tobiのブログ

 フリーランスの編集者兼ライターです。
 主として日本語関係のことを書いています。


テーマ:
 下記の仲間。 
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【17】 
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1950899196&owner_id=5019671 


 テーマサイトは下記。 
【独り言の最後の「と」】 
http://okwave.jp/qa/q9294926.html 
==============引用開始 
マンガやドラマ、小説などで独り言のセリフの後に「・・・と。」「、と。」とあるのをよく見かけますが、この「と」とは一体何なのでしょうか? 
話し手が何かをしている時によく見るような気がします。 

例) 
「これここに立てかけて・・・と。」 
「最後にそっとかき混ぜて、と。」 

本当の独り言ではあまり言わないと思うので、読み手など第三者に「これは独り言ですよ」と分からせる合図か何かか?と思いましたが、独り言かどうかは一目瞭然なので、とりたてて合図が必要とも思えません。 
文法的な意味とか、使われるようになった経緯など、何か教えていただけると嬉しいです。 
==============引用終了 

 そんなにむつかしくないだろう、と考えて調べはじめて困ってしまった。 
 やはり辞書って●●だわ。 
【やっぱりWeb辞書は嫌い〈2〉〈3〉 】 
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2919.html 

 辞書をひいても↑の答えは見つからない(全文は末尾に)。使い物にならないぞ、っと。 
 これは新種の「ト」かもしれない(笑)。 

 前に見た「ト」の特殊用法は下記。 
【〈正体不明の「と」〉の用法(仮)】日本語 
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1488.html 

 なんで見つからないのか不思議。東方の目が見聞録ってんだろうか。それとも斜陽産業……そう言われてずいぶんたつな。いまや取って代わったテレビも断末魔? 
 本当は終助詞あたりがあるとありがたいんだけど、ないものは仕方がない。 
 今度の「ト」に近いものをあげるのは、さほどむずかしくない。 
 格助詞で、「引用のト」の一種だろう 
===========引用開始 
2 (文や句をそのまま受けて)動作・作用・状態の内容を表す。引用の「と」。「正しい―いう結論に達する」 
「名をばさかきの造(みやつこ)―なむいひける」〈竹取〉  
===========引用終了 

 質問者があげた「独り言」もひとつの典型だと思う。 
 作業を順番に片づけるときなんかに、 
「まず、これをして、(っ)と」 
 などと呟く。(っ)はなくてもいいけど、是非つけたい(笑)。 
 小説などを想起するとわかりやすいのでは。 
「まず、これをして」と彼は呟いた。この場合は(っ)はいらないな。 
 当方が真っ先に思いついたのは、「軽く念を押すとき」などに使う例。 
「おいおい、肝心なものをわすれてるぞ、(っ)と」  
 自分に対してのものなら、同じ内容を「独り言」としても使えそう。 
「引用のト」のト以下が省略されている形だろう。 
「ト(思う)」「ト(考える)」あたりも用途が広そう。「ト(主張する)」もアリだろう。 

 コメントNo.1に対する質問者の返答が興味深い。 
「あらよっ、と」とか「よっこらしょっ、と」。そうか、これもそうだな、と感心した。これは省略されているのは「ト(勢いよく片づける)」「ト(声を出して立ち上がる)」くらいだろうか、と思ったが違うみたい。チッ。 

https://kotobank.jp/word/%E3%81%82%E3%82%89%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A8-1720214#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89 
===========引用開始 
1件 の用語解説(あらよっとの意味・用語解説を検索) 
デジタル大辞泉の解説 
あらよっ‐と 

[感]ある動作を行うときに発する語。掛け声や囃子詞(はやしことば)としても用いられる。「―、一丁上がり」  
===========引用終了 

 これも辞書がおかしいのかもしれない。掛け声の〈「あらよ(っ)」+ト〉と考えるほうが自然では。 
 こんな見出しをわざわざ立てるより、「ト」の解説をちゃんとしろよ、っと。  
 ちなみに「よっこらしょっ、と」は辞書にない。2語扱いなんだろう。 
「なんだと」も辞書にはない。これも終助詞的な用法だろう。 
「しろよ、っと」は「しろ、って」にもできそうだな。「なんだと」も「なんだって」にできそう。 
 うーむ。なぜかこちらは「終助詞」になっている(辞書の全文は末尾に)。同じようなもんでしょうに。 



https://kotobank.jp/word/%E3%81%A8-579147#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89 
===========引用開始 
デジタル大辞泉の解説 
と[五十音] 

1 五十音図タ行の第5音。歯茎の無声破裂子音[t]と母音[o]とから成る音節。[to] 
2 平仮名「と」は「止」の草体から。片仮名「ト」は「止」の初2画から。 
と[名] 

1 (打消しの助動詞「ぬ」のあとに付いて)…しない前。…しないうち。 
「我が背子を莫越(なこし)の山の呼子鳥(よぶこどり)君呼び返せ夜のふけぬ―に」〈万・一八二二〉 
2 …する時。 
「宍串(ししくし)ろ熟睡(うまい)寝し―に庭つ鳥鶏(かけ)は鳴くなり」〈継体紀・歌謡〉 
[補説]語源を「外(と)」あるいは「処(と)」に関係づける説などがあるが、未詳。 
と[副] 

[副]そのように。多く副詞「かく」と対になって用いられる。「とにもかくにも」「とにつけかくにつけ」→とかく →とこう →とにかく →ともかく 
と[格助・接助・並助] 

[格助]名詞、名詞的な語、副詞などに付く。 
1 動作をともにする相手、または動作・関係の対象を表す。「子供―野球を見に行く」「友達―けんかをした」「苦痛―闘う」 
「しぐれ降る暁月夜紐解かず恋ふらむ君―居(を)らましものを」〈万・二三〇六〉 
2 (文や句をそのまま受けて)動作・作用・状態の内容を表す。引用の「と」。「正しい―いう結論に達する」 
「名をばさかきの造(みやつこ)―なむいひける」〈竹取〉 
3 比較の基準を表す。「君の―は比べものにならない」「昔―違う」 
「思ふこといはでぞただにやみぬべき我―ひとしき人しなければ」〈伊勢・一二四〉 
4 動作・状態などの結果を表す。「有罪―決定した」「復讐(ふくしゅう)の鬼―化した」
「年をへて花の鏡―なる水は散りかかるをやくもるといふらむ」〈古今・春上〉 
5 (副詞に付いて新たな副詞をつくり)ある状態を説明する意を表す。「そろそろ―歩く」「そよそよ―風が吹く」 
「ほのぼの―春こそ空に来にけらし天のかぐ山霞たなびく」〈新古今・春上〉 
6 (数量を表す語に付き、打消しの表現を伴って)その範囲以上には出ない意を表す。…までも。「全部で一〇〇円―かからない」「一〇〇キロ―走らなかった」 
7 (同一の動詞・形容詞を重ねた間に用いて)強調を表す。 
「世にあり―あり、ここに伝はりたる譜といふものの限りをあまねく見合はせて」〈源・若菜下〉 
[補説]4は「に」と共通する点があるが、「と」はその結果を表すのに重点がある。7は、現在も「ありとあらゆる」などの慣用句的表現の中にわずかに残っている。 
[接助]活用語の終止形に付く。 
1 二つの動作・作用がほとんど同時に、または継起的に起こる意を表す。…と同時。…とすぐ。「あいさつを終える―いすに腰を下ろした」「玄関を開ける―、子供が迎えに出てきた」 
「銀(かね)請け取る―そのまま駆け出して」〈浄・大経師〉 
2 ある動作・作用がきっかけとなって、次の動作・作用が行われることを表す。「汗をかく―風邪をひく」「写真を見る―昔の記憶がよみがえる」 
「年がよる―物事が苦労になるは」〈滑・浮世床・初〉 
3 順接の仮定条件を表す。もし…すると。「見つかる―うるさい」「ドルに直す―三〇〇〇ドルほどになる」 
「今言ふ―悪い」〈伎・幼稚子敵討〉 
4 逆接の仮定条件を表す。たとえ…であっても。…ても。 
㋐意志・推量の助動詞「う」「よう」「まい」などに付く。「何を言われよう―気にしない」「雨が降ろう―風が吹こう―、毎日見回りに出る」 
㋑動詞・形容動詞型活用語の終止形、および形容詞型活用語の連用形に付く。 
「たのめずば人をまつちの山なり―寝なましものをいさよひの月」〈新古今・恋三〉 
「ちと耳いたく―聞いて下され」〈浮・曲三味線・一〉 
5 次の話題の前提となる意を表す。「気象庁の発表による―、この夏は雨が少ないとのことだ」 
[補説]3は中世以降用いられた。また、中古から使われていた4㋑は、現代語では4㋐のように特殊な慣用的用法として残っているだけである。 
[並助]いくつかの事柄を列挙する意を表す。「君―ぼく―の仲」 
「幸ひの、なき―ある―は」〈源・玉鬘〉 
[補説]並立する語ごとに「と」を用いるのが本来の用法であるが、現代語ではいちばんあとにくる「と」を省略するのが普通となっている。  
===========引用終了 

https://kotobank.jp/word/%E3%81%A3%E3%81%A6-572021#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89 
===========引用開始 
【三】[終助]文末の種々の語に付く。 
1 他から聞き及んだ話を伝える意を表す。…ということだ。…そうだ。「君、委員になったんだってね」「彼も行きたいって」 
2 (上昇のイントネーションを伴って)相手の言葉を受けて反問する意を表す。「えっ、なんだって」「なにっ、知らないって」 
3 (「かって」の形で)反語の意を表す。「こんなまずいもの食えるかって」「だれが言うことを聞くかって」 
4 自分の気持ちを主張する意を表す。「そんなこと知ってるって」「わかってるよ、もう言うなって」→たって[接助]  
===========引用終了
 

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