下記の仲間。
日本語アレコレの索引（日々増殖中）【29】
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mixi日記2022年11月14日から
このネタはすでにエントリーしたはずなんだけど、見つからないんじゃしょうがない。
ということで、再アップします。
某所で下記を教えてもらった。
『国語を教える文法の底力』（山田敏弘）
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もしアマゾンの解説が羊頭狗肉でないなら、興味が湧く。
ちょっと高いよなぁ。解説どおりならまったく高くないけど。
それはさておき……。
レビューの下記の一文が気になった。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝引用開始
いちはやきみやび 2012年2月28日
それどころか中には説明不足の記述もあり、
例えば「～に」と「～へ」には共通語では差はないというが、
「明治に続く時代」と「明治へ続く時代」とでは表す意味は異なってくることを考えれば
「差がない」というのは言い過ぎであることは明らかだ。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝引用終了
この話は昔どこかで読んだ。
記憶がおぼろげなので検索してみたが、どうしても見つからない。検索のしかたをかえる。
【”「明治に続く時代」” ”「明治へ続く時代」”】の検索結果。約 4 件
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なんじゃこりゃ。『国語を教える文法の底力』を売っている各サイトに、同様のレビューを投稿している。こういうのはさぁ……。まぁ、これがこの人の発見ならスゴいのかもしれないんだけどさぁ。
ひょっとすると下記の類いだろうか。世の中には困った人が多い。寂しいんだろうな。
【本質坊主の珍生態【34】 こういうど阿呆なんとかならないのか】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12776129455.html
ちょっとキーワードをかえる。
【”「に続く時代」” ”「へ続く時代」”】約 206 件
https:/
【助詞「に」と「へ」について - 教えて!goo】
https:/
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝引用開始
No.1
回答者： pjman 回答日時：2004/09/25 18:26
ただし、「に」と「へ」の違いについてもう少し言及しますと、
「遊びに行く」とか「ｘｘへの旅」のように、いずれかが使えないケースもありますし、
また「江戸時代に続く時代」（「室町時代」と「明治時代」のどちらの可能性もある）と「江戸時代へ続く時代」（「室町時代」しかあり得ない）や、
「○○に続く」と「○○へ続く」などのように、若干差が生じるようなケースもあります。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝引用終了
さらに、検索のトップには見慣れたURLが。
【「に続く」と「へ続く」】04.05.09
http://
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝引用開始
それでは「に」「へ」に用法の違いはないのか。同書では「宇宙への旅」は言えるが「×宇宙にの旅」は言えない、「遊びに行く」は言えるが「×遊びへ行く」とは言えないと説明します。なるほど、そのとおりですが、これは一方が日本語として完全に破綻しているため、（日本語を母語とする者ならば）使うときにまぎれる心配はありません。
そこで、今回は、「使うときに意味がまぎれやすい『に』と『へ』」について指摘し、あわせて「に」「へ」の違いを考えたいと思います。そのために、「○○に続く」「○○へ続く」という言い方を比べてみます。
ひとつクイズを出しましょう。日本の歴史区分は、奈良・平安・鎌倉・室町・江戸・明治などと大まかに分かれます。では、
江戸時代に続く時代
江戸時代へ続く時代
はそれぞれ何時代でしょうか。
まず、「江戸時代へ続く時代」は、上の区分で言えば、答えは「室町時代」ということになりそうです。明治時代ではありません。「○○へ続く」というとき、「○○」は時間的によりおそいものを示します。
一方、「江戸時代に続く時代」は何時代でしょうか。答えはややあいまいです。「室町時代」の可能性もあり、「明治時代」の可能性もあるというところでしょうか。「○○に続く」というとき、「○○」はより早いとも、よりおそいとも考えられます。しかし、どちらかといえば「明治時代である場合が多い」というのが答えであろうと思います。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝引用終了
「同書」とあるのは、岩淵匡『日本語反省帳』（河出書房新社）のこと。刊行は2004/1/24。
先の質問板の回答者が何を見たのかはわからない。
どうやら『日本語反省帳』のほうが早い。
↑のブックレビューは相当遅い、ということになる。
｛ニ／ヘ｝に関して詳しくは下記参照。
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12558420846.html
#日本語 #敬語 #誤用 #慣用句 #言葉 #問題 #間違い #二重敬語
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