草香江・大濠・六本松 気ままにさんぽ

草香江・大濠・六本松 気ままにさんぽ

創業38年。湧不動産スタッフのブログです。
地域情報や不動産情報などホットなネタをお届けします!!

Amebaでブログを始めよう!
{E8C24932-867B-4DFC-88F0-E7225AFA19A7}

ここ数日、朝晩は冷え込みますが、日中の福岡は温かい日々が続いております。

そして、昨日は、春一番も吹いたそうです。
寒いのが苦手なブログ管理人にとっては、春が待ち遠しいです。
 
 
 
さて、今回のWAKI塾は、
 
前回からの続き(後編)ですが、、、
「A.賃貸(借りる)」で住むこと。「B.購入(買う)」で住むこと。
 
いったいどちらが良いのでしょうか?というテーマを、ひきつづき御送りします。
 
 
前回の復習ですが、「賃貸」にするか「購入」にするかは、皆様によってその選択の仕方で変わる事を、ざっくりとお伝えしましたが、
 
 
これから、それぞれのメリットとデメリットを少しだけ確認し、皆様が自分自身に合うライフスタイルを、少しでも想像できるように解説して参ります。
 
 
まず、それぞれ契約する時に必要な費用を確認してみましょう。
 
 
A.賃貸の場合
物件の条件にもよりますが、家賃の5〜6ヶ月分が目安と言われています。
 
・賃料
・共益費
・敷金
・礼金
・火災保険料
・保証料(家賃保証会社)
・仲介手数料
・引越費用(及び家具家電購入費用)
などがあります。
 
 
B.購入の場合
物件の条件にもよりますが、売買代金以外の初期費用は、新築だと売買価格の3〜5%、中古だと売買価格の6〜10%が目安と言われています。
 
・不動産の売買代金
・仲介手数料
・印紙代
・不動産取得税
・登記費用
・固定資産税、都市計画税
・引越費用
・家具家電購入費用
(融資を利用する場合)
・ローン借り入れ費用
 
 
とりあえず、賃貸にしても購入にしても、不動産を契約する時はそれなりにお金が必要ということが分かります。
ここまでは、皆様ある程度の想像は出来ていたのではないでしょうか?
 
もちろん契約をする時の費用も大事ですが、
実は金銭面において一番考えないといけないのは、ここから先、
つまり契約後だと私は考えます。
 
 
契約時に準備するお金は、
過去からきたお金(皆様が貯蓄したり、両親から相続や贈与で受けとったり)であります。
そして、事前に契約費用がどれくらいか予測ができ、そして準備もできたお金です。
 
しかし、契約後に必要となる費用は、ある程度予測できる費用もありますが、誰にも予測できない費用もあります。
そして、それは未来の皆様が支払うものとなります。
突然体を壊して仕事ができなくなったり、勤めていた会社が倒産したりすると、状況が大きく変わってしまいます。そういった環境の変化も考えないといけません。
 
では具体的に、新しい家で生活を始めてから、
「賃貸」と「購入」でどのような費用が必要となるのか、確認してみましょう。
 
A.賃貸の場合
 
(予測できる費用)
毎月決められた家賃や共益費を支払わなけばなりません。
電気代やガス代などの光熱費もあります。
契約更新の際は、更新料などが発生する場合もあります。
 
 
(予測できない費用)
入居中に借主の故意・過失で発生した事故に対する損害金(洗濯機のホースが抜けて水漏れなどが発生し、迷惑をかけた。)。
もしくは、退去する際に発生する原状回復費用があります。
 
賃貸であれば、経年劣化により建物設備などが突然壊れたりしても、通常はオーナーさんが直してくれます。時には設備の性能が良くなり、今までよりも快適になることもあります。
固定資産税や都市計画税を支払うこともありません。
分譲のマンションのように、修繕積立金などを支払うこともありません。
これが賃貸の良いところでもあります。
 
 
 
B.購入の場合
 
(予測できる費用)
もし融資を利用していた場合は、毎月ローンの返済と金利を払います。
光熱費も当然支払う必要があります。
毎年課税される固定資産税を収める必要があります。
また、分譲のマンションなら修繕積立金などを毎月管理組合へ支払います。
 
(予測できない費用)
一番気がかりなのが、突発的なことで必要となる修繕費用です。
購入となると、建物のほとんど(マンションの場合は専用部分)が自分のものであり、何かあれば責任が生じます。
給湯器などの設備が壊れた場合も、台風で屋根が飛んだ場合も、マンションで下の階に水漏れさせた場合も、その責任と修繕費用の負担は自分へとやってきます。
さらに、突然、火事で建物が消失したり、突発的な事故や災害により、建物の修繕工事の為、多額の費用が必要となるなど、深刻な問題が起こることもあります。
 
 
この予測できない費用が、「賃貸」と「購入」を比べた時に、大きな差が出る可能性があります。
家賃よりも毎月のローン返済額の方が安いと思い、購入した不動産も、
この予測できない費用によって、賃貸よりも損をすることもあるでしょう。
 
だからこそ、賃料とローン返済額だけを比べで不動産を買うか借りるか決めるのは、大変危険ということが、少し分かっていただけたでしょうか?
 
 
ここまでを振り返ると、
何だかリスクの大きな「購入」よりも、「賃貸」のほうが良いともなりそうですが、
もちろん、購入の良いところも当然あります。
 
 
 
それは、自分に合わせた家を作れるということです。
 
誰かが考えて、既に出来上がった建物や間取り、内装に、自分たちが合わせて、その中で生活をする必要があります。
しかし、購入の場合は、建物(戸建)や内装を、自分の生活や好みに合わせられることができる為、より自分らしく、日々の生活を豊かに過ごすことができます。

多種多様な生き方や考え方が溢れる昨今だからこそ、
今まさに、「家」を購入しようと検討されているほとんどの方が、この考えを持っていらっしゃいます。
 
 
当然ですが、これによってどれくらいメリットがあるかは、数字では計れるものではありません。
きっと、ココロに豊かな生活ができた場合、その数値は無限大となり、様々な可能性が生まれるものだと思います。

だからと言って、賃貸生活だとココロが貧しい生活と、なるわけではありません。
もし、自分の求めている「家」や「部屋」が賃貸で見つかったのなら、わざわざ高い内装費用も必要なく住める為、それは幸運だと思います。
また、最近は賃貸でも借主による改装が少しずつ認められ始めており、賃貸においても、より自分らしくを求めた選択が可能となってきています。
 

お金は掛かったけど、良い暮らしができたと思えることもあるでしょう。
結局は、賃貸にしても購入にしても、何に幸せを感じるかで、どちらが良いかは皆様次第だと思います。
 

実は本日ご紹介した「賃貸」と「購入」の特長は、まだまだほんの一部です。

「賃貸」か「購入」か、
もしご検討中の方がいらっしゃれば、湧不動産までお気軽にご相談くださいませ。

皆様の希望する「家(生活)」が見つかるように、物件探しをお手伝い致します。
皆様のご連絡・御来店お待ちしております。
 
 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
不動産のお悩みやちょっとした疑問がありましたら、お気軽にメッセージへどうぞ。
また、「相続」や「空き家」「民泊」「DIY」などを始め、こんな話を聞きたいという、ご意見・ご要望もおまちしております。


不動産物件を探している
http://www.waki-est.com/search.htm

不動産の賃貸募集をしたい・売却したい・管理を依頼したい
http://www.waki-est.com/request.htm

不動産の無料査定を依頼したい
http://www.waki-est.com/satei.htm


〜草香江に店舗を構えて38年。身近な不動産の専門家〜
有限会社湧不動産(わきふどうさん)
〒810−0045
福岡市中央区草香江1丁目7番1号
TEL 092-713-8132 / FAX 092-713-8328
Mail info@waki-est.com
HP http://www.waki-est.com
営業時間 平日9:00〜18:00 土曜9:00〜15:00 (定休日 日曜・祝日)

(事業内容)
1.不動産の売買及び賃貸
2.不動産の売買及び賃貸の仲介
3.不動産の管理業
4.損害保険の代理店業
5.上記に附帯する一切の業務