DVDパッケージに【アイスランド・アカデミー賞 主演男優賞/受賞】【アイスランド・アカデミー賞 編集賞、音響賞、メイクアップ賞/ノミネート】【トリノ映画祭 最優秀作品賞/ノミネート】と書かれており、良作っぽい・・・。
それと何よりアイスランド映画という物珍しさに惹かれて鑑賞しました☆

トラフィッカー 運び屋の女
原題:VARGUR
英題:Vultures    (アイスランド/2018年)
【あらすじ】
表向きは良い暮らしをしながらも多額の借金を抱える弁護士の兄エリックと刑務所から出所したばかりで八方塞がりの小悪党の弟アトリ。2人は、シングルマザーの運び屋ソフィアがタブレットに詰めたコカインを呑んでアイスランドに密輸するのを手伝うことに。しかし、ソフィアがタブレットを吐き出せないまま時間は過ぎ、麻薬捜査局の刑事レナの捜査の手が迫る中、事態は思わぬ方向に進んでいく・・・。
原題(英題)は、Vultures:ハゲタカ
Vulturesには、(弱い者を食い物にする)強欲な人間 という意味もあり。←そんな映画でした。
メインの登場人物は3人。
映画の最初から最後まで具合の悪い運び屋の女ソフィアと、お金に困っている兄弟・クソ野郎の弁護士の兄エリック心優しきチンピラの弟アトリ
タブレットにして飲み込んで密輸したコカインを運び屋女・ソフィアが、体内から必死に取りだそうとゲーゲーと吐くが、なかなか出てこない・・・( ;∀;) 無理!

兄弟と我々観客は、ただただ具合の悪い彼女のゲロと一緒にコカインが出てくるのをひたすら待つ という映画でした (;・∀・)ゲロ待ち映画?

これを↑終始見せられていると、観ているこっちまでが、ぐったり(´Д`) とだんだん具合が悪くなっていくような気がする・・・
ソフィアは…終始、ゲロ後の涙目顔( ;д;)

最初のコカインをタブレットに詰めるところや、タブレットを飲み込むのにオリーブオイルをつけて、というところは密輸のプロっぽい手口だなーと思ったが、それに比べてその後の行動などが雑で素人っぽさを露呈。
その結果、キレ者の女性刑事にすぐに身元がバレる。←この辺のサクサクいく感じは良かったです。
女性刑事役↑ユーゴスラビア出身のマリヤーナ・ヤンコヴィッチさんがカッコ良くて素敵でした☆

最後にこの映画を観ていて思うこと。
アイスランドが舞台ということで、風景を見て・・・
やっぱ、国名どおりに寒そうなんですね。

おわり