GR86/新型BRZは太いホイール履くのにアームによる何かしらの対策が必須となってくる訳ですが改造申請すればOKの車検対応アームも公認取得してなけりゃNG。
これがワイドサイズ選択肢を狭めてたので対策品を作ってテストしてみた。
リア偏心アッパーアームブッシュ！
ピロ含め材質問わずブッシュ部を交換してもアームが純正なら保安基準的に問題無いのでね。ピロに替えたらNGでは無いのですよ。
ただ偏心っても物理限界があるので生産上可能な偏心量から試作して装着データを取ることにした。なるべくこのブッシュ交換だけで完了するアイテムにしたいので。
まずはノーマルサスペンションで測定。
ノーマルだと1.3度。
装着したら2.3度。
プラス1度ってのはキリが良いね。
ノーマルサスでサーキット遊びしたい方にも良いよね。フロントはキャンバーボルト、リアは偏心ブッシュで踏ん張りが効いたら確実にタイム上がるよね。
気になるローダウン状態では？
地上高確保内でのローダウン時最大キャンバーは2.5度あたりとされてるのだが。
このネガティブさ。
こちらも3.5度と同じく+1.0度ネガティブ化と狙い通りの数値。
9.5j+45に235を履いたデモカー用18インチでフィッティング確認すると、いきなりフェンダー干渉を回避する限界付近を確認できた！
255や265を履きたいなら割り切って調整式アーム併用が正攻法だけど今回は保安基準内が目的なので、まずは数値的に現実離れしてない事を確認出来た事がOK！
ブッシュだけでこうなるのよ。
これで地上高9.5センチ。低く見えるのはタイヤを純正よりも大きくしてるから。
スポーツ走行だけに特化するならカップカーの真似すりゃ良いんだけど。
やっぱりあの細いタイヤ、電車状態のホイールサイズではストリートカーじゃ寂しいよね。レーシングなカラーリングに有名プロが多数乗るレースだからカッコ良いのであって、何も飾ってないカップカーはお世辞にもカッコ良いとは言えないよね。
やっぱいつの時代も車はシャコタンツライチがカッコ良い（笑）