日本人の金融資産が5%に伸びましたに違和感強かったので計算してみました。
2022年末ドル円
131円
2023年末ドル円
141円
日本の通貨価値・ドル円だけで判断したら、マイナス7%
5%増えたけれど通貨が7%屑化したので
実際の日本人の金融資産は、ドル建てだと前年度比マイナス2.5%(少数第2位四捨五入)でした。
ですが日本では日本円でしか表示されないため増えたことになり、
「アルゼンチンやトルコで金融資産が増えたバンザイ」って政治が言っているのと同じです。
政府の借金もそれだけドル建てで減ったはずです。
日本人から通貨紙屑インフレ税で庶民全体から徴収したんだにゃ
問題は2024年半期で
141円が2023年終わり
160円が半期終了
日本円は半年でマイナス12%と紙屑化を進めています。
多分株だけで運用した方はプラス10%から25%程度には普通になっているので問題なしなんですが、うちの様に紙くずで持っている家はドル建てで12%棄損しました。
これだけ減ると毎日買い物をしていても湧き上がってくる立腹があります。
この半年決算で、日本全体の個人金融資産はプラス8%とかで出て来て、ドル建てではマイナスを広げています。
円が安ければ安くなるほど、政治が成功しているように見え、積極的に後退する国となったのには訳がある。
円を元値に戻す?戻すはずがないと分かります。
だって見た目、減りますよ。
私くらいしか、金融資産が他通貨建てで増えたか減ったか計算するなんてことはしません。
昔、夫婦二人で高校の先生をしている先輩から言われました。
「考えればわかる」
大変賢く、アベノミクスでカネをまくと聞いてすぐ、ブル3倍投信にして、あっという間に2倍になったと言っていました。
「撒いて増やすだけのお金は紙くず」
考えたら紙屑は持っていてはいけないのですが、なぜか持っています。
そもそも家族のうち2名しか証券口座は持っていないしね。
上に書いた計算は、記事を書いてから3度修正しています。
合っているか分からないから、ファクトチェックとして計算して見てください。
自分の家資産を見てみたら、ドル建てでも膨大に自分資産が増えていて大喜びかもしれませんよ。
輸出の競争力がアジアの同業種を持つ各国をしのいで高まっているとのことで、ハイパー円安修正はないだろうとのことです(原料輸入コストが高いので、純利益が出るかは別だが、安く売れるから市場シェアが上がる)。
私は現地生産からの利益がドル建てで変化なくても円建てで上がるからだとばかり思っていましたが(数量が増えていないと読んだ)実際輸出はアジア内で楽になっているようです。
国内では宿泊旅行報道が中心ですがイケイケになっているのは実はそっちの業界です。
全く報道がないです。
追記
9時過ぎ年初比プラス数万になりました。
今年って、買ってはマイナスを繰り返していて、反省しかしていません。
リートの損切と、投機銘柄(グロース)国内輸送株の損切が大きく、それらが無かったらなって思うにゃ。
とにかくリート・グロース2つのジャンルは今年ダメだったにゃ。
今日もダメみたい。
くたびれるだけにゃ。
更に追記
増えた理由が配当だったと分かりました。
日経平均が寄り天だったため、持ち株はみんな下がっていき、せっかく年初比プラスだったのに、マイナスにむかって歩いています。
日経平均って日銀資産の上下とだいたい歩調が似ているわぁ~~(個人の感想です)少なくともピークはまるで一緒にゃ。