「レフト・アローン」咽(むせ)び泣く曲…衝撃でした! | 日常を楽しみ時々タロット

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こんにちは。
SACHI ですキラキラ


突然ですが…

あなたはマル・ウオルドロンの

「レフト・アローン」

という曲を知っていますか?



1971年に、この曲を初めて聞いた時…


衝撃でした!

こんなにも切なくて

心の奥からの叫びが溢れ出るメロディー、

絞り出すような哀しみが

直接、心に入ってくる!

ジャキー・マクリーンのサックス

プップ プ~♪

最初の音色を聞いただけで、息が止まり、動悸が激しくなり、動きが止まる。
「哀しみ」の世界に浸る。

ここまで深くじっくりと「哀しむ」事があっただろうか?

モノクロの世界に居るようだ!


そして、現実では「悲しんでいなかった」と気づいた。

祖父が亡くなって、一度も泣いていなかった。

祖父の末期癌入院中に父が大量の吐血で
意識不明で緊急入院。

離れた2つの病院。
当時は付き添い婦さんに、祖父をお願いしていた。

祖父も父も意識が朦朧としていました。
母は困惑、オロオロ。

長女の私「しっかりしなきゃ!」
仕事を辞めて介護していました。

意識を取り戻した父は、洗面器が、
すぐいっぱいになる吐血。
冷静な私はバケツをあてがって処理。

医師は「原因不明」というだけ(泣)

母と私は2つの病院を行ったり来たり。
そんな状況の中、祖父が亡くなる。

お葬式の段取りもしなきゃ、父には知らせないでおこう。

母は過労困憊している。
私は近所のおばさん達教えてもらいながら、母と葬儀を密葬にした。

母は泣いていた。

私は「今は泣けない!」

父も急変したりして、毎日「峠だ」と
医師から言われていたからだ。

意識が戻っても吐血する父、それを見てオロオロする母。

泣いてる場合じやないよ~!

で、漸く落ち着いた父の転院が決まった。

そこで、父に祖父の死亡と葬儀も終わった事を告げた。

父は、俯いたまま
「そうか…」
母と私を見て
「ご苦労やったな…」

母は泣く。
私は泣けない!父は、まだ入院中や!

弟たちに

「覚悟だけしとこうな。
万が一の事になったら生活も困るから、
お姉ちゃんは仕事を探す。
家の事も手伝ってや。
お母さんは疲れてるから、
みんなで協力しよな」


父が数ヵ月後に退院、仕事に復帰できた♪

そんな時に…

レフト・アローンを聞いたのです。

そこで…初めて泣いた…
声を出さずに…

おじいちゃん、おじいちゃん、
大好きやったよ…


…暫し 沈黙…


友人から紹介された曲でした。Jazz です。


後に知ったのは…

1960年にジャズシンガーの
ビリー・ホリデーへの追悼盤として録音されたものです。


ビリー・ホリデー(1959年7月没)


マル・ウオルドロンビリー・ホリデーの伴奏者でした。

ビリー・ホリデーが亡くなる1959年春に
ビリーが歌詞をマルと語り合いながら、書き上げたそうです。

「ビリー・ホリデーを偲ぶ」


言葉にならない程の哀しみ。

単に亡くなって悲しいだけではない、
全身で哀しんでいるように思えた。

ビリーが亡くなり、
ジャキー・マクリーン
サックスで奏でる歌詞。


この曲を知る迄は、jazz というと、黒人で
明るいイメージを持っていました。

A列車で行こう」が典型的ですね。

暗い部分を思いっきり味わってるから、
明るいんだ!
と何となく、やるせなくて切なくて、
それでも愛しいドキドキ


それからの~

TV ドラマ「ROOTS / ルーツ」に繋がる訳です。


1977年「ROOTS / ルーツ」の作曲がクインシー・ジョーンズ

大プロデューサーでもあり、プレイヤーでもあるのですね。

一般的には「愛のコリーダ」かな?



私が初めて黒人の方と握手したのは… 

1970年 大阪万博の年でした。
最寄り駅の周辺に宿泊施設が沢山出来たのです。

当然、外国の方々が歩いています。
外国人と道ですれ違う時に目が合うと、
「ハロー」と挨拶していました。

私には
無料の生きた英語辞典、生きた英会話」
に思えたからです(笑)ウインク

みんな英語を話すと信じていました(笑)

単語を並べてジェスチャーで意志疎通(笑)


黒人の方の手の甲はチャコール色、掌はオークル色に驚いたのです。

皆さん、笑顔で力強い握手だった。

外国の方々は、表情も豊かで、
私の単語だらけの英語でも
「聞き取ろう」という友好な姿勢に、
感動したものですラブラブ


1970年に黒人と握手。
1971年にレフト・アローンを聞く。
1977年に「ROOTS / ルーツ」TV ドラマを観る。
テーマ曲がクインシー・ジョーンズと知る。

クインシー・ジョーンズとマル・ウオルドロンの繋がりもあったと知る。

思い起こせば、黒人繋がりの話でした(*^^*)


レフト・アローン」押し殺していた
哀しみを感じて、泣く事ができた。

この曲を聞いていなければ、哀しみを感じないまま、泣く事もなかったと思います。


たった3音符で引き込まれた曲でした。



ちなみに私は中学生の頃、強い縮毛でした。
もしかしたら、遠~いご先祖に黒人の方がいるのかも?と思っていました(^-^)/


大仏の髪型を見てから、大仏さんのルーツもあるかも?(笑)

単純な私(≧▽≦)

あの独特の髪型は、螺髪(らはつ)と呼ぶそうです。

巻貝を表して右巻きだそうな。


何処まで繋げてゆくのか(笑)


長文でした。

お読み頂き有り難うございます☆


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