あなたは何かやめたいことはありますか。
昔、私もたばこをやめたいと思ったことがあります。
たばこをやめるため本を買ってきたこともあります。
その本には、たばこをもっているから吸い
たくなるのだと書いてあり、持ち歩かないこと心がけた
こともありました。
結局、最終的にはたばこはやめれたのですが、
かなりくろうをしました。
そのとき、私はなぜやめれたのでしょうか。
たばこを吸ってはならないと思ってたときは、
何度も失敗したのですが、たばこはやめたほうが
いいことばかりだと思いだしたときにやめれたのです。
いいかえれば、意思で強制的にやめようと思っても、
やめるのは難しいのですが、こうしたほうがいいかもね
ぐらいの簡単な思いのほうが挫折しないというこです。
『たばこはもう吸ってはいけない』と言われると、無性に
すいたくなるけど、『吸ってもすわなくてもいいけど、
吸わないほうがいいことがあるかも』と、いわれると
がんばってやめてみてそのいいことがなにか確認し
たいとおもいませんか。
私たちは普段、自分への質問をくりかえしています。
強制でなにかしろといえば、いやと答えがかえってくるはずです。
でも、何かしたほうが絶対いいよというと、そうなのと答えると
思います。
それを利用すれば、なんでもできるようになるのです。
だから、毎日勉強しなさいと言われている子供は、
ぜったい勉強はしません。
勉強すると将来おかねもちになって、ちやほやされる
よというと、やるようになるのです。
なぜ、そんなことがおきるのでしょうか。
それは、潜在意識に希望のイメージがあると実行できるが
苦痛のイメージがあると実行しないように私たちは
できているからです。
なので、なにかやめようと思っていたり、なにか成し遂げたい
と思うのならばやることはひとつ。
たばこをやめてすごいといわれる人になっている自分のイメージ
、成績が上がってちやほやされているイメージ、また何か偉業
を達成し成功したイメージなど、それらをイメージできるように
なって初めて、結果として成功できるのです。