わが家の最強の暴君!~姉の話~
最近、4人兄妹話をよくプログに書いておりますが、
前に、ちょっとご紹介したことある、
姉について、今日はもうちょっと詳しく
書いてみたいと思います。
彼女は、私より4歳年上なんですが、
私は彼女がどんな性格か、
20歳を過ぎるまで全然知りませんでした。
小さい頃は、「年下はキライなの~」なんて言って、
あんまり私らとは遊んでくれなかったのですね、彼女。
でも、2人とも成人して、それまで離れて暮らしていたのに、
また地元で一緒に生活するようになってから、
一緒に買い物に行ったり、旅行に行ったりと、
急に接近するようになりました。
その時しみじみ感じたことは…。
「この女、なんつ~自己中心な女だ。」
ってことでした。
前にも書きましたが、
なにしろうちの 姉の前世は王様 です。
はっきりモロッコ系の国王だったと占い関係の人に言われ、
それを聞いた時、私も友人もみんな
「そうかあ~、やっぱり…」と妙に納得したくらいです。
(モロッコ系ってのもよく分かりませんが…)
うちの兄も妙な自信のある人間ですが、
それをド~ンと上回る
妙な自信のある女なのです。
(困った姉弟だなあ…)
彼女はたまに
「ねえ、私ってさあ、友達少ないと思わない?」
って私に聞いてくることがあります。
私はまあ、性格に問題が?とは思っていても
「う~ん、ま、この年齢になると、
狭く深くの友人でいいんじゃない?
数の問題じゃないんでは?」
って適当な返事をするのですが、
姉は、指を折って友人の数を数えだします。
「○○でしょ、○○子でしょ、あと○○も入れとくか…」
そして、片手を使い終わらないうちに
数え詰まると
ちょっと考えて、
「ねえ、あんたも、
数に入れていい?」
って聞いてくるのです。
私は
「え?、いやあ…。つ~か、友達じゃないし。」
と一応、お断りしてみます。
すると姉は
「じゃあ…、あんたの友達でもいいや」
って言って、指を折るのです。
はあ??
意味がわかりません…。
でも、
その本当の意味はすぐにわかりました。
ある日、
私が、高校時代からの友人、
ちー丸(あだな)と、
遊ぶ約束があって、出かけようとしたら、
姉が「私も行くわ。」
と言って車に乗り込んできました。
「え~?なんで姉ちゃんがいくのさ!」
って私が言っても、
「いつも話しに出てくるちー丸でしょ?いいじゃない」
と言って降りません。
まあ、気心の知れたちー丸だし、いいか。
と私は姉を連れていきました。
案の定、人の良い友人は
「わ~、お姉さんですか、初めまして~」
って違和感なく受け入れてくれました。
姉は人見知りなんてしない人間なんで、
どんどんちー丸にも話しかけ、
その日はそこそこに盛り上がり、
楽しい休日でした。
でも数日後、
ちー丸と電話で話す機会があった時、
彼女はちょっととまどった感じでこう言いました。
「ねえ…。お姉さんって変わってるね。
こないだはビックリしたよ…」
私は、何にも思い当たることがなかったので、
不思議に思い、詳しく聞いてみました。
チビ丸の話はこうです。
先日3人で遊んだ日、
姉とチビ丸がデパートの化粧室を
利用することがありました。
チビ丸が個室から出て洗面台で、手を洗っていたら
うちの姉が出てきて、
自然と2人並びながら、
軽く口紅などの化粧直しを始めました。
すると姉が横で
「いや~、それにしても、
かわいいよね~。ホントかわいいわ~」
って呟いたらしいのです。
初対面のチビ丸は、
姉のストレートな誉め言葉に、
ちょっと照れながら
「え~~?そんなぁ…♪」
って鏡ごしに姉の方をチラリと見たら
姉は
「ほんと、
かわいいと思わん?
私って。」
と、一言。
一瞬チビ丸は、
「これはジョークなんだろうか??」
と思ったけど、
姉があまりにも真剣に、
視線もそらさず鏡を見続けているので、
なんて返したらいいかわからず。
とりあえず、「そう…ですね」と答えたそうな。
言っておきますが、
うちの姉は可も無く不可も無い、
ふつ~の庶民顔です。
それまで、かわいいやら美人などの言葉で
チヤホヤされた経験は無いと
思うのですが…。
いったいこの彼女の自信はなんなのでしょう?
私は、チビ丸に
「変な姉でごめんね~~~。
もう今度遊ぶ時は
連れていくのやめるから」
って言いました。
すると、チビ丸は
「それが…」
って言葉を濁します。
「いや…、あの次の日にお姉さんから電話があって…」
は??( ̄Д ̄;;
電話??
そういえば…。
私は姉が
「チビ丸にちょっと聞きたいことがあるから」
って電話番号を聞いてきたことを
思い出しました。
どうも姉は、チビ丸に電話をし、
いきなり
「私たちもう
友達ってことで
いいかなあ~?」
って言ってきたらしいのです。
チビ丸は相当ビックリしたけど、
とまどいながら、とりあえず、
「え、そうですねえ」
と答えたら
うちの姉は
「じゃあさ~、
次の休みはいつ?」
ってのたまったそうな。
そういえば、思い出しました。
うちの姉は学生時代も、
学校内で見かけた、名前も知らない女子生徒に
いきなり
「ねえ
友達にならない?」
って声をかけたナンパ師。
モチロン、その時はその彼女には
怪しまれて断られるのですが、
ガッチリ狙いを定めて、
結局最後は
自分の手下にしてしまうのです。
チビ丸も例外ではありませんでした。
彼女もこれがきっかけですっかり今では
姉の手下です。
私抜きで遊びに行くこともしょっちゅうです。
姉はときどきこう言います。
「私もあんたも友達が少ないんだから、
共有すればいいじゃん。細かいこと、
気にしなさんな~~~」
でも、
最近、腹が立つのが
私の友人に
「ねえ、正直に言って。
私と妹、どっちがより
親友かって聞いたら
どっち?
やっぱ私?」
って聞くことです。
友人がもし
「ええと…。どっちも大切だから…。
でもつきあきが長い分、○○ちゃん(私)
の方かな……。」
なんて答えようもんなら、
「もう~~~。(笑)
妹には気を使わなくて
いいから、ねえ
本当の事を言って! 」
と自分の名前があがるまで、
しつこく
聞き続ける王様ぶり。
女にしておくには惜しい
と何度も周囲の人はつぶやきます。
結局これまでに、姉に強引に共有された
私の友人は3人、
兄の彼女は1人です。(←こんなところにも被害あり)
前に、ちょっとご紹介したことある、
姉について、今日はもうちょっと詳しく
書いてみたいと思います。
彼女は、私より4歳年上なんですが、
私は彼女がどんな性格か、
20歳を過ぎるまで全然知りませんでした。
小さい頃は、「年下はキライなの~」なんて言って、
あんまり私らとは遊んでくれなかったのですね、彼女。
でも、2人とも成人して、それまで離れて暮らしていたのに、
また地元で一緒に生活するようになってから、
一緒に買い物に行ったり、旅行に行ったりと、
急に接近するようになりました。
その時しみじみ感じたことは…。
「この女、なんつ~自己中心な女だ。」
ってことでした。
前にも書きましたが、
なにしろうちの 姉の前世は王様 です。
はっきりモロッコ系の国王だったと占い関係の人に言われ、
それを聞いた時、私も友人もみんな
「そうかあ~、やっぱり…」と妙に納得したくらいです。
(モロッコ系ってのもよく分かりませんが…)
うちの兄も妙な自信のある人間ですが、
それをド~ンと上回る
妙な自信のある女なのです。
(困った姉弟だなあ…)
彼女はたまに
「ねえ、私ってさあ、友達少ないと思わない?」
って私に聞いてくることがあります。
私はまあ、性格に問題が?とは思っていても
「う~ん、ま、この年齢になると、
狭く深くの友人でいいんじゃない?
数の問題じゃないんでは?」
って適当な返事をするのですが、
姉は、指を折って友人の数を数えだします。
「○○でしょ、○○子でしょ、あと○○も入れとくか…」
そして、片手を使い終わらないうちに
数え詰まると
ちょっと考えて、
「ねえ、あんたも、
数に入れていい?」
って聞いてくるのです。
私は
「え?、いやあ…。つ~か、友達じゃないし。」
と一応、お断りしてみます。
すると姉は
「じゃあ…、あんたの友達でもいいや」
って言って、指を折るのです。
はあ??
意味がわかりません…。
でも、
その本当の意味はすぐにわかりました。
ある日、
私が、高校時代からの友人、
ちー丸(あだな)と、
遊ぶ約束があって、出かけようとしたら、
姉が「私も行くわ。」
と言って車に乗り込んできました。
「え~?なんで姉ちゃんがいくのさ!」
って私が言っても、
「いつも話しに出てくるちー丸でしょ?いいじゃない」
と言って降りません。
まあ、気心の知れたちー丸だし、いいか。
と私は姉を連れていきました。
案の定、人の良い友人は
「わ~、お姉さんですか、初めまして~」
って違和感なく受け入れてくれました。
姉は人見知りなんてしない人間なんで、
どんどんちー丸にも話しかけ、
その日はそこそこに盛り上がり、
楽しい休日でした。
でも数日後、
ちー丸と電話で話す機会があった時、
彼女はちょっととまどった感じでこう言いました。
「ねえ…。お姉さんって変わってるね。
こないだはビックリしたよ…」
私は、何にも思い当たることがなかったので、
不思議に思い、詳しく聞いてみました。
チビ丸の話はこうです。
先日3人で遊んだ日、
姉とチビ丸がデパートの化粧室を
利用することがありました。
チビ丸が個室から出て洗面台で、手を洗っていたら
うちの姉が出てきて、
自然と2人並びながら、
軽く口紅などの化粧直しを始めました。
すると姉が横で
「いや~、それにしても、
かわいいよね~。ホントかわいいわ~」
って呟いたらしいのです。
初対面のチビ丸は、
姉のストレートな誉め言葉に、
ちょっと照れながら
「え~~?そんなぁ…♪」
って鏡ごしに姉の方をチラリと見たら
姉は
「ほんと、
かわいいと思わん?
私って。」
と、一言。
一瞬チビ丸は、
「これはジョークなんだろうか??」
と思ったけど、
姉があまりにも真剣に、
視線もそらさず鏡を見続けているので、
なんて返したらいいかわからず。
とりあえず、「そう…ですね」と答えたそうな。
言っておきますが、
うちの姉は可も無く不可も無い、
ふつ~の庶民顔です。
それまで、かわいいやら美人などの言葉で
チヤホヤされた経験は無いと
思うのですが…。
いったいこの彼女の自信はなんなのでしょう?
私は、チビ丸に
「変な姉でごめんね~~~。
もう今度遊ぶ時は
連れていくのやめるから」
って言いました。
すると、チビ丸は
「それが…」
って言葉を濁します。
「いや…、あの次の日にお姉さんから電話があって…」
は??( ̄Д ̄;;
電話??
そういえば…。
私は姉が
「チビ丸にちょっと聞きたいことがあるから」
って電話番号を聞いてきたことを
思い出しました。
どうも姉は、チビ丸に電話をし、
いきなり
「私たちもう
友達ってことで
いいかなあ~?」
って言ってきたらしいのです。
チビ丸は相当ビックリしたけど、
とまどいながら、とりあえず、
「え、そうですねえ」
と答えたら
うちの姉は
「じゃあさ~、
次の休みはいつ?」
ってのたまったそうな。
そういえば、思い出しました。
うちの姉は学生時代も、
学校内で見かけた、名前も知らない女子生徒に
いきなり
「ねえ
友達にならない?」
って声をかけたナンパ師。
モチロン、その時はその彼女には
怪しまれて断られるのですが、
ガッチリ狙いを定めて、
結局最後は
自分の手下にしてしまうのです。
チビ丸も例外ではありませんでした。
彼女もこれがきっかけですっかり今では
姉の手下です。
私抜きで遊びに行くこともしょっちゅうです。
姉はときどきこう言います。
「私もあんたも友達が少ないんだから、
共有すればいいじゃん。細かいこと、
気にしなさんな~~~」
でも、
最近、腹が立つのが
私の友人に
「ねえ、正直に言って。
私と妹、どっちがより
親友かって聞いたら
どっち?
やっぱ私?」
って聞くことです。
友人がもし
「ええと…。どっちも大切だから…。
でもつきあきが長い分、○○ちゃん(私)
の方かな……。」
なんて答えようもんなら、
「もう~~~。(笑)
妹には気を使わなくて
いいから、ねえ
本当の事を言って! 」
と自分の名前があがるまで、
しつこく
聞き続ける王様ぶり。
女にしておくには惜しい
と何度も周囲の人はつぶやきます。
結局これまでに、姉に強引に共有された
私の友人は3人、
兄の彼女は1人です。(←こんなところにも被害あり)