間 黒助です。
ガンという病気にかかった場合、
たいていの人が気にするのが “ 余命 ” です。
余命3年とか、余命6ヶ月という表現をされます。
あとどのくらい生きられるのか、その残り時間のことです。
余命はどの程度、正確に予測できるのでしょうか。
診断をした医師は、
患者さんの検診結果とこれまでの膨大なデータ、経験などから、
“ このまま何もしなかった場合の平均的な残り時間 ”
について予測します。
ただ手術した場合はどうなるか、
抗がん剤治療をした場合はどうなるか等については、
個人差が大きく、
正直なところ、
“ やってみないことにはわからない ”
と言わざるを得ない場合も少なくありません。
とはいえ、
医療の進歩によって、
以前に比べて確実に治療の効果は上がっています。
例えば、
大腸ガンで手術不能だと診断された場合、
手術以外の治療法がなかった頃には、
平均余命は8ヶ月程度でした。
ところが今は標準的な治療によって、
約3年は生きられるようになっています。
ただこれもあくまで平均の数字なので、
中には半年の人もいれば、10年以上生きる人もいます。
治療はやってみないとわからないことが多く、
余命についても、
その経過を見ながら修正せざるを得ない場合がたくさんあります。
ですから、
最初に聞いた余命の数字に捉われ過ぎないようにして下さい。
また、
病気の状態だけを診断した場合には、
その病気が命を奪うまでの時間はまだ半年くらいはありそうであっても、
元々の年齢に病気がプラスされることによって、
体の歳のとりかたが加速すること、
さらに治療によって体がダメージを受けることで、
残りの時間が短くなるというケースも起こります。

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