2017-11-04

生き方探求・チャレンジ体験

テーマ:弟子日記

この度、京都市立西京高等学校附属中学校から、
生徒さん2名の 職業体験 の依頼を受け、一つ返事で受諾。

期間は11月6日~9日までの丸四日間。
お引き受けはしたものの、未来ある学生さんの将来に関わることなので、これは責任重大だなと!
体験指導その他諸々、はてさて、どのような流れにすべきか結構悩みました。

 


1)送迎
 お客様に対しての基本中の基本。
 お迎えする際には「いらっしゃいませ」
 特にお見送りの際が重要で、自然に整列してお辞儀+「ありがとうございました♪」・・・出来れば笑顔で(笑)

2)塗装の知識 -入門編-
 ソリッド(単色)/メタリック・パール(アルミ片やマイカを混ぜて塗った上にクリヤー仕上げ)
 塗装というのは非常に奥が深いですが最初に知るべきことは、塗装を侵す液体 の存在について。
 整備工場にある品で例を挙げると、バッテリー液・ブレーキオイル・PAG(クーラー用オイル)・シンナー等。
 万一誤ってそれらの液体を塗装に付着させてしまうと、大急ぎで全力でリカバリーせねばならず、
 リカバリー出来なければ、正直にお客様へ報告し頭を下げて謝罪し、数万円~数十万円の弁済事案に?!

3)材料・素材の知識 -入門編-
 銅・アルミ・鋳鉄・ハガネ・ステンレス・ゴム・プラ・カーボン・・・
 どんなシーンであろうとも、今自分が触れようとしている 素材が何であるのか把握 することは重要です。
 年月経て脆くなった樹脂パーツは簡単に割れますし、ユニクロの安物ボルトは容易く折れます。
 アルミ製の雌ネジ相手で、考えなしにトルク加えると、いとも簡単にネジ山逝ったりしてしまいます。

4)工具の知識 -入門編-
 武士の刀と同じです。 工具はメカニックの誇りであり命
 小さな1点が数千円するのはザラだったりします。
 「緩めて締める」
 ただそれだけではないのです。 速く! 確実に適正トルクで!
 スパナ・メガネ・ソケットを適材適所で使い分けたり。
 同じ番手のソケットでも、12角と6角・深さ・材質・フランクドライブの有無などなど。

5)油脂類の知識 -入門編-
 「上位互換の万能品でオールカバー」というのは非常に便利ですが。
 性状を特化した品と、耐久性・効果・コストの点などで比べた場合、何かが劣ったりします。
 やはり 基本は適材適所
 このため、工場内には数多くのグリス類やオイル類があります。

6)電気の知識 -入門編-
 電気自動車やハイブリッドの駆動用バッテリー電圧は数百ボルト。
 十分に人が死ねる危険な電圧で、そのような箇所には必ず オレンジ色の被覆 がなされています。
 素手によるタッチ厳禁!
 それ以外の場所は点火系統を除き概ね24V・12V・5Vしか掛かっておらず安全ですが、
 工具でショートさせると火花が散ります。 クルマのボディー側はマイナス端子と同じなのです。
 あと、極初歩として知らねばならぬことは、配線の取り扱いについて。
 ノーマルグレードの銅線が如何に脆い存在であるか体験すると、取り扱いも自然と変ると思います。

7)作業活動の心得
 エンジン掛けたら他の作業員の指が千切れた。/ リフト降ろしたら誰かが下敷きになって圧死した。
 工場の中は危険が一杯!
 どの職種でも一緒です。 複数で作業する際には、他の作業者との意思の疎通 が非常に重要。
 事故防止の目的で、何かするときには恥ずかしがらずに大きな声を出して同意確認取れてから。
 「エンジン始動します!」→「お~!」→「ブルルン!」 という感じです。

8)自動車整備 -エンジンルーム編-
 ボンネット開いてエンジンルーム覗き込む際、初歩として気を遣うべきことは、整備傷を付けない という事。
 具体的には、左右フェンダーパネルやフロントバンパー。 作業する際には必ず保護対策を!
 2017年の現時点では、従来型のガソリンエンジンに対するメンテナンスが、基本となるでしょうね。
 内燃機関を持つクルマで数万キロ走行するには、単にガソリン入れるだけというのは絶対に無理です。
 最低でもエンジンオイル交換は必要ですし、数多くの保守項目をチェックせねばなりません。
 ほんの一例ですが、冷却系の漏れや滲みを見過ごすと、いつか必ずオーバーヒートして走行不能に。

9)自動車整備 -ブレーキ・足回り 入門編-
 EPB(電動パーキングブレーキ)なども増えてきましたが、
 基本として知っておくべきなのは 油圧式ブレーキ機構 の概念でしょう。
 ブレーキ踏力を、適切に確実に、しかも細い管で伝えることが出来る優秀な方式なのですが。
 大きな欠点は、経年劣化などで漏れが生じると作動オイルを喪失し、或る日突然ブレーキが効かない事に!
 運が良いと低速で壁にぶつかる程度で済みますが、集団登校の生徒の列に突っ込んだりするのは悪夢です。
 クルマというのは走る凶器にも為りえるのです。
 ブレーキ系統に限らず、操舵系や足回りの緩衝装置には必ず関節部分があり、
 摺動する部分には非金属パーツが使われているのです。 回転部分にはベアリング。
 長い目でみると、それらの箇所は全て要メンテナンス項目だったりします。

10)自動車整備 -OBD外部診断機編-
 今では遠い昔話。 旧世代の電子制御では、ある特定動作で警告灯などが点滅し、
 その点滅パターンを読むことで故障コードを知ることが出来ました。
 進化して装置が複雑化すると不具合項目も増大し、必然的な流れとして、専用診断機が登場。
 しかし電装系を恐れるべからず。
 OBD外部診断機というのは、故障診断する者を優しく導いてくれる道標 なのです。

11)メンテナンスのロジック
 例えば、右側のストップランプが切れていたとします。
 気の効いた整備士ならば左側もチェックして、電球が黒ずんでいれば左右セットで交換したり。
 ところが、お客様の中には「未だ切れてないのに替えたのか?」と怒られる方も。(苦笑)
 唯一絶対の正解なんてありません。
 修理/中古品利用/新品交換/関連部位の予防整備も・・・、選択肢は複数あるのが当たり前。
 選ぶ方策によってコストと信頼性が変ります。 だから、あくまでも決定権者はユーザーです。
 しかし中には自分では決めれぬ女性ドライバーも居たりするので、臨機応変、柔軟な対応が必要でしょう。
 



MADE IN JAPAN は多くの分野で間違いなく世界一!
技術者を目指すのであれば、気持ちの根底に、仕事に対する情熱や責任感といった 匠の精神 を。
日本人としての誇りを、胸に深く刻んで欲しい。

たった4日間では余りにも短いですが、それらが少しでも伝わると良いなと願うばかりです。

 

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2006-09-30

BOTTOM SUNK

テーマ:弟子日記
 

弟子B君沈没?!

高校時代にラグビーをしていた彼は、喩えるならば 「山の不動」。
いつだったか表の道路で轢かれていた猫の死骸を保健所の人が
取りに来るまで、小箱の中に丁重に収めてくれたことで判るように、
大きな体格ながらも動物好きでとても優しい一面がありました。
元々人見知りしない愛犬クーちゃんですが彼には力一杯尻尾を。。

だからなのかも知れません。
その外見からは想像出来ないほど繊細なところがあったのでしょう。
9月、胃潰瘍を患い24営業日中7日欠勤。 そして本日付け退社。


ボットム ( bottom ) 」 という言葉があります。

チームの中で、最も地位の低い下部構成員を指して使われます。
これは上下関係の厳しい組織に限らず、どのような職場の場合でも
必ず多少は気遣いや恭順といった姿勢を求められる辛い立場です。

「新人さん/新米さん」 と似たニュアンスですが、決定的な違いは
何年経とうとも下が入ってくるまではボットムであり続けるということ。



弟子A君とB君は、整備士養成学校同期卒で仲良く入社してきて早5年目。 その間ずっとのボットム生活ご苦労様。
人の出入の激しい自動車整備業界では、これはそこそこ長続きした部類に入ると思います。
B君が休みがちになってブログ更新がパタリと止ってしまったことでも判るように、これは痛恨の戦力ダウンですね。
私は何年ぶりかで工場のシャッターを閉めたり、自販機横の空き缶入れを掃除したりという雑務を手伝いだしました。
居なくなって初めて気がつくのは世の常。 今となっては彼の病の快癒と、次の会社での活躍を祈るのみであります。

約半月の感傷的だった期間を経て、ようやく私の中での日常が戻ってきました。
来春卒業予定の11名もの学生達が工場見学に来りと、目を瞑っていても時は淡々と過ぎてゆくようです。
数年後には、勤続20年以上の番頭格の方が定年を迎える予定なので、当分は新しい血を欲し続けることでしょう。

私も今よりもっとしっかりしなくては!
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2006-06-09

指詰め

テーマ:弟子日記
右の画像は弟子B君の小指。
整備完成車両の清掃中に、ドアで挟んで負傷。
彼は暫らくは耐えてましたが音を上げて結局早退。
事実、これは相当痛そうでした! (爆)

最近、記事更新が滞りがちなのを知ってか知らずか、
事故後数日経ってから、ぜひ話題にと画像提供。
貴様の悲痛な思いは決して無駄にはしないぞ?!
4つ目の弟子日記、感謝です♪

皆様、呉々もドアでの指詰めには御用心をば。 (^_^;


誌面がまだ余っているので少し無駄話。
想像するだけでも痛そうな 「指詰・指切」 なんですが、
古くは遊女が情の証しとして本当に指を切ったそうな。
「指切りげんまん・・・」 はその名残であるのかも。。

また他方、漢字の音読は非常に紛らわしいもので、「指詰め = さしつめ」 と読んでしまうと・・・・・
「能楽で、正面の前方を右手を上げて指し、前に出て止る型。 登場人物が興奮、感動したりした場面に用いる。」
・・・・・ ということなんだそうです。 イヨー! ポポポン♪ w
五体満足が一番♪
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2005-12-23

琵琶湖バレー

テーマ:弟子日記


上の写真は、琵琶湖バレースキー場から臨んだ夜明けの景色。
これは携帯で撮ったらしいのですが十分綺麗♪  でも朝の5時前に出発したそうです。 (^_^;

弟子B君、昨日は雪に泣かされた一日でしたが・・・
今度は一転その雪と、初滑りで戯れてきたのをレポートしてくれました!

琵琶湖バレーは京都から割と近いので、シーズン中結構行くらしいです。
ちなみにいっつも男ばっかりで行くそうなので、「誰か~~!」 と、のたまっておりました。。 (爆)

     

上は当日のゲレンデ風景と、彼が愛用している99cmのスキー板。
結構雪質は悪くなさそうですねぇ~。  なんだか私も久しぶりに行きたくなりました。
参考までに私の板は185cmであります。 ww
スキー・スノボオフ募集♪
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2005-12-22

雪の日のコーティング

テーマ:弟子日記


上の写真は、2004年 日産 TIIDA C11

弟子B君の超お得意さんが、奥さんのために去年買ってあげたクルマです。
彼曰く、「休みの日にいつ遊びに行っても旦那さんが手洗い洗車してる・・・」 のだそうな。
だから1年経ってもビッカビカでした!
よほど奥様を愛しておられるのでしょう。  ごちそーさまです♪ (^-^)

そんな大事にしているクルマだから?
いえいえ、弟子B君が営業努力を頑張ってくれたのでしょう。
12月初頭に丸2日の日程で、ボディーコーティングを御予約下さっていたのでした。

ところが・・・・・  ドドーン!
ちょうどこの日に限って、京都市内にしては珍しく
ご覧の通りの 雪・雪・雪!!

コーティング作業には入念な下洗いが不可欠。。
写真を今見ただけでも寒そうなのが伝わってきます。

本来なら、「ざぶいよぉ~! 嫌だよぉ~!」 と
泣きたいところでしょうが、自分の大切なお客さま。。
弟子B君は黙々と作業してくれたのです。  暖かい事務所で年賀状やってたのは誰? (  ̄ - ̄)。o0○ww

コーティングを長持ちさせる秘訣は、適度な焼き付け工程 にも大きなウェイトがあるのですが
外気温で随分と所要時間が異なってきます。  夏場の3倍は優にかかるでしょうか。。
そんな悪条件の中、彼はいつもと変わらぬ素晴らしいテカテカに仕上げてくれたのでした!

 神様も 「ご苦労様♪」 と微笑んでくれても良さそうなものですが、
 運命とは中々過酷なもので、納車の刻限になると猛吹雪・・・。

 私は弟子B君に納車期日を変えてはどうだと提案したのですが、
 明日の勤労感謝の日には絶対使うからと言われているとのこと。
 まぁ、雪ごときではコーティングはびくともしないはずなのですが、
 やはり折角の出来映え、輝きを見せたいのは人情。。
 彼は、「哀しい~。 悲しいぃぃ~!」 を連発しておりました。

 ここで問題になったのは、彼がお客さんのガレージに置いてきた
 ノーマルタイヤのままの軽トラ。  帰り道がとても危なそう。。
 結局、余りに不憫だったので、本来は不要かもなのですが、
 チェーンを抱えて私も一緒に行くことにしたのでありました。


上の写真は、同乗してみて気がついたルームランプ。
純正で、なんと3連LEDが使われてるし!  やるなぁ、TIIDA君♪

でもそのすぐ横にある、丸と縦長の穴が何のためのものだか全く解りませんでした。
取説書にも何も記載されてなかったんですよ。。  あーん、気になる木になる気になる木~~!!
どなたか知っておられる方、ぜひ教えてやって下さいませませ。

で、長岡京市の現地に到着した頃には・・・
雪は全く降っておらず、道路の雪もすっかり溶けていましたとさ。 チャンチャン (爆)
弟子B君 ブログ初登場♪
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2005-11-27

弟子の釣行記 - 高浜 -

テーマ:弟子日記
ニューコンテンツ誕生!

先日、初めてネットカフェからこのブログにコメントしてくれた弟子B君。
私と違って 正真正銘の本物の釣り が大好きな彼は、「釣行記」 なるものを書いてくれました♪
そのうちに・・・ 弟子達の目から見た、私の本当の素顔が暴かれたりして?! (^_^;

       

右上の餌木は、ヤマシタ 「エギ王Q 3号」 夜光オレンジ。
休日、弟子B君は友人数人と連れ立って高浜漁港へ。  狙う本命は烏賊だったそうです。

京都市内に腰を据えていると、ついつい忘れがちなんですが、京都は海に接した都道府県

若狭湾への往復は、R162 周山街道を通ったそうなんですが、折りしも紅葉シーズン真っ盛りで、
道行く景観は素晴らしく、しかも朝早く出発したお陰で渋滞なしのスーイスイ。
最高のモチベーションで現地に到着したそうです。  早起きは三文の得ですね~。

途中、2頭の鹿に遭遇! タヌキも見たそうです!  これはきっと大物が釣れる予感プンプン?!
期待を胸に釣り糸を垂らすと・・・・・
烏賊ゲット! (^O^)/ と思いきや蛸だったそうな。 www

その直後、続けてまたもや蛸君ゲット。
弟子B君曰く、「とても美味しかったのでOK。 やっぱり海が好き♪」 と申しておりました。。

       

飯蛸 ( 体長25cm ) × 2   これは蛸の夫婦だったのでしょうか?
可哀相に 「貴方ぁ~」 と追いかけてきたのかも。  食わずに逃がしたれよ! (核爆)

可哀相な蛸の夫婦に合掌 (ー人ー) www
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