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【「理性」とはなんぞや？】
あなたもココロとお友達。
るろうに心理カウンセラーの
かとちゃんです。
ボクのブログは
「ココロ」という捉えどころが難しいものの
ハナシをしていながらも
「とても論理的で分かりやすい」
と評判なのです（＾ω＾）。
それはボクが
専門用語を使わないで
できるだけ簡単なコトバで書くように
意識しているからで、
一回書いて「難しいぞ」と思ったら
大幅に書き直したりもしています。
それぐらい
「伝える」を意識して書いているのですわ。
でも今日は
「オジサン、
難しいこと書いちゃうぞ＼(^o^)／」
と前置きして書き始めてみる。
どこに落ちるかわからない
人間の本質に迫る主題に
取り組んでみたくなった。
今日のタイトル
これからの「理性」の話をしよう
激ムズっぽいです。
あえてマイケル・サンデルっぽくしてみました。
『理性』を紐解くのに
必須だと言われている哲学書があります。
カントの『純粋理性批判』
ボクは１０年ぐらい前に
ちょっと読んで
速攻で挫折しました。
だから、
そんな難しいハナシはしないと思いますが
むずかったらゴメンね。
実は今日、カウンセリングをしていて
「理性とはなにか」
というハナシが出たんです。
で、ボクの口から
１５年前のカントを読んでは
わからなかった答えが
ツルツルと出てきたので
ここに書き記しておきたいと思った次第。
まず
「理性」のハナシをする前に
「善・悪」のハナシをします。
人は
本来、善か？という「性善説」か
本来、悪か？という「性悪説」か
という議論があると思います。
ボクはこれを議論すること自体が
アホウの所業だと思っています。
なぜか。
人には
「罪悪感」というものがあります。
「罪“善”感」はありません。
「罪悪感」というのは
「悪いことをしたら嫌な気持ちになる」という
人間に生まれながらに備わった
『ストッパー』であり『リミッター』です。
もちろん「罪悪感」を感じない人
ってのも少なからずいるのかもしれません。
（サイコパスって人たちね）
でも通常はヒトに
標準装備の機能なので
人はつまりは「善」だ、
ということになります。
この「罪悪感」を見ないようにすることを
「正当化」と言います。
「オレは悪くない、なぜならば・・・」
という言い訳のコトです。
なぜならばの後ろにつくのは
「正義」だったり「権利」だったり
「被害者」だったりします。
これは以前も書いたので、
またそっちを読んでもらうとして
言い訳しなきゃいけないってことは
「人は自分を
悪い人だと思うことに耐えられない」
＝「罪悪感に耐えられない」
ということなんです。
つまり本来、人は「善」だということね。
で、「理性」について戻る。
「理性」とは
「その行いが善であるかを判別できるチカラ」です。
みんな
「理性がある」＝「善い心」
とカンチガイしているフシがあるが
「理性」＝「善」ではなく
「理性」によって「善悪」の判断するのである。
だから「理性」が正常に働かないと
「悪」に走ることもある。
今日なぜカウンセリングで
「理性とはなにか」
なんていう小むづかしいハナシになったかと言うと
世の中からたくさんの
「正しいこと」を集めてきて
それに従わないと「理性」は育たないのではないか？
というハナシがあったのです。
まあもっと簡単に言うと
子どもはたくさんの
「善い・正しい（とされること）」を教育され
また自身でも集めてくることによってこそ
「理性」は育まれる。
ということなんじゃないのか？
という疑問が出たのです。
違います。
なぜならば
「善い・正しい」「悪い・正しくない」
というものは
時代により、
状況により、
環境により
変わります。
だからその
「善い・正しい」
「悪い・正しくない」
を集めて、
盲目的にそれに従うことは
アホウの所業になりかねない。
ちょっと前までの日本は
・「恥」をかいたら切腹する。
・親の仇を討ってもよい。
イスラム国な人たちは
・自爆テロで白人たちを撃て！
国際的な先進諸国の思考傾向は
・自爆テロは悪だから根絶やしにするまで叩け
なんてことが「善・正しい」だったりするワケ。
だから外から
「善・正しい」とされるものを
集めてきても
ぜーんぜん、正しくないわけ。
「本当の善」というものは外になくて
「自分の命の源に聴いてみて
これが“善”だろう」
と周囲がなんと言おうが
判断できる感覚を養うこと。
自分には“善”センサーが
標準装備されているのだと
自分自身を“信頼”することが
できるヒトになること。
それが「理性」を育む、ということ。
もちろん周囲が言う
「これが“善”だべさ」という
教育されたり集めたりしてきた
一般的に「正しい・善」だとされるモノたちは
【参考】にしてもいい。
でもでも最後には
「わたし自身の判断が
“最善（最も善）”だ」
と判断できるチカラを得ること。
これが「本当の理性」だ、
とボクは思うワケです。
ながーーーくかいてきたけど
「理性」＝「自分を信頼するチカラ」
だと思っているワケ。
だから「性悪説」なんて唱えているアホウは
自分を信頼できていないヤツということです。
昔のボクねｗｗ
どーだ！
今日のハナシ、ムズいだろう。
これがボクが
カントの『純粋理性批判』に挫折して
自分の中で、熟成して
今日、口から出てきた
「理性とはなにか」の答え。
「理性を育む」とはこういうこと。
論証が正しいかどうかも見返さず
勢いで書いたまま、ここにさらしておく。
あとで見て恥ずかしくなるかもしれんｗｗ
誰も面白くないかもしれんが、
ボクは面白かった（＾ω＾）
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自分のコトバにして語ってもらっても全然結構です！(´∀｀)
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