『鎌倉殿の13人』、第44回「審判の日」を観た。
次の日曜日まで持ち越された今宵のストーリー。
事前にこれだけ公暁の実朝暗殺計画が漏洩しているのに、
リスク回避対策(警備)もしているはずなのに、
なぜむざむざ実朝は殺されてしまうのか?という謎は来週に持ち越された。
京からの後継者が決まったとはいえ、
鎌倉殿(右大臣実朝)が、ゆくゆくは御所を鎌倉から西(六波羅)に移そう
と思っている、とかさすがにないわ… 小四郎に愛想をつかされてもしかたない。
実朝の側近としてますますつけあがる仲章に苛立ち、
「今にして思えば、私の望んだ鎌倉は、頼朝様が亡くなられた時に終わったのだ」
と嘆く小四郎に広元は
「あなたは頼朝様より鎌倉を託された。放り出すことはできませぬ。
あなたの前に立ちはだかる者は皆、同じ道を辿る。臆することはございません。
それがこの鎌倉の流儀。仲章には死んでもらいましょう」
文官殿、勇ましい
小四郎「殺せ」
ト ウ「はい」
邪魔な要らないやつは殺して処分。
逆に殺られるリスクはあるものの、こんな単純明快なことが罷り通る時代。
若干羨ましくもある
それにしても、トウともあろう者がなんで罠にハマってしまったのか…
歴史のIF…仮に実朝と公暁がアンチ北条(小四郎)で意気投合しても…
やはり北条氏を倒すことは無理だったんだろうなぁ…。
公暁が前面に出ているものの、平六にとってもここが正念場だったはず。
「戌神(じゅつしん)はお前の守り神だ」って運慶が小四郎に言っていたけれど、
未年生まれのはずなのになぜかな…ともあれ伐折羅大将像に守られた小四郎は黒。
回を追うごとにしっかりしていく後継者の太郎、好青年で白。と対照的。
草草