くさまです。
先日のブログで都筑区は全部基準値以下という話をした途端、
都筑区では初めての公式測定によるマイクロスポットとして
横浜市内の公園で初めての1マイクロシーベルト以上の数値が
鴨池公園のログハウスで検出されました。
早速現場に行ってきました。
鴨池公園ではすでに横浜市が10月・11月にかけて
公園内の41箇所を測定していて
ログハウスの樹木下でも10月14日に測定しており
0.19マイクロシーベルト毎時(地表1センチ)でした。
他の箇所も0.06~0.19で、そこまで高い数字ではなかったのですが
子どもログハウスの
公園利用者が通常立ち入れない管理エリア内の雨樋下の1か所で
1.03マイクロシーベルト毎時(地表1センチ)が測定されました。
除染したのちは0.24マイクロシーベルト毎時となりました。
同じ雨樋下でも、ほかの6か所で測定したら
0.11~0.50マイクロシーベルト毎時で
0.50出た箇所も念のため清掃を行いました。
以前、金沢区の富岡八幡公園ログハウスで基準より高い放射線量が計測されましたが
昨日都筑にも該当したので、市内17か所あるログハウスで調査したところ、
鴨池と金沢以外はすべて基準値以下だったようです。
普段人が入らない場所なので、不幸中の幸いでしたが
なぜ、空間放射線量がそこまで高くない鴨池公園のログハウスで
1マイクロシーベルトを超えたのか。
おそらくは、ログハウスは屋根が大きいので
その分、雨によって放射性物質が一か所に凝縮して集まった可能性があります。
同じログハウスでも残りの17か所では検出されませんでしたが
やはり雨が流れて集まるところには、高い値が測定される傾向にあります。
港北区でマイクロスポットが報告されていて、都筑にないはずがないと思っていましたが
マイクロスポットになる可能性の傾向が、
さまざまな場所で放射線測定を続けるおかげでわかってきたと思います。
見えない放射線問題こそ、
て東電のせいということでは子供たちを守ることはできないので
自助・公助の考え方の中で
「ここは高いんじゃないの?・・やっぱり高かったね・・気を付けようね」という判断を
市民1人1人ができる「周知」が今の段階では大切だと思います。
マイクロスポットの危険性がある箇所にずっと子供が居つづけることはないと思いますが
そのことを知っていることが何より大切です。
市が公式測定している公園以外も、必ずそういうことだと思います。
また、来週の委員会で議論します。