最初に勘違いするといけませんので、書いておきますがこのインプレは〜
スーパーオーリンズCSOスペックをまとい、、
CSOオフセットブレーキキット330を装着し、、
OS技研LSDこれまたCSOスペックで、、
さらにはVOLTEX製オリジナルウィングを装着したデモカーS2000に265/35-18を履いた場合の、、が前提です。定番の255/40-17や他のサイズ、車輌スペック、サスペンションセットなどなどで細かく変わって来ますから期待値だけで早合点しない様に気をつけて下さいね。

タイヤの評価って…僕も参考にするけど難しいよね。こういう特性です、こう乗ると良いですよ、お客様にもお伝えしますが特に運転という作業個々のタイミングで大きく味の出方が変わります。ましてやテストカーがチューニングエンジンなんてもってのほか。およそ9割以上の方はノーマルエンジンですから。だから最初にしつこく前振りしておくのです。

でもね、他人様のインプレを見たり聞いたりして、アレそんな感じだったっけ?とか、そう感じてるのか〜など相違点がある方が紐解く上では面白いけど…決め付けたインプレはソコに引っ張られちゃうから要注意だよね。車輌セットとドライビングによって導き出された味はやはり噛みかたで少しずつ違うモノと思った方が良いですね。


アジアンタイヤと捉えるとイメージとしては、
縦方向のグリップはまぁまぁあるだろう。
横方向は国産ほど期待できないかなぁ。
ケース剛性高くないよね、良くも悪くも。
コンパウンドは柔めで接地感が良い、などなど。

結局…何となく想定される方向にアジャストして走行しようかとも思ったが何せ久しぶりのS2000(笑)
最低限の整備と評価項目だけ準備した。つまり春先の課題だったA052の18インチじゃミスマッチで17インチだとベストが出たあのセット。今回は18インチだけどネガな部分がA052の17インチに近いフィールに寄ってくるならハマるんじゃないか?と根拠の無い期待も込めて現状でテスト(笑)

ただ新しいほどA052ってのはエッジが邪魔するので基本的に旋回に対して横方向を逃す様なイメージで。縦だけで仕事をさせるという意味でも無く。横方向の依存が高くなると縦方向に影響して曲がるのにタイムが出ないセットになっちゃう。

当初から意識してた訳では無いが結果的に今はリバンプ側のストロークとスピードで接地をコントロールして自身のリズムにあう旋回を都度アジャストしている様な感じでセットしてます。先述のA052セットとするなら比較的内輪の接地圧を解くタイミングを早くしてるというか。バネはその時のバンプ側ストローク量を決める為だけにチョイスしているので17インチだとタイヤが撓む分だけレートは高くなる。18インチだと逆にレートを下げてヨーを大きくする事がアジャストになるのかな。


さてさてタイヤに話を戻して。
まずエア圧だけど…無難に1.5スタートとした。
最近のスポーツタイヤが1.8キロ辺りが美味しい事が多いので0.3キロ落ちのスタートは走行枠の中で前半中盤後半と、どの時が良かったか悪かったかである程度判断できるかなと。なのでエア圧確認の時は攻め気味のインラップでクーリングならない様に意識してピットイン、即計測。

まず1枠目終わりでフロント1.95 リア2.05 後半かなりリバース傾向が強くなったので…中盤辺りが最も良かった感触からこの時点で1.90にアジャスト。
結論的にはもう少し低くても良かったか。特に車重に対してエアボリュームが少ない故の潰しにくさがあったしね。

注意すべきは特にアタック1周目。予想外の大オーバー大会(笑)先導走行とアウトラップ、結構熱入れしたのだけど…全く熱入って来なくて💦この日の鈴鹿公表の路面温度31度を加味しても。


やはりトレッド外側の溝が極少だけにヨレが少なく発熱が遅いんだろうな。ただウォーミング中のインフォメーションは凄く良いです。A052基準ですが。キャンバー効いてるし内側は溝もあるので普通にラジアルタイヤの感覚で乗れてしまうのだが外側に接地が移行したときに特性が大きく変化するのかな。

何度もコレは温めすぎか?今すぐアタック出来るんじゃ?と思ったが何かフロントの割にやけにリアが上がってこない感覚が気になって飛んでくよりマシかと過剰に温めたつもり。でも結果足らなかったなぁ。これ冬場の課題かも。フロントもなるべくステアをコネコネせずにブレーキング中心で温めたのに。ま、17インチセットによるレート過大でロール荷重不足による温め不良ともいえる(笑)とするならもっとエアは低くても良かったか。

結果的にオープニングで2アタックして苦手な動きを確認し、1クーリングで各計器の数値確認、そこからピットインせずに3アタック目がセクター3終わりまで2分25秒台ペースで来てたのだが…


またも…シビックタイプR‼️
またも…130R‼️

この前の周のベストが27.0秒で。
この周、130R手前までのアドバンテージタイムが1.2~1.3秒あったのに…結果は26.7秒(涙)つまり迂回で0.8~0.9秒ロスしたんですね。ま、シケインのブレーキと旋回がノーミスでってのが前提ですが。
コレ、結果的に最大のアタックチャンス逃した事になりました、、残念。

さて、そのフィーリングですが。
正直、横方向の特性を掴みきれなかった。何処までなら踏ん張れて何処からが破綻する、ってのが乗ってる時は一貫性なく分かりにくいと感じてたが思えばA052の横方向に引っ掛かる特性を考慮して逃す方向で曲げてたコーナーが特にダメだった(そもそも横に逃す、という乗り方自体が一般的で無いのだろうがw)つまりA052ほど引っ掛からない印象かな。

また進入手前のブレーキ作業、とくにリリースに時間をかけるほどフロント依存が高まりその後の旋回初期からリアが不安定になる事から動き出すスピードも速く、正直扱えるレベルでは無かったのでタイミングを遅らせて抑えるしか出来なかった💦接地圧とグリップの関係性を考察しても適性内で適性外の間で使ってしまってたんだろうな。まぁコレはLSDの効き方、効かせ方である程度対策できるだろうけど。

色々考えてくと…基本に沿ってブレーキング終わりからステア入れてアクセル踏んでくコーナーほどリアの腰砕け傾向があって横G掛けながらのブレーキや荷重移動は案外安定してた…これトレッド内外の剛性バランスが影響してるんじゃないのかな⁉️


これ帰路につく前の画像なんだけど、分かりにくいかな?ほぼ出ない筈のABS介入痕が気になった。
1コーナー、デグ1、ヘアピン、スプーン、シケイン、
思えば横G抜けててタイヤ内側で制動する区間でABS介入が気になった。特に最初の踏力で介入して思ったより車速が落ちず慌ててリリースタイミングを変更した事が何度かあった。パットが中古だから初期制動が甘くなってリリースに時間をかけた分いつもと姿勢のバランスが違ったとも考察できるが…これはメンテ怠慢だったな。。しかしこのトレッドを見る限り、そりゃ内と外の特性変わるよなって話だ。溝ありとほぼ溝なしで構成されたトレッドなんだから。

ではタイヤのトレッド見てみよう。
コレは1枠目走行後、いわゆる1コロだ。

コレが2枠目終わり、かなり磨耗した様に見えたのだが。
帰ってホイール外して小石清掃もしたら意外と減ってない💦
相方も同じく。溶けたタイヤカスが局部に集まるでなく全体的に流れた感じの解け加減。ちょっと硬化して風邪ひいた時の解け方に近いね。実際車載でみてもスキール音出てたしね。インフォメーションは悪く無かったんだけど。
うーん、やはりエアは適正圧で使えてないか💦
やはりも少し低めで良かったか…いやサスペンションのハイレートが動きを止めてタイヤが横方向に逃げざるを得ない状況を作ってしまってたか。。
何か引き出せなかった敗北感💦

最後は今後に向けて、、を考察しよう。
やはりですね…レート下げでダンパースピード遅くして減速初期の接地抜けを避け、その分レートでロールさせて旋回に必要なヨーを出す方向にアジャストかな。細かな味付けはスプリング特性に委ねよう。
UC01からUC03に変更し、レートは22/22から18/18辺りまで極端に下げてみるか。
ま、これは18インチが上手く使えなかった反省点とも被るからポジティブに変更できるのだが、コレが17インチだったらどうだったろう?A052の様に上手くハマるか?1周だけなら減衰強めて足の動き止めてタイヤのヨレだけで走る事も出来たかもしれないけど…UC01特有の初期ボトムスピードを稼ぐセットは一旦封印だ。

こうして思い出して書けば書くほど1周を通じてネガディブイメージなだけのインフォメーションでも無く意外に少なからず良いところがあった印象。実際苦手な130RもA052のボトムより速かったし。思えば流れる分には問題無かったが流すとダメだったな、とか。特に流す作業の前に行う荷重移動というかリア荷重を意図的に抜こうとする作業に接地面の問題があったのだろうな。

その点を加味してもレートダウンはこのタイヤに限らず一旦仕切り直すのに良いかもね。実際86は18インチからセットを進めたから今となってはそれほどハイレートで無いけど足りないと感じないしミニサーキットから国際サーキットまで減衰アジャストだけで対応できているし。

ん〜、、タイヤ評価のつもりがデモカーセットのダメ出しと反省になってしまった。。
しかしこのままA052を履き続けても偏った視野角だけを蓄えていってただろうな。そう思えば見つめ直す良い機会だった。
当日ベストなアジャストが出来てたらセクターで考察して25秒台だったろう。
冬場を想定すると気温恩恵で23秒台かなぁ。
これまでのマイベストアジアンタイヤであるゼスティノRSのベスト24秒8だから1秒アドバンテージがあるならコレは面白い。

あとは価格と耐久性だな。実勢4本10万円前後では無いかと言われてます。265/35-18というサイズを10万円で期待されるパフォーマンスとは。比較的減りが早くてもタイムが維持してくれるなら有難い。逆に熱入れ毎に油分が飛んでタイムが段階的に落ちていくならやはり最初だけ、とネガ評される。難しいよね、価格設定って。勝手な事を言うなら、初回モニターキャンペーン価格を維持して販売してくれれば過去のゼスティノや現在の流行り銘柄から抜き出た存在になるだろうな。特にコレ以上の価格は国産銘柄も視野に入るしソコにはグリップやタイムだけでない国内メーカーゆえのブランド力が付帯してるから競合するには厳しいんじゃないかと。ただでさえR1R の実勢価格が抑えられてるからなぁ。

ま、一回の不甲斐ない走行で書いたインプレですから皆様聞き流し程度に🖐僕自身は悔しいのでリベンジして何とかこのタイヤの使い方だけでも理解できるようにしておこうと思います。あと86にも履いてみましょ。何か違うものが見える可能性もあるしね。

積極的なロールで溝の無い部分を意識して使うと何か見えるものがある気がするな。
2回目のインプレでどう変わるか楽しみだ。