受けていた。『…へっへっへ、残念だったなあ、お嬢さん方。ここは、ウチの組が経営する旅館なんだよ!』 …迫力ねえセリフだなあ、もっとしっかりしろ、ヤクザ!


『…きゃあ!』 2人のヤクザがカオリとナツミに襲い掛かる。『…いやああ、やめて!』 服を脱がされ、レイプされそうになるが テーブルにあったガラスの灰皿で頭をゴン! 『…うわああ!』 2人を立て続けに殴ると、奴らは痛くてうずくまった…非力なヤクザだなあ(泣)。


で、そのままおねーちゃんたちは逃走(笑)。車の中で大笑い。 『…あっはっは、あたし、楽しくてしょうがない!』 やっぱりカオリちゃんはずっと、色んなことをガマンして生きてきたんですねえ。人殺しはいけないけれど、相手はあのバカ男だし、問題ないよ、きっと。俺が許す。


ヤクザの乗った車が、すぐさま追って来る。『…こらあ!』 『…もっと早く逃げて!』 『…これ以上スピード出ないよ!』 ユルユル走る女子大生カーと、同じスピードでゆっくり追いかけるヤクザカー。箱乗りして拳銃出して、のどかなカーチェイス。 …ああ、日本って平和だなあ。



意を決したカオリは、サンルーフを開けて身を乗り出す。人骨袋を取り出し、ナオキの骨を手当たり次第に投げる・投げる・投げる!ちぎっては投げ、ちぎっては投げ!『…うわああ、こらあ、危ねえじゃねえか!』 これがうまいことに、ヤクザの顔面にヒット(泣)。


カオリちゃんの猛攻撃を受けて、ヤクザカーはフラフラ。コースアウトしてぶつかって停止(爆笑)。 …すげえ、恐るべし人骨ミサイル。 よくわからんが、キミたちの勝ちだ!


『…やったわ!』 会心の笑みを浮かべるカオリ。飲んでいたクスリもついでに投げ捨てて、気分爽快。道路にゴミを散らかして暴走する女子大生、カオリ&ナツミ。 もう彼女たちの行く手を阻む者はいない。勝利に酔いしれた2人は、いつしか賛美歌を歌い始めるのであった…。(END)



女の生き血を吸い続ける、悪い男は退治せよ。右手で包丁振りかざし、バカの息の根止めてやれ。唸れ灰皿ハンマー!食らえ人骨ミサイル!人呼んで、血しぶきレインコート・ガールズ見参!





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2009-08-05

真夏のネタ探スペシャル ~人喰いザメ編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

毎度おなじみ、ネタ探でございます。スペシャルなんて言っても、やってることはいつもおんなじじゃねえかと言われそうですが、俺がスペシャルと言ったらスペシャルなのだ!


夏といえば、やっぱり人喰いザメでしょう。今どきはどんな邪悪なシャークがいるのか、いざ探検!




「シャーク・イン・ベニス」 (2008年アメリカ)


水の都ベニスに、何と人喰いザメが出現。水路って、狭くて泳ぎにくそうですが。主演は、スティーヴン・ボールドウィン。若い頃はそれなりだった彼も、すっかりおっさんになりました。メタボ・ボールドウィンといったところか。役柄は、アメリカの大学講師。教え方がさまになってないところもさすがです…やる気ねえだろ、おっさん!


ベネチアで水路を調査している父親が事故に遭ったと知らせを受けて、婚約者である同僚の女性とともに出発。遺体を確認して愕然とするボールドウィン。 『…これはスクリューに巻き込まれたんじゃない。サメの仕業だ!』


軍の大佐が言うには、『…彼は無許可で潜水していた。調査してもいいが秘密保持の契約書にサインしろ。それから、この女警部補が同行するのが条件だ。はっきり言っておこう、ベネチアにサメはいない!』 市民の動揺を避けるために、知らんぷりというワケですな。


調査で潜ると、早速サメが登場。ダイバーの1人が食われて絶命。ボールドウィンも噛まれたが、何とか逃げ切る。はあ、あんなブヨブヨした体型で逃げ切れるもんでしょうか?ははあ、さてはもうお腹いっぱいだったんでしょう。ボールドウィンは、謎のトンネルを発見。財宝を見つける。これはしめしめと、ブローチを1個失敬するボールドウィン…教師がコソ泥すんじゃねえ!


ボールドウィンが帰ろうとすると、再びサメが襲ってくる。しかし彼は、何とナイフで応戦!『…うりゃあ!』 サメと格闘するボールドウィン。両者の血が入り乱れて、海水が真っ赤に染まっていく…。気がつくと病院のベッドの上。婚約者の話では、大量の出血をして2日間眠っていたらしい。でも包帯とか全然巻いてない。普段着で寝てるし。


ボールドウィンは、彼女に言う。『…実は、財宝を見つけたんだ。』 胸を探るが、ブローチがない…ってあるわけねーだろ! 『…おい、俺のダイビングスーツはどこだ?』 (爆笑) …ああ、こんなバカに教わる生徒が気の毒だ。


『…ちぇっ、つまんないからもう帰る。』 すぐに退院し、普通に病院の廊下を歩くボールドウィン。さすがバカは回復力が早い。これなら、手足の1本くらい食いちぎられてもすぐに生えてきそうだ。すかさず、怪しい男に声をかけられる。『…我々のボスが、あなたに会いたいと申してます。』


父親が探していたのは、十字軍が残したソロモン王の伝説の財宝だった。メディチ家の秘密の地下室がうんたらかんたら…で、出資していたのはマフィアのヒゲおやじ。いかにもなマヌケ面です。これならバカボールドウィンでも勝算があるかも。ボールドウィンがくすねたブローチは、彼がくすねていた。ああ、セコい。 『…財宝の10%をやるから我々に協力しろ。』


『…絶対にお断りよ!』 婚約者の彼女はきっぱりと言う。立ち去った2人であったが、ボールドウィンは 『…でもやっぱり引き受けようかなあ。親父の命懸けの夢をかなえてやりたいし…。』 『…イヤよ、やるなら別れて。』 『…わかった。やっぱり帰ろう。』 しかし、あっさり彼女が誘拐されてしまう。『…取り戻したければ、言うことを聞け。』 


一方、街ではサメが派手に一般人を襲う。名物ゴンドラ真っ二つ!大勢が目撃してるんだけど、ベニスにサメはいないんですね。食われた人はみんな、行方不明者として処理。ボールドウィンはホテルに軟禁され、行動を束縛される。しかし、夜中に賊が窓から侵入。ユルい格闘の後、廊下に出て逃亡。マフィアの銃撃がドヘタ。ボールドウィンはフツーに走ってるのに全く当たらない(苦笑)。でも警官はあっさり撃たれる(爆笑)。ホテルの正面玄関から堂々と逃げていく犯人。ホテルボーイのマヌケな驚き方…ああ、もう涙なくして見られない!


ボールドウィン逃げる。ゆっくり走る。一応、さっきまで重傷だった男。退屈な鬼ごっこした挙句に、悪人がチェーンソーを起動。ブイ~ンとゆっくり振り回すと、ボールドウィンが持った椅子とぶつかってガイ~ン。段取りもテキトーですが、ボールドウィンにとってはとても危険なシーンなのだ。もういいや、とりあえずがんばれボールドウィン!


ボールドウィンの猫パンチが炸裂し、悪人はKO。胸ぐら掴んで揺さぶって、『…彼女の居場所を言え!』 さらに電動ノコでウィ~ンと脅す…ああ、やっぱり泣けるなあ。『…桟橋に停泊している船の中だ。』 白状して気を失うバカ男。『…ようし!』 意を決したボールドウィンは、すぐさま船を発見。ずいぶん近いなあ、ベニスって狭いんですね。


で、船の中に入ったボールドウィンは、そのままあっさり誘拐されてしまう(爆笑)。ダメじゃん!少しは考えようよ、おっさん。 『…彼女の命が惜しければ、財宝を取って来い!』 やっぱりこのおっさん、相当アタマ悪いみたい。


実は、サメはマフィアおやじが持ち込んだものだった。子供のサメを運河に放したら、成長して出られなくなったらしい(爆笑)。 ウルトラ能天気な設定ですな。『…サメで沿岸警備隊が騒ぎ始めたから、あと1時間しかないぞ。』 どんな計算なのかわかりませんが。ついでに、女警部補はグルでした。あ、そんな女もいたっけ。


『…気をつけてね。』 しばしのお別れキスをして、ボールドウィン出撃。数人の手下ダイバーと潜るが、途端にサメ登場。出番をちゃんと心得ている律儀なサメですね。次々と食われる手下ダイバー達。『…野郎!』 水中銃で応戦。サメ爆発。…もしかして、ミサイル?


ボールドウィンと手下1人だけ財宝に到着。『…見つけました!奴はどうしますか?』 『…始末しろ。』 おいおい、手下1人でこれ全部運べないよ。サメまだいっぱいいるし、大体、1時間しかなかったんじゃないの? 財宝を全部運んでからゆっくり殺せばいいのにねえ。で、ボスは応援の手下を向かわせる。でも、やっぱりサメに食われて1人だけ到着…お前ら、学習能力ゼロか?


またしてもユルい格闘。至近距離で銃当たらない銃。そのうちに、中世の剣と盾で安いチャンバラがあって、トラップでマフィアの手下は絶命。応援に来た手下も爆発に巻き込まれてあっさり死ぬ。あ~あ、何しに来たんだか。


ボールドウィン戻る。『…お前の手下は全滅だ。あきらめろ!』 ヒゲボスは人質に銃をつきつける。『…うるせえ、財宝はどこだ!』 『…彼女を放せば場所を教える!』 『…交渉など無駄だ!』 『…知ってんのは俺だけだぞ!』 『…早く言え!我慢にも限界があるぞ!』 うーむ、すっかり小学生レベルの会話。で、ボールドウィンはあっさり白状してしまう(爆笑)。…ダメじゃん!


『…ありがとう、用は済んだ。…撃て!』 テメエで撃ちゃあいいのに、わざわざ手下に命令するヒゲボス…あ、手下ってまだいたんだ。余計なことするからタイムラグができて、手下は銃を構えた途端に撃たれる。撃ったのは、女警部補だった…あ、そういえばこんな女もいたっけ。裏切りの裏切り、ということですか。『…殺しはもうたくさん!』 と言い放つ女警部補。さすがのヒゲボスも驚いて、『…気は確かか?』 おいおい、あんたが言うなって。『…援助しただろ?』 『…もう不要よ。』 『…俺を撃つ気か、このメス豚が!』 ああ、ことごとく裏切られるかわいそうなヒゲボス。…まあ、バカだからしょうがないか。


ボスが銃を下ろすと、後ろからもう1人手下が発砲。女警部補あっさり撃たれる。そこから、ボールドウィンとヒゲボスの、最後のユルい格闘。ローテンションのクライマックスだ!婚約者の姉ちゃんがゆっくり銃を拾って構える。手下のマシンガンは全然当たらないのに、姉ちゃんの撃った弾丸はあっさりヒット(泣笑)。おっさんたちは格闘しながら水中にドボン。…サメくん、ボールドウィンの方がうまそうだよ。


大佐が到着。兵士たちが現場に踏み込む。ユルい銃撃戦バキューンと水中モガモガ。ボールドウィンは助かって、ヒゲボスはサメに食われる。やっぱりボールドウィンって、食ったらマズいんですね、きっと。


テロリストは全滅。全員御用。女警部は決まりが悪そう。『…彼女は、命懸けで我々を救ってくれた。英雄ですよ。』 と証言するボールドウィン。大佐は言う。『…ベネチアにサメはいない。忘れるなよ!』 …あくまでもそれを貫くんですね、ご立派です。


気が緩んだボールドウィンは、くすねたネックレスをその場で彼女にプレゼント。まだみんなが周りにいるのに、いい度胸だねえ。コソ泥教師は、どさくさにまぎれて盗品でプロポーズ。彼女が何て言うのかと思ったら、 『…ベネチアに新婚旅行はイヤよ。』 …お前ら、やっぱりサメに食われちまえ!


警備隊のボートがサメに襲われる場面が一瞬映ったところで、映画は終了。…これじゃあ、ベネチアに観光客が来なくなっちゃいますね。


パッケージのキャッチコピーは、 『…水の都を食い尽くせ!』 でした。これじゃあ、「食べ歩きガイドブックinベニス」 ってところですね。でなきゃ、街をまるごと喰っちゃうような、サメ怪獣をだせっつーの!





「凶悪海域 シャーク・スウォーム」 (2008年アメリカ)


主演は、ダリル・ハンナ。かつての人魚姫も、もうすっかり老けてしまいました。娘役の女の子が、ちょっと痛い。母親の方がキレイに見えるように苦心したキャスティングと言えるでしょう。はっきり言って、かえって逆効果だったように思えますが。


産業廃棄物を海に捨てる悪徳業者のせいで、漁業は不振だわ、奇形の魚はいるわで海岸の街は大打撃。そこへ、ある金持ちオヤジがリゾート開発のためにやって来た。街が活性化すればとシッポを振る賛成派と、業者に疑念を抱く反対派の対立…うんぬんの物語。汚染物質のせいで、普段はおとなしいサメが凶暴になったらしい…グエムルみたいですな。


パッケージの説明では、10000頭のサメが人を襲うとなっていますが、12頭くらいしかいなかったように思います。しかも、CGだからちゃっちいこと。むしろカワイイかもしれない。とにかく、迫力なし。しかも、2時間45分もある長丁場。たぶん、TVドラマの全編と後編をくっつけたんでしょう。途中で “次回に続く” と出た時はどうしようかと思いました。


発電所の汚泥流出を防ごうと、海に潜ってパイプの継ぎ目を溶接しようとして、サメに食われる職人ダイバー。 海岸で、泳げない女の子に教えていて食われる女教師。子供の話を聞かないバカ親。無人の船に大きな穴があいていて、デカい歯がささっていても、『…巨大魚かな?』 サメが目の前にいるのに、『…デカいマグロだろう。』 なんて言ってます。なるほど、サメ映画には欠かせない能天気野郎がたくさん登場しますなあ。


極めつけは、陸に打ち上げられたサメが人に噛みつく!ようやく異変に気がついた頃にはもう遅かった。次々と食われていく街の人々。リゾート開発のパーティーは、サメ御一行様の、人間食い放題バイキングパーティになってしまいましたとさ…トホホ。


主人公のおっさんは、大学教授が考案したパルス銃で対抗。ポスポス音がするだけで、さっぱり盛り上がりませんなあ。わあわあ騒いでいるうちに、サメご一行様は、いなくなっちゃいました。きっと、お腹がいっぱいになったんでしょう。尺が長いわりには、何となく終了してしまいました。予告編では、『…恐るべき進化をとげた悪魔の軍団!』 なんて言ってましたが、サメが進化したというよりは、人間が退化したと言った方がよろしいかと。


ちなみに、上記の2本のDVDは、「凶暴!凶悪!人喰いザメ・セット」 というタイトルで発売中。まあ、つまらなさとガッカリ度は確かに凶悪レベルかと思います。 …俺が食い殺したろか!





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2009-06-19

ネタバレDVD探検隊 ~感染パニック映画編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

「感染列島」 がもしGW公開だったら、新型インフルエンザ効果で大ヒットしただろうか?来場者にオリジナルマスクを配ったりすれば、それなりに盛り上がったりして。でも、舛添厚生労働大臣が許可しないかも。


というわけで、今回のネタ探は、感染パニック映画でいきましょう。見えない恐怖3本立て…うっふっふ。




「186 感染大陸」 (2001年 アメリカ)


8年前の映画が、今頃DVD発売だそうな。出たのは3月らしいから、これは明らかに狙ってますねえ。「感染列島」 と新型インフルエンザの風評被害効果便乗企画販売。人の弱みに付け込む商売根性むき出しウィルスですな。でも、それだけに、内容はユルい弱毒性なのでご安心を。 …これでほどよくムカつけば、あなたの抵抗力もアップ!


186といえば電話番号の通知設定ですが、アメリカ映画なのでそこは関係ありません。12年前くらいに新種のコレラ菌が猛威をふるい、生き残った人類が186人なんだそうな。 …はあ、それってどうやって数えたんでしょうか?


物語の舞台は、サンフランシスコ周辺。すでにウィルスパニックは終息したのか、街はのんびりムード。マスクや手袋している人もいない。ウィルスの正体とか、病原菌との戦いはなさそう。主人公は、カメラを持ってドキュメント映画を製作することを決意。道行く人にインタビューしながら、証言や考えをリポートしていくのであった。


雰囲気は、SF映画の名作 「渚にて」 を狙ったのかも。あれは、穏やかな空気を流すことによって、忍び寄る終末感を表現する絶妙な効果があった。しかしこっちは、すでにウィルス恐怖が終わってしまって、残った人間たちがどうするかモメるだけの映画ですから。はっきり言って、ウルトラ退屈映画です。


インタビューする相手は、経歴もよくわからないフツーの人たち。『…当初、政府は何も問題はないと言っていた。』 『…医療関係者は協力体制を組み、かつてないチームワークだったわ。』 『…隔離施設は効果がなくて、8ヵ月で死者が1億人。死体の山を誰も処理しきれなかった。』 といった断片的な情報をテキトーに編集して、ダラダラ感が増幅されていく。


超低予算で作ったんでしょう。閑散とした町並みや風景は、早朝かシーズンオフに撮影したんでしょう。後は、ひたすら屋内のインタビューだけ。物資もないだろうに、出演者が小綺麗なのが気になる。毎日フロ入ってしそうだし、服もくたびれてない。何だか、ただの過疎の村みたいですね。村おこしで、みんなノーギャラで出演してくれたんじゃねえの?


大体ねえ、こうなったら無法地帯なんだから、もっとサバイバルな空気があってもいんじゃないかって思いますが。俺が酷評した 「ブラインドネス」 だって、まだそういう雰囲気があった。こいつらどうもオカシイ。絶滅の危機を乗り越えた人たちに見えない。ただテキトーにやってたら死なずにすみました、って感じ。虚しいというか、淋しいというか。


しかし、中盤で1人、危険な匂いのするオッサンが登場。元消防士で救命士らしく、当時は懸命な救助活動をした男。しかし、度重なる重圧に耐えかね、気が狂って放火。何トンもの食料が備蓄してある倉庫を全焼させたらしい(ダメじゃん)。 彼は街から追放されたが、また戻って来て隠れ住んでいた。 …よし、ここは一発、このオッサンに期待しよう!


街の人たちは、彼をどうするか相談。殺す殺さないの口論になる。…おお、これは血の匂いがしてきた。誰が街のボスか、はっきりさせようぜ!


映画のインタビューに答えるオッサン。今にも人を殺しそうな顔で言う。『…俺は変わった。もう誰も傷つけない。』 しかし次の瞬間、オッサンの撲殺死体が発見されてしまう(爆笑)。顔にしっかりペイントまでされてました。 …あ~あ、さっぱり盛り上がりませんなあ。


一方、“女性や子供たちを守る家” では、夫とお腹の子を失った未亡人が、子供を身ごもりたいと相談中であった。『…未来のために、協力してもらえないかしら。』 『…そうだな、妻にも相談して意見を聞かないとな。』 『…もちろんよ、奥さんの考えを尊重すべきだわ。』 『…いっそのこと、3人で一緒にどうだ?ウッヒッヒ。』 …ううむ、ここだけリアルだなあ。やっぱり彼らは、生き残るためのたくましさが備わっていると見た。


ユルユルの空気のまま、何故か突然、森で銃撃戦が始まる。仲間の一人が足を撃たれて歩けなくなるが、ケガは擦り傷みたいな簡易メイク。はあ、重傷なんですか。医者もいないし、困ったね。犯人が誰かもわからないまま、川原まで逃げる一同。犯人は、ナワバリを守るのに追い払っただけ?ずいぶん気の小さい犯人だなあ。脅して物資をぶん取ればいいのに。そうか、みんな臆病になってるんですね。


担架を作ってケガ人を運ぶが、途中でくたびれてモメ事になる。『…捨てて行こう。どうせ助からない。医者もいないし。』 『…バカ野郎!お前が奴の立場だったらどうなんだ?助けて欲しいと思うだろ?』 と口論しているうちに、仲間の1人が発砲。怪我人は絶命(大爆笑)。


後は、とぼとぼ歩いて撮影は終了。どこかの劇場で試写会を開いて、主人公があいさつ。しかし、誰も拍手をしない(苦笑)。あらら、すげえ不自然。みんなイヤイヤ連れて来られたんでしょうか。主人公は静かに壇上に上がり、静かに下りて観客席に着くのであった…。ここで終了。ああ、最後までサミシイ映画。生き残っても、全然いいことなかったね。


で、2人死んだから生存者は184人か?あ、身ごもりたい女が身ごもればまた増えるのか?森の犯人は?いやいや待てよ、きっと試写会の後に大ブーイングが起きて、激しい殺し合いで死傷者がいっぱい出るんじゃないか? …おい、誰かしっかり数えとけよ!





「極限感染 バード・ハザード」 (2003年フランス)


このクドいタイトルからして、てっきりドタバタするバカ映画かと思ってレンタルしたんですが、いたって地味な映画でした。というか、これTVドラマじゃねえの?


冒頭、空撮から始まる。ははあ、これは渡り鳥目線ですね。次の瞬間、養鶏場で咳き込んで倒れるおっちゃん。ははあ、これは鳥インフルエンザでしょうか。おっちゃんは、救急車の中で絶命。ナントカ研究所のオバチャンに通報。『…血液サンプルを送ってちょうだい。ははあ、これはあの博士に頼んだ方がいいわね。』


ジイさん博士は、ダカール風邪の研究の第一人者であった。しかし、15年も研究してくたびれたらしい。すっかり人間嫌いになっていた。『…ワシはもううやらんぞ!』


しかし、事態が深刻になるにつれて、やる気になっちゃいました。テキトーな研究チームを発足。『…あ、そういえばこの症例は、確かアイルランドにあったかのう。』 一行はアイルランドの氷の上に。


『…くそう、あのジジイだけにいい思いをさせてたまるか。』 中年オヤジの研究員が意気込んで、氷の上で転んでサンプルのビンを割り、手に刺さってしまう。慌てて消毒し、みんなには黙っていた…っておい!


数日後、病原菌が見つかったとの知らせを聞いて、ジイさんは大喜びし、中年オヤジはショックで倒れる(爆笑)。『…すいません。実は…。』


結局、ジイさんの手柄になって、国際ナントカプロジェクトの代表になってしましましたとさ。…ジイさん、タフだねえ。あんた、もしかして免疫あるんじゃねえの?





「クライシス」 (2006年アメリカ)


主人公は、うだつの上がらない自称ミュージシャン男。妻に食わせてもらっているので、主夫というか、ヒモですな。いつものように妻を送り出して歯磨きをしていると、臨時ニュースが。 『…ロサンゼルスで大規模な爆発が起こりました。通勤時間を狙ったテロの可能性…。』 妻の勤務先はロスだ!


ヒモ男はオロオロ。妻のケータイはつながらない。とりあえず車に乗って現地に向かうが、交通規制で近づけない。車のラジオから流れる情報によると、生物科学兵器らしいとのこと。感染者らしき男が目の前で警官に撃たれるのを見て、恐くなるヒモ男。 『…現地にいたのか?』 『…いいえ。』 『…早く家に帰れ。』 『…妻を捜さなくちゃ。』 『…帰れ!』 仕方なく、帰るヒモ男であった。


家に帰っても、妻はいなかった。ケータイはつばがらないまま、途方にくれるヒモ男。次の瞬間、妻が帰ってきたと思いきや、見知らぬジイさんだった。 『…隣で働いている者だが、家主がいない。頼む、助けてくれ。』


『…帰ってくれ!』 と拒否するヒモ男であったが、押しが弱くて居座られてしまう(笑)。ジイさんは、家の目張りを率先して手伝ってくれる。おお、ヒモ男よりこのジジイの方が役に立ちそうじゃん。 『…妻が帰ってくるまで待つ!』 と意地を張るヒモ男であったが、灰は次第に近づいてくる。仕方なく、2人で目張りをするのであった。『…奥さんは無事だ。きっと大丈夫だ。』 ハゲジイさんにハゲまされるヒモ男…ああ、カッコ悪いなあ。


しかし、目張りが終わった途端に、妻が帰って来てしまう(爆笑)。 『…早くここを開けてちょうだい!』 『…ダメだ!』 『…必死で逃げてきたのよ!』 『…早く病院に行け!』 …うっはー、さっきとまるで違う態度ですなあ(苦笑)。このヘタレ男、愛があるのかないのかさっぱりわかりません。いいじゃん、どうせ子供もいないんだし、2人で仲良くウイルス分け合えば…って風にはいかないんですね、現実は。


さんざん言い争った挙句、妻はブチ切れてケータイを投げて窓ガラスを割る。『…何てことするんだ!』 すぐに窓を塞ぎ、ケータイに上から毛布を被せる。よし、これでOK…じゃねえだろ。次の瞬間、ヒモ男は浴室で全身に漂白剤を振り掛ける(爆笑)。しかも服着たまんまです。よし、これでOK…じゃねえだろ!いいのか、そんなんで?


飲料水と食料と毛布は外に出しておいたので、これで野宿しろということか。『…明日の朝には助けが来るから。』 仕方なく従う妻。潜伏期間があるのか、このカミさんなかなか元気です。まるでヒモ男の方が病人みたい。ドタバタしながらも、一夜を明かしちゃいました。ジイさんは、妻が心配だから帰ることに。妻は、行きずりの少年と一緒に病院へ行く。


しばらくして、妻が普通に帰って来た(めちゃめちゃ元気)。少年は何とか保護してもらったらしいとのこと。『…病院は患者が殺到してパニックになっているわ。隣のビルから飛び移ってくる人もいたの。』 ずいぶんエネルギッシュな病人だなあ。もしかして、ヤクをばらまいたんじゃねえのか?


目張りしたサランラップごしに2人きりになり、昔出合った時のことなど話す。『…いろいろあったわね、ゲホゲホ。 もういいの、わかってる。きっと大丈夫…。』 しかし次の瞬間、ガスマスクした兵士が大挙して現れた! 


『…きゃあ、何するの!』 抵抗する妻。『…妻を離せ!』 家の中から仕方なく社交辞令的に抵抗するヒモ男。…やろうテメエ、内心ホッとしてるだろ!ガスマスク兵士たちは、妻を連れ去っていくのであった。泣きながらオロオロするヘタレヒモ男。


しかし、ここでどんでん返し炸裂。妻を連れ去った後に兵士は言う。『…奥さんは無事だ。危険なのは家の中だ。 ここはウィルスが蔓延している。密閉されたこの空間で、灰のウイルスが増殖したんだ。中の空気は有毒で、君はウイルス保菌者だ!残念だが理解してくれ。…抵抗はよせ!』 …驚愕するヒモ男。うっわー、天下御免のウルトラトンデモ展開!


板で窓を塞ぎ始める兵士。同時に、変なガスが家に入ってきた。『…やめろ…ゴホゴホ…殺す気か!』


目張りを剥がして脱出を試みるが、見る見る どんどん塞がれて、白い気体が充満していく。『…助けてくれ!』 次第に光がさえぎられ、暗くなっていく室内。光を求めてさまようヘタレヒモ男。外で叫ぶ妻の声が聞こえる(元気過ぎ)。ガスを吸い込み、動きが鈍くなっていく…。


救急車のステップに座って、呆然としている妻(最後までメチャメチャ元気)。女性の担当官が声をかける。『…どうかご理解を。手の施しようがないほどウイルスが増殖していたんです。きっとあなたは助かります。』 


うーむ、目張りしすぎてかえって逆効果だったか。奥さんがケータイでガラス割らなきゃねえ。主人公がヘタレでジジイがやり手で、妻が怒りっぽいからいけなかったか。 …ああ、暗い死す!




  (次回は、劇場映画の記事を出す予定です。期待しないで、お待ち下さい。)





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2009-05-06

ネタ探GWお父さんスペシャル ~R18オヤジ限定・エロティック映画編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

お父さん方、GWの家族サービス大変お疲れ様でした。ささやかではございますが、慰労企画として今回も少しオトナの世界を書かせていただきます。(一部の読者に大ウケらしいので)


本格的なエロは得意じゃないので、ここで紹介するのは、あくまでもソフトエロ。ほんのりとお楽しみいただけたら幸いです。女性のみなさんは、目をつぶってご遠慮下さるよう、自主規制をお願いします。ガキは早いとこ寝かせましょう。めったに読めない、桑畑渾身の2本立て。…では、いざ探検!



「アンアフェア 婦人警官の出番、再び!」 (2007年シネマファスト)


あきらかに「アンフェア」(あんこ祭りじゃないよ…ってまだ言うか!)の便乗映画。タイトルからして2作目らしいけど、レンタル屋にこれしかなかったのでとりあえず借りてみました。


主人公は、婦人警官桜井美咲。演じるのは、AV出身の鈴木杏里。23歳にしては少し老けて見えるけど、それは気のせいか。スレンダーなボディに巨乳ですが、色がやや黒いので、お茶くみの婦人警官というよりは、交通安全課の方が説得力あるかもなあ。


六本木の高級クラブに勤める女性が、死体となって発見される。容疑者の男がすぐに逮捕されたが、容疑を否認。彼の妹がミサキに懇願する。 『…お願い、お兄ちゃんを助けて!』


ミサキの仕事は、お茶くみとコピーだけの閑職であるが、プライベートで独自な捜査をするという一面を持つらしい。それって 「時効警察」 も入ってる? 『…あたし、ただのお茶くみなんですけど…。』 戸惑いながらも事件の真相に興味を持ったミサキは、極秘に捜査を開始するのであった。


被害者と同棲していた男に協力を求め、ケータイの着信履歴や遺留品から核心に迫っていくミサキ。行きつけのお店は、どう見ても普通の家の台所なんだけど、そこを “店” と言ってしまうところがスゴい。この辺は、製作者の心臓の強さがうかがえます。低予算で安っぽい脚本ですが、この手のものに多くを求めちゃイカンでしょう。


彼女は、カゼを引いたことを利用し、休暇をもらう。ゴホゴホしながら、被害者の彼氏と一緒に行動。勤務中はメガネをかけて髪をまとめているが、プライベート捜査の時はメガネを外してロングヘアースタイルに。これが彼女の戦闘スタイルといったところか。被害者が残したコインロッカーのキーを手がかりに、六本木中のコインロッカーを捜索。発見した中身は、何と覚醒剤だった。(たぶん)


『…ああ、また熱が上がってきたわ。』 ミサキちゃんは発熱すると欲情するらしく、見舞いに来た同僚とさっそくヤッてしまいます。どうやら彼とは、セックスフレンドらしい。おかゆを作ってあげた報酬にヤラセてもらえる関係もスゴい。彼女が裏で捜査をしているなんて、微塵も疑わない、実に都合のいい男です。


ヤクを店のマスターに預け、薬物の入手経路を探る。浮かんできた人物は、大学教授だった。ネットを利用して学生たちに売人をさせ、悪どく儲けていたらしい。大学で聞き込みをして、居場所を突き止めて踏み込んだら、彼はすでに死亡していた。クスリを飲んで自殺か。もしくは偽装か。


しかしまあ、エロがあんまりありませんなあ。時々思い出したように濡れ場がありますが、大抵1~2分で終了。後は、シャワーシーンが1回のみ。しかし何というか、色気もへったくれもないですなあ。何だか、面倒くさそうにカラダ洗ってます。人を楽しませようとかいう姿勢は全くない。…あ、そういうそっけなさも 「アンフェア」 の篠原涼子キャラのパクリか?うーん、うまい逃げ道だこと。


この調子では、エロが目的で借りたオヤジは、ヌキどころもなくイライラするでしょうなあ。脚フェチの人は、制服姿に興奮するかもしれないけど、これではちょっとイカンでしょう。ストーリーが悪いのか、彼女の演技の問題なのか。まあ、どっちもでしょうね。これは、ハズレとあきらめましょう。


教授が死んだことにより、捜査は暗礁に乗り上げたかに見えたが、またすぐに次の容疑者が浮かぶ。今度は、警部だそうな。開始してからすでに1時間が経とうとしているので、たぶんコイツが犯人ですな。時間もないから、早くタイホしちゃいましょう。


ミサキちゃんは、警部のケータイに直接かける。『…あたし、あなたに殺されたユキエです。』 被害者のケータイには、警部の番号があったらしい。うろたえる警部。『…会って取引がしたいの。』


待ち合わせ場所に現れる警部。ネクタイに野球帽は思いっきり怪しいだろうが(笑)。 『…ベンチに座っている男に渡して。』 仕方なく警部は男のもとへ行き、金の入った封筒を渡す。その瞬間、張り込んでいた刑事たちに御用となった。男が渡した封筒の中身は、何とロリコンのエロDVD。 『…あれ、警部、こんなところで何してんですか?』 『…違う!俺はこんなもの買ってない!』 『…まあ、いいから、署に行きましょう。』


『…後は警察に任せて。彼もすぐにボロを出すわ。』 警部の取調べ中に、匿名で通報があり、大量の覚醒剤が発見された。『…マスター、ありがとう。なかなかいいとこあるじゃない。』 『…ふざけんな、俺が紹介した裏ビデオ屋を、お前使い捨てにしただろ!』 『…あれえ、そうだっけ?』


被害者の彼氏は、今日が誕生日だった。彼女から花とメッセージが届く。『…おめでとう。悪いお客と手を切って、クラブもやめるから、新しい生活しようと思うんだ、あなたと2人で。』 泣き崩れる彼氏。まあねえ、他の男にもおんなじメッセージ出してるかもしれないしねえ。お店の女の子なんだから、その辺は割り切って新しい恋を探した方がいいぜ、兄ちゃん。


ミサキちゃんは、依頼人からお礼を言われる。『…本当にありがとうございました。』 『…お兄さんは元気?』 『…はい、田舎に帰りました。あなたに感謝しています。都会で何か困ったことがあったら、ミサキさんに相談するといいってみんなに言います。』 『…ええっ?』


困り顔をしながらも、まんざらでないミサキちゃんでありました…チャンチャン。…ようし、次いってみよう!





「おっぱいチャンバラ」 (2008年エースデュース)


これは、まちがいなくエロでしょう。綾瀬はるかの 「ICHI」 と 「おっぱいバレー」 を足したような便乗映画でしょうか?気になったのでレンタル。さて、その中身は?


舞台は現代。主人公リリは、20歳の誕生日に祖母から、佐山破心流の極意を伝授される。和室の部屋で、娘の前に木箱を置き、『…これは、あなたが窮地に立たされた時にお開けなさい。』 さらに祖母は、リリに目隠しをする。わけがわからないまま、従うリリ。『…さあ、お取りなさい。』 目隠しを外すと、何と彼女は山の中にいた!しかも、いつの間にかオールヌードになっていた! 『…きゃあ!』 …おおっ、お父さん方、これはイケそうですよ。


驚愕するリリの後ろから、何かが近づいて来た。『…助けて~!』 『…待ちやがれ!』 着物姿の女が、男たちに追われている。リリは物陰に隠れる。早くも窮地に立たされたので、木箱を開ける。そこには、新しい着物と刀が入っていた。


コスチュームを見に付けたリリは、追われている女を助ける。 『…何者だ!』 『…あんた達こそ誰よ!』 斬り合いが始まった…とあらら、刀振るのヘタだなあ。ま、しょうがないか。「芸者VS忍者」 の佃井皆美ちゃんみたいにはいかんわな。彼女はプロのアクション女優だから。


リリを演じるのは、AV出身の赤西涼。21歳だそうなので、佃井ちゃんと同い年ですね。ちょっとフケて見えるのは気のせいでしょうか。たぶん、それなりに苦労したんでしょう。ようし、こっちはその分お色気で勝負だ。佃井ちゃんと違って、こっちはプロのセクシー女優だもんね。見事な脱ぎっぷりをとくとご覧下さい。


ここで、佐山破心流の奥義が炸裂。おもむろに胸をあらわにすると、おっぱいが発光(爆笑)!その瞬間、最強の剣士にチェンジするのだ。トップレスで刀を振り回し、賊を撃退するリリ。…すげえ、何てスバラシイ剣法なんでしょう!思わず拝みたくなっちゃいますね。


『…ありがとうございました。何てお礼を言ったらいいか。』 『…大丈夫か、八重!』 兄の彦一が駆けつける。妹は妊婦であった。リリは、2人が住む村に案内されることに。『…あのう、今って何年?』 『…宝永7年です。リリさんはどこから来たんですか?』 『…あたし?板橋だけど。』 全く会話がかみ合わないまま、3人は歩く。どうやら、タイムスリップしてしまったらしい。


彦一の家に入るリリ。『…貧しい村ですが、何か食べたいものはありますか?』 『…そうだねえ、パスタかな。』 相変わらず、会話が弾まない2人。『…あいつらは誰なの?』 賊の連中は、多額のみかじめ料を請求して、村人たちを困らせていたのであった。みんなで戦おうにも、刀の振り方さえ知らない上に、みんな恐怖におびえていた。


『…このままじゃ、村は全滅だ。』 みんなで相談していると、天井から物音が。賊の連中のスパイらしい。『…待てえ!』 みんなで追いかけるが、逆に返り討ちにあってしまう。何でスパイなんかする必要があるのか、何で逃げる必要があるのか、弱いのに何で追いかけるのか、さっぱりわからんのですが、つまらん詮索はしないでおきましょう。


リリは、助太刀をする。おっぱいボヨヨン、スイッチオン!ピカーと発光すると、賊は驚いて言った。『…貴様、どこでその技を!』 こいつ、何か知っているらしい。リリは、男の股間に刀をグサリ。『…ぎゃあああ!』 おお、イチモツを攻撃とは、ナニ斬るかわからん女ですなあ。


奴を捕虜にして、女ボスお絹と対峙する村人たち。『…こいつの命が惜しければ、2度と村に近づかないと約束しろ!』 お絹は鼻で笑って、捕虜になった手下をバッサリ斬り捨てた。『…うっふっふ、あたしと勝負するかい?』 お絹もまた、オッパイ戦士であった。リリはピンク、お絹は紫色に発光(に見えた)。うーん、何て芳しい戦いなんでしょう。女の最大の武器を駆使して戦う、2×2の熱い火花!


しかし、異変が起きた。お絹に一太刀入れようとした瞬間、リリの体が半透明になってしまう。『…あ、やだやだ、何?』 リリのパワーは急激に低下。お絹はニヤリ。『…よし、この女を渡せばみかじめ料をチャラにしてもいい。』 『…誰がそんなこと!』 彦一は強く拒んだが、村人の創意は違っていた。


お絹を演じるのは、AV出身のあのあるる。彼女もまた21歳らしい…ええっ、そりゃいくらなんでもオカシイんじゃねえの?主役よりはるかに苦労したんでしょうか?ちなみに、八重役の範田沙々は24歳。うー、こっちの方が若く見えます。年齢不詳の何でもありムービーですか、それもまあいいでしょう。


彦一の家に戻ったリリは、フトモモに受けた傷を手当てしてもらう。『…痛っ!』 『…あっ、大丈夫ですか。』 いかにもな傷が笑えますが、フトモモファンはよく見ておきましょう。


『…あのう、どうして戦う時に、乳房を見せるんですか?』 『…冬が終われば春が来る。夜が明けたら朝になる。あたしにとってはそれとおんなじなの。』 うーむ、わかったようなわからんような、スバラシイ表現ですなあ。要するに、胸を見せるのは特別なことじゃなくて、自然なことなんですね。…素敵じゃないですか。


『…あたし、実は未来から来たの。お絹は、佐山破心流の開祖かもしれない。彼女を殺すとあたしも消えるかもしれない。』 『…そんな、じゃあリリさんは戦っちゃいけません!』 『…そうもいかないでしょ。』


村人は相談し、彼女を差し出すことに決めた。『…ごめんなさい。あたし、つかまることはできません。』 村を出るリリ。八重は、リリにお守りを手渡す。『…命を助けてもらったのにこんなことになってしまって…。』 『…いいのよ、ありがとう。元気な赤ちゃん産んでね。』 切ない表情で見送る八重であった。


夜になり、火をたいていると、彦一が追いかけて来た。『…村へ帰りましょう。どうか一緒にいて下さい。』 青年の一途な気持ちに、リリは心を打たれる。『…あたし、人を本当に斬ったのは初めてなの。』 揺らめく炎に照らされて、2人はいつしか結ばれていくのであった…。さあ、濡れ場ですよ。本作最大のヌキどころ。しっかりと鑑賞しましょう!


BGMは、情感あふれるピアノ。接吻の後、胸があらわになっても、今度は光りません。どうやら、発光するのは戦闘モードの時だけのようです。でないと、サングラスを着用してセックスしないといけませんから。あえぎ声に、スローモーションの動きがなかなかよろしい。炎の暖かい灯りが、いい感じで肌を美しく彩ります。お互い初めての、めくるめく体験。後ろから前から、剣を抜き差し…ああ、佐山破心流。心もカラダも貫いてしまえ。


気が付くと、彦一は1人で寝ていた。リリはいつの間にか去ってしまったらしい。村人の追っ手が来る(おせーよ)。八重は、鎌を持って立ちふさがる。『…あんたたちはバカよ!』 同時に産気づいてしまう八重。『…お願い、あの人に力を貸して…!』 うーむ、女の武器って色々あるなあ。


リリの前に次々と敵が現れる。『…覚悟しなさい。今のあたしは強いわよ!』 おお、今宵の斬鉄剣は一味違いますな。時を同じくして、八重も出産と格闘していた。戦え、女たち。未来の全ては女から生まれるのだ!


お絹は、お堂の中で情欲を満たそうとしていた。はい、第2の濡れ場です。しかし、時間が短いのでヌケないかも。ろうそくの炎と、熟女のあえぎ声…あ、失礼。21歳でしたねえ。でもやっぱりウソじゃないかなあ。相当無理があるし、どう見てもかなり成熟してますけど。お相手は、村でさらったであろう若い男。貪ってますなあ、姉さん(泣)。


忍者を倒したリリは、チェーン男と対決。首にグルグル。『…ああ!』 苦痛にあえぐリリ。何とか倒すも、自身も矢を首に受けてしまう。彦一が到着するが、あんまり役に立たない。『…大丈夫ですか?村に帰りましょう。』(ザ・こればっか) 『…まだ、中にお絹がいる。』 どうやら、決着をつける時が来たようだ。


『…さあ、あたいも楽しませてもらおうかな。』 かくして、戦いの乳房…いや火蓋は切って落とされたのであった。おっぱいボヨヨン、スイッチオン!揺らめく4つの乳房。行け!我らのオッパイ戦士たちよ!


『…やあっ!』 お絹のフトモモに、血がタラリ。『…このクソアマ!』 リリの胸に剣が振り下ろされる。今だ、オッパイ真剣白刃取り!(爆笑) オッパイで刀を奪い、オッパイで投げる!すげえ、オッパイって鍛えるとこんなことができるんだ!(できねーよ)


刀が飛び交う。胸元ユラユラ、心もユラユラ。投げた刀をオッパイキャッチ。そのままオッパイに気を溜めて…食らえ、おっぱいカメハメ波ソードアタック!(超爆笑) すげえ、コブラも真っ青だあ!


リリの剣は、お絹の胸を貫いた。『…ぎゃあああ!』 断末魔の悲鳴とともに、お絹は絶命。『…ああ、消えちゃダメだ、リリさん!』 彦一の叫びも虚しく、消えていくリリ…。


村人が到着した頃には、すでに死体の山であった。戦いは終わった。八重は、無事に出産。村には、平和が訪れた。 『…俺、あきらめませんから。』 彦一は、ようやく “戦う男の顔” になった。


リリは、現代に帰って来た。『…あれ?おばあちゃん。』 祖母はにこやかに微笑む。どうやら、全ては祖母が仕組んだらしい。『…おばあちゃん、あたし、開祖の女の人に会ったよ。』 しかし祖母は、意外な事実を告げる。『…佐山破心流の開祖は男性なのよ。名前は、彦一。彼は生涯妻を娶らなずに、姪にそれを託したと言われているの。』


すると、姪にオッパイ丸出しで剣の修行をさせていたのか?すげえ伯父さんもいたもんだなあ。バアちゃんは、仏壇の引き出しを開ける。そこには、あのお守りが!『…彦一さん、無事継承の儀式は終わりましたね。』 ええと、継承の度にタイムスリップして、継承者はみんな彦一に処女を捧げていたの?…それって、ムチャクチャスゴイ話じゃん!このエロ彦一め、1人で永遠にオイシイ思いしやがって!


『…あらあなた、首にキスマークがついているわよ。あっはっは。』 『…え、あれ?』 そうなのだ、バアちゃんは全部知っているのだ。困惑しながら、リリはポツリとつぶやいた。 『…あ、そういえばコンドームつけてなかったなあ。』 うーむ、佐山破心流、恐るべし。…おっぱいを甘くみたらアカンで!





  

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