やっと合格点をあげられる数値が出ました。1週間だけですけど、平均グルコース値が140。HbA1Cの推測値を計算すると約6.2。酷い低血糖もなしでこれなら理想的でしょう。この状態がずっと続けば合併症の心配もなくなるんじゃないでしょうか。

 

 

 何が変わったのかと言えば、はっきりしているのは、単純に注射する回数が増えたということ。「注射は食前」という決め込みから完全に解放されたということ。打つ必要を感じたら躊躇せず少量でも打つようになったことで、曲線が穏やかになり、いったん安定すると何を食べても乱高下が起こりにくくなる。

 

  実はね、注射針は管理費のうちで何箱もらっても定額、ということを知らなかったんですよ。だから、以前は通院までの日数を逆算して注射針を節約しながら打ってました。分割打ちしたいときは、しょうがないんで適度に使い回しをしてました。逆に「1日に何回も打つのはよくないのかな」みたいな気持にもなってましたよ。今月は前回の診察でタップリ出してもらったおかげで、針の残数を気にせず使い放題。

 

  一体何のための節約だったのよ。馬鹿馬鹿しい。

 

  大体ね、発症したばかりの患者がそんなこと知ってるわけもないんだし、打ち損じて針を無駄にすることだってあるんだし、最初から多めに出してくれてもいいんじゃないのかね。いつだって必要最低限の数しか出してくれないのは、今から考えたらずいぶん不親切だなと思いますがどうなんでしょう。

 

  肝心のインスリンだってそう。診察日まで持たなくて病院までもらいに行ったことも一回ありましたよ。「ストックがないと不安」と毎回話をしてるのに、せいぜい予備を1本追加する程度。まだ初心者ですから、そういうものかと思えば、無理に「10本くらいまとめてくれよ」とも言えません。先月はついにそれも忘れられて今は次回までほぼギリギリの分量しか手元に残ってないのであります。いま大地震が来たらどうなるんだ? ヤバくないか?

 

  実は担当医が転勤になり、次回から違う先生になるんで、そこんところも含めいろいろ問い質したいと思っとります。