日本橋水天宮、弁財天 | 学童指導員籐子、時々たびする古代史家

学童指導員籐子、時々たびする古代史家

レアキャラのBBAの冒険家です。主に秘境神社をめぐってます。ほぼ好奇心のみで突き進んでいます。
日常の雑感をちょいちょい書きます。
学童保育の指導員です。
サブアカで雑貨屋始めました。アウトドアキャリアは50年以上。

今回は

大江戸今昔巡りアプリを使って回ります。


それぞれ由来とか教えてくれます。ルートに沿って回ると所要時間とかも。



現代地図と重ねると江戸時代の様子もわかる~。

半蔵門線の駅からすぐ。
お宮参りの方が二組。さすが安産の神。
あかちゃんかわいーなぁー。


真っ先に弁天さまにお参り。


ところで、なんで水天宮(水の神様)で、安徳天皇で
アメノミナカヌシ様で
安産なんでしょうね?

不思議におもいませんか?

御祭神はどなたでも、霊験新たかならどーでも良いんだなあ(笑)誰も気にしてない。

ちょっと調べてみた。

久留米の辺りにもともと水神(カッパ)をお祭りしている祠があったようで、
そこに源平合戦壇之浦で生き残った按察使局伊勢がやってきて、安徳天皇達を弔うお堂を建てました。これが水天宮の始まりです。
時は下り戦国時代。一時期将軍を害した一族として隠れすんでいた有馬氏は
秀吉に見いだされ、その後徳川幕府に久留米の土地をもらい大名になりました。そのときに代々信仰していた、アメノミナカヌシ様を久留米の水天宮に合祀いたしました。

そして大名は、江戸に屋敷を持たねばならないので、江戸の屋敷にも水天宮様を連れていきました。
江戸の屋敷神だった水天宮ですが、江戸っ子達が霊験新たかだといって塀の外からも拝むものだから、一般公開。
そして、じゃらんじゃらんとすずをならす帯を巻いてお産をすると、安産だという評判がたち、欲しがる人が続出。ついに安産の神になったのでございます。

ざっとこんな具合。
ざっくりすぎでごめんあそばせ。

水天宮内には
ちゃんとカッパも
おいぬ様もいらっしゃいます。

あ、弁天さまの由来を忘れてた。
以下は水天宮のHPから
「江戸の頃、有馬家上屋敷内には市杵島姫(いちきしまひめ)神も祀られていました。代々の当主は辨財天を篤く信仰し、第九代藩主 有馬頼徳公が寳生流能楽の技を加賀藩の前田斉広(なりなが)公と競う際、稽古に励み辨財天に願をかけ、勝利をおさめたといいます。学業・芸能、又「寳生」の名のごとく財福のご神徳がございます。※毎月5日と巳の日には扉が開き、ご神像が拝観できます。」とのことです。


まずは弁天さまを拝んで次の神社に向かいます。