糠漬け その2 | 本州最南端ではたらく社長のblog

糠漬け その2

宮本輝さんの小説に「にぎやかな天地」というのがあって この中にもかなり詳しく 糠漬けのことがでてきますんや。

たとえば主人公がヌカ床をパワーアップするのに塩鮭の頭をまるごとヌカ床に入れてしまうんやけど なんとこれが半年後には溶けてなくなってしまう(なんと骨まで) まるで 城卓也の「骨まで愛して」の世界でんなあ、なになに 城卓也てだれ

ってか すんません昭和30年代の話でした。

しかし糠床が不思議の世界なら野菜も不思議の世界ですな(もちろん魚や肉もそうですが)

野菜の不思議というのは たとえば水ナスは泉州で採れた水ナスはゴツウマに漬かるのに、この辺りで採れた水ナスは漬けても味は 日光のひとつ前(今市)

イマイチなんやね。

とにかく泉州の水ナスは今週漬けても うまい!!