寒気 澄む山際は細く金に輝き中天へと続く鴇色から みづいろ 深藍 濃紺へのグラデーション氷の上を渡って来たかのような背筋の伸びる空気に「ピンと張ったロープ」という言葉がふと浮かぶグラデーションが滲んで霞む雪と雪のはざまの晴れた夕暮れどうかどうかこの日々が後の春を呼びますように