くさまです。
昨日の委員会で報告があった
横浜スタジアムが保有する85億円の仕組債について
多くの紙面で記事になりました。
メディアには「持っているのは50億円」と話していたようですが
横浜市の定義ではこれが85億円になりました。
報道や関係者の話等を鑑みると
経営者の人たちは開きなおっている感があります。
毎日新聞では↓
同社は77年の設立時に「市は必要と認める事項について、随時報告を求めることができる」との協定を市と結んでいる。
市は先月15日に改めて情報提供の依頼文書を郵送し、協定を根拠に「回答がなければ、会社法に基づき株主としての権利行使に入る」と法的手続きも辞さない方針を示した。
これで同社は姿勢を転じ、回答期限の先月31日に仕組み債一覧など、求められた書類を市に送付した
これまでの毎日新聞の取材に同社は「民間企業として必要な情報は有価証券報告書などで開示している」と強調。
仕組み債については「約50億円を保有し、いずれも満期に元本が保証される」と説明していた。
資料公表後は「一切コメントできない」としている。
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ということなのですが、
いつまでもこういう姿勢だと
今後、横浜市が株主としてドンドン情報開示をせまっていきますので
もう、誰も守ってくれないですよ、きっと。
昨日届いた常任委員会の資料の中にも
たとえば、
大学など学校法人等の仕組債問題がいっぱい報道された
平成20年以降、なんと昨年の12月まで
13機関から約37億円も仕組債買っていました。
その中には格付が「BBB」、
信用度が中程度と評価されている商品3億円分も入っています。
一体、どんな考えでリスクをとったのでしょうか。
新生ベイスターズと7年契約結んだばっかりですが
横浜ドームを実現したいという市民団体 の動きもあるなか
横浜スタジアム自体をどうするのか?!という議論にまで
話が及びそうです。
議会の空気は、
そんくらいの大きな感じになってきています。
次の委員会 はタフです。