進化するプロ意識 | 木漏れ日の海

木漏れ日の海

フィギュアスケートの羽生選手を応援しています。
プログラムの感想を中心に語ります。

「nottes tellata」舞台裏を見た。

 

そして、またまた、驚いた。

 

今年も「notte stellata」では3本のプログラムを滑ったのだけど、なんと、そのプログラムの合間に厳しいトレーニングをしていたという。

 

映像で見る限り、負荷が高めのトレーニングに見える。

そして、取り組む姿勢が真剣そのもの。

 

いつも、羽生君のスケートの舞台裏が放送されると、驚かされる。

そんなに厳しくトレーニングをしているのかと。

 

もちろん、あの素晴らしいスケートの裏には厳しいトレーニングがあることを予想しているけど、いつも、その予想をはるかに上回っているのだ。

 

見に行く観客にとっては一期一会。

そのことをこんなにも汲み取って、最高のものを見せようとするとは、なんというプロ意識。

 

羽生君は競技時代から、エキシやアイスショーでのプロ意識が高かった。

いつも全身全霊で、その時々の最高のものを見せてくれていた。

 

それを踏まえたうえで、それでも思うのは、プロ意識もまた、進化しているということ。

 

プロになってからは、ますます、「見てもらう」「魅せる」という意識が高くなっている。

 

「何のために滑るのか」という問いかけと、それに対する答えもまた、深くなっているように思える。

 

それが1つ1つのプログラムに現れている。

 

技術、表現、演出、思考。

 

あらゆる面において、常に上を目指す。

それが羽生君のスケートなのだと、改めて突き付けられた。