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2014-05-30

シガーアダプター

テーマ:電装・カーアクセサリー


上の画像は、中国製USB1ポート車載充電器
シガーソケット12V/24Vを、5Vに変換しているので DC-DCコンバータ の一種になります。
カラフルでお洒落ですね。 それでいて実勢価格は、僅か20円~100円? 超破格値です!

これくらい安ければ、ダメ元気分で2個とか注文したくなる気持ちも理解できますが・・・・・
安物買いの銭失いという諺があります。 ショッピングカートに入れる前に、どうかご再考を。
1)無保証:
 品質には万全を期しておりますが、使用後の端末破損等のトラブルが発生致しましても
 弊社では保証致しかねます。 また、メーカー保証対象外となります。予めご了承下さい。
2)巧みなレビュー:
 「問題なく使えましたよ」 という書き込みと並べて、「発煙・即不具合発生」 という趣旨の書き込みも!
 これは、危ないことを暗にほのめかしつつ、もしかしたら大丈夫かもという期待を持たせる作戦?(笑)
3)内蔵ヒューズなし:
 出っ張らずコンパクトで可愛らしい代償として、内部にヒューズを組み込む余裕が全くありません。
 なので問題発生時には車両側にも波及します。 ( 偶然見つけた故障例 : 車両ヒューズ切れ多発

ものづくり という大和言葉があります。
工人たる者、自らの生み出すものに自信と誇りを持たずして何ぞや! と思うのですが。。



ところで話変わって先日の話。
「ぶつからないクルマ」 スバルのアイサイト(EyeSight) についての技術講習に出席しました。
教習車として使われたのは、XV 2.0i-L EyeSight
締めくくりとして、CMでやってるそのまんまみたいな、模擬障害物に突っ込んでいく実車体験もしました!
結構キワキワになってから急にぐっと停まるので、あれは大抵誰でも小さく声出しちゃうんじゃないでしょうか(笑)

京都スバルの現役メカニックが2名、解説講師の任を務めてくれたのですが、
その余談のなかで、最近の傾向として特殊な故障事例を散見する旨の耳寄りな情報を得ました。

『車内のネットワーク化(車内LAN)と協調制御』 という潮流があります。
何十個もの制御ユニットが、相互に横の繋がりもって、ピーチクパーチクお喋りしているイメージ。
お喋りするためには当然何らかの通信手段が要るわけなんですが、これが曲者!
本来、非常に安定していてしかるべしの有線方式による車内LAN構築。
ところが、狭く特殊な環境であるクルマの中を、高度にネットワーク化すると・・・・・
どんな種類のケーブルもノイズのアンテナになってしまいます。
ケーブルの長さ、這わせ方、曲げ方一つでノイズの発生状況は大きく変わってしまうそうですね。
高価なノイズフィルターをふんだんに用いれるのは趣味のクルマだけでしょう。。
このため自動車メーカーは、コスト的な制約がある中、なんとか誤動作しないよう四苦八苦することに。
アイサイトに代表されるような衝突回避システムが加わると、更なる複雑化に伴う心労は想像に難くありません。

そういう下地がある中での、特殊な故障事例とは、ズバリ 誤動作 です。
ノイズに対して、辛うじてバランス保てたと判断されたからこそ、世の中に出てくる量産車。
そこに各ユーザーが勝手に何かを追加したら?

例えば前述したような 車載充電器
シガーアダプタ一体型は、不具合発生例に占める割合が特に高いそうです。
コンパクト&低コストに主眼が置かれると、ノイズ対策にまで手がまわるわけがない?
それと必然的に、センターパネル内のハーネスに近すぎてしまうせい?

例えば 室内用LED各種
天井のルームランプや、ドアのカーテシランプをLED化するのは最早定番でしょうが、
ノイズを激しく発する粗悪品に起因する誤動作発生事例は確かにあるそうです。

例えば ドライブレコーダー
廉価すぎる小型のものはどれも危ないんでしょうか?
設置場所の関係で、衝突回避システムの通信ケーブルに近接してしまうせいかもですね。
「地デジを視聴中でも電波干渉しない」製品を選んでおくのが無難でしょう。



2014.02 、東北大学電気通信研究所の加藤修三教授らの研究チームが、
導電性塗料をコーティングしたプラスチックのチュープで電波を伝送するホース型の新方式通信回線
「通称:電波ホース」を発表したという記事を読みました。

過度の屈曲や圧搾にも強く、断線しても通信可能。 有線通信と無線通信のハイブリッド技術!
現行のメタルケーブルによるワイヤハーネスとの重量比 1/10以下!
車内LANは、このような新方式が順次採用され、日進月歩、技術の発展を遂げていくことでしょう。

しかし残念ながら、平成26年現在、CANやFlexRayなどの有線による現行通信方式は、
まだまだノイズ耐性が十分ではないように感じます。
シガーアダプタで何かを追加する場合、今までは通電容量だけ気にしていれば良かったんですが。
最先端の新型車に乗られる方々は、車内ネットワークとノイズ干渉させないよう、ご注意を。

♪
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2011-08-25

LEDルームランプ

テーマ:電装・カーアクセサリー
マクラ球型LEDルームランプについて


上の画像は、12V用マクラ球型LEDルームランプ。
1年保証でありながら、LED6チップ×2個セットが、送料税込みでたったの700円♪
省電力長寿命のLED球が、実質1個当り300円以下?!
フィラメント球との価格差がここまで縮まってくると、交換を要する際には、LEDに積極的に置換すべきと思いました。
2011年現在の相場より随分安すぎですが、アマゾン経由の購入なら万一粗悪品でも1年保証は守ってくれるかな。。
と、甘い認識で試しに注文してみたのですが・・・・・
運転席側と助手席側にそれぞれ独立したルームランプがある車種に同時に使いだしてみたところ、速攻1個NG。
総点灯時間にして僅か5~10分ほどで? 何度かドア開閉していただけでふと気付くと片側不点灯に。
慌ててクレーム報告して翌日には代品届いたものの、その頃にはもう1個の反対側も点かなくなってしまいました。
一応ルームランプ本体側各部の接触不良も疑ってみたのですが、やはりLED球の内部接触不良と断定。


届いた代品を含め、合計4個確保した時点で臆せず不良品を分解してみると・・・
 1) 両端の金属製帽子は肉厚ペラペラの薄すぎで強度不足
 2) 円筒型レンズはガラス製ではなく樹脂製で耐熱性不足
 3) LED基板端子と帽子部分との接続は圧着方式・ハンダ方式ではなく単なる折り曲げ
 4) レンズと帽子部分との固定はボンドによる点付け

これだけ悪材料が揃うと、どう考えても実用に耐えうるとは思えません。。
電球ホルダーに挟まれテンションかかった状態で、点灯加熱~消灯自然冷却を繰り返すと、基板端子が必ず接触不良に。
10秒未満のショートサイクルで、延々とON/OFF点滅反復テストする分には、そこそこの回数耐えるかもしれませんが、
点灯5分間 (加熱) ~ 消灯30分間以上 (自然冷却) というサイクルには非常に脆く、僅か数回で不点灯に陥るでしょう。
実際の使用状況は、むしろこうだと思うのですが。
ちなみに優良LED素子集合体の定格寿命は、全光束が初期全光束の70%、または、光度が初期光度の70%に低下
するまでの時間と一応定義されてはいるものの、一般向け表記ではそれよりも短命な、回路中のコンデンサー寿命である
40,000時間でどのメーカーも判でついたように横並びになるのが定番みたいです。
このため、素子(チップ)+回路の寿命=電球の寿命=4万時間だと、売り手の側の多くの人々まで誤解してるようですが、
製品としての総合的な点灯寿命は、上述したような種々の理由で短縮され、粗悪品では製品寿命 0.5H ?
電気接続って結構シビアですが、製造コストを下げるための手の抜きどころは正にそういうところなんでしょうねぇ~ ^^;


留意点・解決策
右の画像を仔細にご覧下さい。
左側は、スタンレー製フィラメント球 ( ガラスレンズ )
右側は、対策済みLED粗悪品 ( 樹脂製レンズ )

並べて見比べるとガラスレンズは非常に透明度が高いですね。
中身が雲って見える品は樹脂製レンズの可能性濃厚で要注意!

次に金属製帽子の円錐部分先端ですが・・・
左のスタンレー製は平たく圧着してあり、右の品には対策として
基板端子を僅かに出してハンダをチョンと盛りました。
電気接続はこうしなければ確実になりません。
逆言うと、圧着痕またはハンダ痕ないものは要注意!


上記二項目どちらにも該当するもの。すなわち、樹脂製レンズ+無処置金属製帽子のLEDは、粗悪品の可能性 大?
いくら安くてもそういう品には手出ししないほうが無難だと思います。。

♪
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2011-05-06

HID ( 高圧放電灯 ) フォグランプ編

テーマ:電装・カーアクセサリー
バンパービルトインタイプの純正フォグランプHID化について

  

上の画像は、1992-06製 JZZ30 トヨタソアラのフォグランプ ( H3ハロゲン → HID化、改造前/改造後 )
 フォグランプは道路運送車両の保安基準 第33条で細かく規定されており、「ヘッドランプ上縁より下にしなさい」と
 謳われているため、低い位置に設置される宿命にあり・・・ ひいては防水面に配慮する必要が生じます。
 というわけで、概ねどこのメーカーの純正フォグランプも、電球交換用の裏の開口部は、上図のような感じです。
 ゴムキャップで安易に済まさず、防水コネクタを介した重厚なキャップ。 Oリング付なので気密は確実!


したがって、フォグランプのHID化にあたっては必ず配線通し回しの問題に突き当たります。
 この記事が糞自慢にならぬよう、嫌味に聞こえぬよう続きの文章をどう綴るべきか、約一週間筆止めて考えました。
 世間一般はと思い「HID化 フォグランプ」のキーワードで画像検索すると9ページ目に私のこの画像が出ているし!
 恐るべしGoogle! おっと脱線 ww  概ね皆さん、明るくなりましたぁ~的な表側か、HIDキットそのままが大半。
 整備士である私は、どこにどんな穴をあけて、どのように防水処理したかが最も重要だと思うんですが。。



HIDバーナーの配線には、一応ゴム製グロメットが通されていたりします。
しかしそれは、コネクタを余裕で通せるφ25mm程度もある大きすぎる品で、汎用性は低いですね。
 残念ながら私はまだそれを利用出来たことがなく、毎回ハサミで切って捨ててます。(笑)
 これ、何とかならないものかと皆さん感じるはずだと思うんですが・・・ まぁ、あけた穴にブチル練って押しこむか、
 シーラー流せば防水面は不細工ながらも十分ですし、汎用性高い小型コネクタ&グロメットには中々改善されません。

そこで右上の画像、私の施工例・解決策はご覧の通り。 φ10mmの小型防水グロメットに換装!
これ実は、裏側が露出するテールレンズ ( トラック系 ) に使われる電球ソケットからの流用品。
ストップランプ用のがちょうど二穴です。 内側に抜け防止のツバもあるのでいい感じ♪
 但し、ここまでしてしまうのは諸刃の剣で一長一短あると思いますね。
 なぜならば、HIDバーナーのコネクタを再使用出来るよう上手に分解して端子を抜き取る必要があるからです。
 ハロゲンやHID、明るい電球というのは実に繊細なものでして。。
 地面や机にコンコンぶつけたり、ガラス面を指で僅かに触れただけでも寿命縮まるくらいに考えておいてちょうどです。

 試験点灯~素焼きの際や、端子バラしてどうこうする際は、呉々もこの点にご注意下さい。
 あと、安価なHIDキットを使って初期不良喰らった場合、部品は替えてもらえても工賃までは無理だったりします。
 手間をかけた分、被るダメージも大きくなってしまうので、施工レベルの選定は何が正解とかないでしょう。
 というものの、オーナー様に許して頂けるなら、一瞬の冠水に備え毎回このように仕上げたいところではあります。^^

♪
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2011-04-15

HID ( 高圧放電灯 ) その2

テーマ:電装・カーアクセサリー
過去記事 「 HID ( 高圧放電灯 ) その1 」 もご参照下さい




 上の画像は、2001-11製 トヨタVitzRS NCP13 のエンジンルーム
 約5年ほど前、アーシング施工を承って以来、幾度かの車検整備等でわざわざ大阪からご来店下さいます。
 大変気に入って下さったご様子で、本当に整備士冥利に尽きます。 誠にありがとうございます。
 歳月が流れ、バッテリーが替わり、タワーバーが追加され、この度はHIDキットをお取付。^^



 今回お客さまが選ばれたのは、PIAA製HIDコンバージョンキット。 H4型左右のセット内容は、
 イグナイター2個+バラスト2個+Hi/Lo切替ユニット2個+ヒューズボックス2個 = 合計8個と配線ウジャジャ!ww
 臓物をこんなに増やすとなると、下手すればエンジンルーム内の調和を乱しかねないと思います。

 回避策としてフロントバンパーを外し、ヘッドライト下の空間等に仕込んだりするのですが、
 10系ヴィッツはちょっと特殊なバルクヘッド ( エンジンルームと室内境目のパネルが脱着可能な構造 ) で、
 覚悟を決めてえいやっと外せば安心して電動ドリルが使えました。

 結構熱くなるエンジンルームの俯角ついた壁面に、両面テープ接着だけでは脱落の不安が。。
 1枚目の画像、バラストユニットとHi/Lo切替ユニットは、ボルトナットでしっかり固定してあります。
 HID用配線はスロットルワイヤーに沿うよう工夫。 違和感なく仕上がっていると感じて下されば嬉しいのですが♪



補足 ( 汎用ヒューズホルダーについて ) :
HIDキットに限らず電装系社外品にはヒューズが要りますが、大抵の添付品は低コスト化のためか防滴形ですらなく。。  それでいて配線の長さはせいぜい30cm位しかないので、普通はそのままプラス端子のすぐ近くに設置されることに。
これ案外と盲点なんですが、劣化しだしたバッテリーは白い粉噴いたようになり ( 希硫酸電解液の蒸発ガスの影響 ) 周辺を汚損するのですよ。  実際これに起因したヒューズ接触不良によるHID不点灯というトラブルを過去に経験しています。  この対策としては、配線を延長する/簡易防水形ホルダーに変更する等の方法もあるのですが・・・  私の定番は、右の画像のように既設ジャンクションボックス内への設置です。^^

♪
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2010-09-01

六角圧着用ダイス

テーマ:電装・カーアクセサリー


1955年製 Porsche 356 Pre-A 、並行輸入 型式不明・・・・・
新規登録のための予備検査受験合格を、なるべくならば低予算でというスーパータスク降臨!



しかしこの車両、ボディー外観・ウインドガラス・シート・内張り・フロアマット・エンジン本体といった
表っ面、うわべ部分は一応かっちりレストアされていたものの、その実、板子一枚下は地獄?!^^;

 恐々フロアカーペットをめくってみると、半分腐った雑な造りのスノコが置いてあって底面合っておらずゴトゴト。。
 その更に下は、大昔に黒いタール状の錆止め剤でも塗られたっきり? 一面ジャリジャリのネチャネチャのマッチャッチャ!
 キャブレターは新調したてのようなのに、燃料タンクと燃料パイプの内面は錆だらけ、燃料コックはガソリン漏れで・・・
 スロットルペダル~リンク機構はガタだらけのため、アクセル目一杯踏んでも実際のスロットルは半分も開かないし・・・
 サイドレバーのラチェットもガタガタで、しかも一番良く使うらへんの歯は、角が摩耗しすぎて滑ってしまうし・・・
 配線関係は猫が遊んだあとの毛糸球状態? 無残なまでにゴチャゴチャで、当然のようにヘッドライトも不点灯・・・
 その他、キングピンのガタが大きすぎたり、ハブベアリングもダメだったりと書ききれないくらい満身創痍!
 1990年代の旧車バブル期の産物なのかも知れません。 以来、約1月余り大奮闘することとなったのでありました。

難題山積! されど剣が峰を乗り越えて、無事見事に予備検査一発合格♪

 何れもブログ記事になりそうな。 京都運輸支局での晴舞台まで載せたりして?(笑)
 いえいえ、私は慎ましく、一番印象深いヘッドライト点灯不良修理についてだけ軽く触れておきましょう。
 正直このような車両への対処能力は、せいぜい2月に1台が天。 それ以上入庫してくると降参してしまいますからww




このポルシェ356のヘッドライト系統をみていくと、不点灯の原因はスイッチ裏の配線不良でした。

 20世紀中頃くらいまでの、非常にレトロなクルマの場合、ヘッドライト用のリレーなど元々使われておらぬケースもあり、
 そのような場合、直列接続のヘッドライトスイッチに、ヘッドライト左右2個分の大電流がダイレクトに流れてしまうのです。
 とはいってもノーマルの 60/55W ハロゲン球ならハイロー同時点灯でもせぬ限り、実質流れるのは高々 6 ~ 10A。
 2.0sq程度の少し太め配線で十分足りてしまう数値ではあるのですが・・・
 これ位の電流値からは僅かな接触不良でも焼損トラブルを招くので、コネクタ等、各接続部には厳格さが求められます。

 後の 356 A ・B ・C シリーズの先駆けとなった Pre-Aモデルのヘッドライトスイッチは、裏の配線が差込式のギボシ端子。
 これでは何度も脱着重ねたり、何十年もの歳月が経つと、前述の焼損トラブルということになってしまうのも当然!
 ( 後継シリーズ用のヘッドライトスイッチは、ネジ止め端子に改良されています。)

 焼け焦げた部分を観察すると、端子がゴソゴソ。
 以前に誰かが修理して端子交換したのか数ヶ所だけ、オス・メスの径が一致してませんでした。
 まぁそれもそのはず。たかがギボシと侮るべからず。 どこでも売ってる一般的なギボシ端子とは随分異なる径・形状。
 仕方がないので、見本送って適合する品を探してもらい、待つこと数日。
 無事これならという補修用端子が見つかったのですが・・・
 そのものズバリの欧州規格の圧着端子?!

 右の画像は、日本で一般的な圧着工具。
 半円で抱き込んで四角いチョボで押しつぶすタイプ。

 これに対して欧州の場合、六角圧着方式が広く採用されており
 圧着工具の金型は下の画像のようになります。

これ・・・
手を尽して探しても、手軽で安価な品がどうしても見つからないんです。



 金属材料には、「引張り強さ」 「伸び」 「絞り」 「硬さ」 「衝撃値」 「疲労限」 「残留応力」などの強度特性があるのですが、
 平たく言うと、ぐにゃっと押し曲げる感じの日本式圧着端子は、割れないよう柔軟性の高い合金が使われるのに対し、
 絞りこむ感じの欧州式圧着端子は、押しつぶす割合が僅かな分、それに相応しい適度な硬さの材質で。。
 六角圧着用のハンドツールは、どれも油圧式の重厚な品になり、手が出ない値段なのです!ww

 対応として、A案)圧着せずにハンダを流す   B案)日本式の工具で六角圧着もどきに?笑

 どうするか色々悩みましたが結局、2SQ専用の六角金型を手製して、バイス ( 万力 ) 使って圧着しました。
 アンテナ同軸ケーブルF型コネクター専用サイズの六角圧着工具なら掃いて捨てるほど見つかるんですがねぇ~。^^;

♪
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2006-10-31

ループアンテナ

テーマ:電装・カーアクセサリー
配線をクルクル巻くと、「ループアンテナ」 の出来上がり? w

     
上の画像は、1999年 スバルレガシー BH5 、スピードメーターを丸ごとごっそり取外しましたの図。

 このクルマの御依頼内容は、「カーナビゲーション+VICS+ETC移設」 だったのですが、何故にここまで? w

 実は別件で大阪のお客様から、ETCアンテナの裏技的な装着位置について、お便りを頂いたのでした。
 「本体だけでなくアンテナも外から見えない場所に付けたい = メーターパネル内部」 という施工例のHPを
 御紹介下さり、これと同じようにすることは可能ですか? という御質問内容でありました。
 「勿論YES♪」 と即答したものの、残念ながらとある理由で沙汰止みになり、私の中の知識として眠ることに。。

フロントガラスの標準位置よりも1枚遮蔽物が増えるのに加えて、取付角度も水平寄りになります。
これはもう感度的には絶対不利なので、成功例を幾ら聞いたところで非常に不安に思うわけです。
そこで何か良案はないものかとおぼろに思っていて、ある日ようやく閃きを得たのがこの作戦♪

 三菱製ETCキットには、常々私が使うなかれと啓発している「 低グレード品、シングル歯の赤いエレクトロタップ 」が
 梱包されていたりするのですが、割りと丁寧に書かれた取付要領書を入れてくれているあたりは VERY GOOD。
 それによりますと、アンテナ線の余った部分は折らずに15cm程度に巻く ように指示してあったのです。

 お恥かしい話ですが、折り曲げて束ねるといけないんだ・・・ 芯線が断線しやすくなるからかな・・・ くらいの認識で
 以来、指示通りにはしていたのですが、汎用品の定めとはいえアンテナ線がいやに長すぎ毎回グルグル巻くことに。
 これじゃまるでループアンテナ。。  うん?  おやぁ~?   (ノ゚ο゚)ノ オオオォォォー!!

しかしETCの送受信用に定められた周波数を調べてみると、約 5.8GHzによる無線通信。
これはFMラジオの約70倍!  電波分類上は、TVなどのVHFやUHFを超えるSHF!!
残念ながら、サブアンテナとしての優れた効能があるとは、余り期待しないほうが無難でしょう。

とはいうものの・・・・・
余って巻いた部分を、サブアンテナと思って作業したかどうかの違いは非常に大きいと思います。
そのつもりで作業をすると、車両ハーネスからなるべく離れた適当な空隙に貼るだろうからです。
過去記事「 ラジオアンテナ 」と同じ理屈で、途中のアンテナ線は単独経路にするだろうからです。
ETC設置をDIY作業する時は、キーワード 「ループアンテナ」 ですよ~♪
♪
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2006-10-17

HID ( 高圧放電灯 )

テーマ:電装・カーアクセサリー
明るいヘッドランプはいかがですかぁ~ (^-^)



上の画像は、LOTUS ESPRIT S4s のリトラクタブルヘッドライトの中身。 ( ハイロー独立4灯式 )

今年3月の入庫時にブログ三部作にさせて頂いたロータスエスプリの記事は、私の中での金字塔になっています。
そして今回、別件の御依頼を賜わり再び奈良からお越し下さったこと非常に光栄で、職人冥利に尽きる思いです。  
10月、ブログ経由でしかも複数回の御縁になる方々が合計12名もご来店下さる見通しになっており、日々奮闘中♪

HID ( High-intensity discharge lamp : 高圧放電灯 ) は素晴らしい光度をもっています。
高効率タイプのハロゲン球を軽く凌駕するほど明るいために、最近チラホラとHID化の御依頼が。
まだまだ安価ではないものの低価格化の兆しがあり、着実に普及度は向上しているようですね。
今回は、既に他店でロー側のみHID化してあった上乗せで、ハイ側もHIDにとの御依頼内容。。

蛍光灯や水銀灯と同様に 「安定器=バラスト」 が必要になるのがハロゲン球との相違点で、
点灯初期の要求電圧は2万ボルトにもなるのが特筆事項でしょう。  まさに高圧放電灯。
不用意にハーネス同士をクランプしないよう取説に書かれているほど 非常にノイジー!!

汎用キットというのは宿命的にワイヤハーネスがかなり長めに作られています。
狭いリトラの中に、小箱4つと長い配線 を無造作に詰め込むと配線団子の出来上がり? ww
ノイズ干渉で点灯不良を起さぬよう、同時点灯させない前提の上・・・・・
入出力異系統 及び ハイロー同系統を極力離す ように設置配線レイアウト。

これはかなりの知恵の輪でした!
オーナーの御許可の元、短く詰めても差し障りのない線は英断をもってしてワンオフ加工。  
バッサリ切るには相当勇気が要ったのですが、でもお陰で納得いく仕上がりになりました♪

外からは決して見えない部分ですが。 (笑)
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2006-08-26

バックモニター

テーマ:電装・カーアクセサリー
カーナビバックモニター設置!

右の画像は、パナソニック製バックモニター。
設置したのはレンジローバー LP42D です。

実はこの8月の僅かな期間に、レンジローバー4連発?
LH40D/LP42D/LT94A/LP42D という順番で、
年式・色違いのレンジ君達が集中して入庫してきました。

京都にはレンジローバーがそんなに沢山走ってる?
いえいえ決してそんなことは無いと思います。 ww
小修理・車検・コーティング・・・ 内容こそ異なるものの
このような呼び水現象はたまにあるので不思議です♪


閑話休題。
最近のカーナビ事情では、オプションのバックモニター追加も珍しくなくなってきだしたようです。
一度モニターの便利さを味わうと後戻りは厳しいので、この傾向には今後拍車がかかるでしょう。
その証拠に、このモニターが私の処女作だったのですが、矢継ぎ早に次の依頼がきています。
それとも、これもまた単なる呼び水現象? (笑)  ちなみに次作はバック&サイドモニター!  請うご期待。 (^-^)



上の画像は、モニターを非開閉部分に設置出来ない場合の課題点 = 屈曲部の配線方法

モニター配線には、ウエザーストリップの上を跨がせるための平たいゴムが親切にセットされていたりするので、
それを使うと作業性は遥かに良くなるでしょう。  雨漏れの心配も・・・ まぁ、ほとんどしなくて大丈夫。。

その対極案として、今回はナンバーランプ部からバックドア内に入り、純正ハーネス用グロメットから出したのですが、
これは設置するにも移設するにも作業性が非常に悪いという欠点があり、果して正解であるかどうかは謎です。。
作業性の良し悪しは、作業料金に直結するといっても決して過言ではないからです!
はてさて、ご覧の皆様はどうお考えでしょう? o(^-^)o

性格上、私はこのようにしたいですが♪ww
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2006-07-13

配線団子はお好き?

テーマ:電装・カーアクセサリー

上の画像は、1994年 スバルレガシー BG5、2DINサイズ汎用一体型カーナビ裏側配線の様子。

 +B、ACC、イルミ、オートアンテナ、車速、バック、パーキング、アース、GPS、VICS、ラジオアンテナ、
 TVアンテナブースター右+、-、左+、-、フィルムアンテナ1、2、3、FM、バックモニター、アンプ出力L、R、
 外部入力L、R、映像、ETCアンテナ、+B、ACC、アース、右前ツイーター+、-、左前ツイーター+、-
 右前スピーカー+、-、左前スピーカー+、-、右後スピーカー+、-、左後スピーカー+、-  合計 41本!

 その他にも、電源ラインに超邪魔な四角い小箱 ( ノイズフィルター? ) と、ヒューズホルダーが!!
 これだけの多量の臓物を無造作に接続すると必ず 「スパゲッティー」 になってしまいます。 (笑)
 かといって何も考えずにクランプすると 「大きな配線団子」 が出来上がり、本体が奥まで入らない? ww


そこで、私が心がけているポイントを幾つか挙げてみましょう。
1) アンテナ系統分離  アンテナ系統とそれ以外の配線を区別して、なるべく離れるように通し回し。
2) 異音防止  コツコツ異音を出しそうなヒューズホルダーや大きなコネクタ類は、クッションテープで包む。
3) 結束整理  タイラップやフレキシブルチューブ等を必要に応じてふんだんに使う。
4) 余裕  次回脱着作業がスムーズに行える最低限の余裕だけ作り、不要な残り部分は適宜工夫。
気を遣って丁寧に配線したつもりなのですが、上の写真のようにするのが精一杯でした。 (>_<)ヽ


余談 :
右の画像は、ECUの車速信号用配線。
実はこともあろうにコネクタ根元で一度切断されており、
苦し紛れに僅かにこよるだけで済まされていたのです。

ビニールテープは可能な限り使わない主義なので、
コネクタからピンを抜き取ってハンダ+収縮チューブ。

またバック信号は後退灯から取るのが順当ですが、
リヤゲート側にバックランプがある車種では、開閉でいつか疲労断線する危険性を避ける為、
少々手間がかかってもボディー側ワイヤハーネス内から取るのが正解だと思います♪

時間がかかりすぎる欠点がありますが。。 (^_^;
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2006-07-09

モーターレジスター

テーマ:電装・カーアクセサリー


1989年 メルセデスベンツ E124 、ラジエター電動ファン低速回転せず
若干オーバーヒート気味ということで拝見すると、回路図を見るまでもなく原因特定。
電動ファンの低速側回路の一部、レジスター断線と判明したのでした。

抵抗器 ( レジスター ) の役目・種類 :
目には見えない電気というものは、水の流れに置き換えると理解しやすいでしょう。
「電気的な抵抗を起こす」、つまり電気を流れにくくする抵抗器は、水門の役目に似ていると考えて下さい。
水門にも色々あって、農水路用の小さなものから大きなダムの壮大なスケールの物までサイズは多種多様。
カーステのボリューム調整用可変抵抗などは、許容電流の小さなもので足るのですが、エアコンのブロワーや
ラジエターの電動ファンなどに使われるモーター減速用の抵抗、旧式点火系統のIGコイル外付け抵抗などは、
大電流に耐えられるセメント抵抗が必要になってくるのですが・・・ これらは宿命として必ず断線します。 (^_^;

右の画像は、レジスターを側面から見たところ。
コイル状の芯線が途中で切れているのが判ります。
風化が進み合成樹脂製の絶縁碍子も割れています。

特定の容易な定番不具合部位なのですが・・・
他を推し量るという意味で、余り見たくはないですねぇ。

そこそこ耐久性のあるパーツ寿命が尽きたというのは、
車両全体あらゆる部分についてのイエローサイン!
それもそのはず走行距離は、約18万キロでした。。

実はこのベンツのオーナーの方は、大阪府吹田市からの御来店。
mixiで交流していただいている私のマイミクさんの1人です~♪

車検整備で初入庫。 わざわざ京都まで乗って来て下さったので、
よーしここは一つ少しでも安くしてあげたい気持ちで一杯だったのですが・・・
整備明細書は3枚綴りになってしまいました。  普段は多くても2枚にしかならないのですよ。。
世の中そう思った通りにはいかないようですが、でも可能な限り安くそして丁寧に作業させて頂きました!!

作業後、当然ながら水温安定♪
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