1/13(土) 中山6R 3歳未勝利(芝2,000m)

レッドセニョール(牡3) @三浦皇成

4番人気 10着(17頭立)ムキームキー



2024年の初出走は、レッドセニョールの未勝利戦。6月のデビュー戦で阪神JF馬の2着。 2戦目は10月と間が開いて、内容の薄い4着。ここからまた間隔を開けて、今回が3戦目でした。



前走から+16kg。グリチャの解説では「太め感はない」とのコメントでしたが、どう見ても緩いし太い。お腹周りもかなり余裕がある作りでした。脚元の関係から坂路で仕上げたとのことでしたが、絞りきれてないのでは??



久々だったこともあってか、のそっとしたスタート。外枠だったこともあって前には付けられません。


最初のコーナーを前に三浦Jは先団の内に空いていたスペースに馬を入れますが……逃げ馬不在で、ペースの上がりにくい未勝利戦の中山で、そんな仕掛けにくいポジションに入れて大丈夫なの……?


道中は前から6番手くらいを追走します。
1,000m通過は1分1秒7のスローペース。3コーナー手前から仕掛ける馬が出てくる展開の中で、


まあ当然ですが、こんなポジション取りでは身動きなんて取れません。押し出されるようにしてズルズルと後退。


直線を向いても、全く馬は伸びませんでしたね。やはり距離も長い。殆どレースに参加せず、回ってきただけの10着。最悪の競馬、最悪の内容でした。



リアルインパクト産駒の1,800m超の成績が極端に悪いことは事前にも述べていましたが、その通りの結果となりました。結果論かもしれませんが、3ヶ月間隔が空いていくらでもレースを選べる今回に限って、何でこの距離で走らせたのかなぁ。

鞍上も、中山2,000mを考えると下手に乗ったなという印象です。


次はマイルでしょうが、この時期からの未勝利マイルは混み合いますから、権利なしでは出走なんて出来ません。ちぐはぐなレース選びと馬作りになってますね。

 

 

1月13日レース後コメント(10着)
●鹿戸雄一調教師

右前膝のことがあるので下で追い切れず、速いところは坂路中心だったこともあってプラス体重での出走となってしまいましたが、状態そのものは良かったと思います。レースは前に付けることはできなかったですが、外からでも勝ち馬のように自分から動いても良かったかもしれませんね。最低でも権利を取って次に繋げたかったのですが…。このような結果となってしまい、すみませんでした。この後は節ですぐの出走は難しいと思いますので、一度放牧に出すことにします。


●三浦皇成騎手

偶数枠の後入れだったこともありますが、ゲートでも我慢できていましたし、スタートも五分で出てくれましたね。久々、それと外枠だったことで思ったよりもスピードに乗れず、中団前目あたりのポジションからの競馬に。折り合いは付いてスローの流れも良かったのですが、内側に入れてしまったことで動くに動けず、4コーナーではポジションを落としてしまいました。最後もジリジリと伸びてはいるものの、2000mは少し長いのかもしれません。現状だと1600〜1800mくらいが良さそうです。この距離でも見せ場は作りたかったのですが、下手に乗ってしまい申し訳ありません。

 


個人的には何度も言ってますが、6月のデビュー戦の後4ヶ月も間を開けたのがそもそも……。使えるときに使わなかった結果、前走後に脚元に不調をきたして権利内で遣えず、今回も権利が取れなかったためまた間隔が開くという負の連鎖。

勝ち上がれない馬の典型的なパターンにハマりつつあるような気がしてなりません。



めちゃくちゃ強い馬だとは(現時点では)思っていませんが、未勝利戦で大敗したり、あまつさえ勝ち上がりが出来ないような馬だとも思ってません。が、このままだとちぐはぐな陣営のせいで勝ち上がりが出来ない、なんてことすら起こりそうでとても怖いですね。


数を使わないなら、一発で勝ち負け出来る仕上げをしてもらわないといけないのに、今日に限ってはそれもなし。

次はきちっと仕上げた上で、鞍上を強化して1,600mの距離で必勝を期してもらいたいですね。


2024年、一発目からひどいレースでした。今年大丈夫か??ガーンガーン

 

 

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