死は色で表すと無色


透明でも白でも黒でもなく無色


色が無い色だ


果てはない
地上もない
空もない
声もない
音もない
景色もない
影もない


匂いはない
暑くもない
冷たくもない
感情もない


自分が立っているのかも分からない

触れる感覚も分からない

目が見えてるのかも分からない

それが『死』
それが『無』


死は自由じゃない
自由は死じゃない


死んで残るのは『無』だけだ



―――――

俺は死んでないから『死』という物がどういう物か分からないから、これは想像。

俺は時々、「死にたい」「消えたい」って思うけどそれを行動に移すのは怖くて、

それと同じくらい、何も無い『無』はとても怖いと思うんだ。