WBGTってなに?
ご無沙汰しております。ちょっと仕事が忙しくなって更新が途絶えておりました。
さて、今回は”WBGTってなに?”というテーマです。
毎日暑いですね。ニュースでは最高気温の報道を毎日目にしている気がします。
日本では環境省が管轄のようです。
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、
熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。
単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。
暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、
人体の熱収支に与える影響の大きい
①湿度、
②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境
③気温
の3つを取り入れた指標です。
お天気に関する研修を受けたとき、将来はやはり
年々夏の最高気温が高くなっていくと予想されているそうです。
そうなってくると、夏の昼間作業が困難になってくるので
もしかしたら”昼間に睡眠をとって夜間に活動する世の中”
になっているかもしれないとおっしゃっていました。
また同僚は”というか地上じゃなくて地下で生活しているんじゃない?”
と予想している人も居ました。
いずれにせよ、こういう指数を気にして生活することは大切ですし
熱さで人間は死んでしまうということですね。
▼下記サイトから抜粋
ちなみに こちらは今から30年ほど前 1990年8月の気温・天気の記録です。
35℃を超える日もありますが現在と比べると回数は少ないように思います。
▼こちらは2020年8月
実はわたくし10年以上前、まだ”熱中症”というワードが浸透し始めの頃に
体力回復してから「これが熱中症か」と大変な思いをしたことがあります。
当時「まだ若いから私は大丈夫」と思って炎天下の中
1時間ほど町のごみ拾いをしていたんです。
帰りの電車で汗が全く止まらずに体からどんどん水分が出ていき
電車で水を2ℓ飲んでもまだのどが渇いていました。
帰宅してから40℃近く発熱し、頭痛もありました。
それ以降の夏は のどが渇くことに強い恐怖を覚え
夏は外出を控えるようになりました。
お出かけしたとしても涼しいエリア、軽井沢や千葉の海など
気温が高くなりにくいところを選んでいました。
皆さんも 油断せずに十分お気を付けください。
特に子どもはコンクリートに近くて大人より気温の高い場所で動いています。
また、「10分だけ」といって子どもを車内に置いたまま居なくならないでください。
(SNSでこういった場面に出くわしている方をよく見かけます)
大切なことなのでもう一度言いますね。
熱さで人間は死んでしまいます。
(バス園児置き去り事件を忘れないで)