こんにちは。kurohokuroです。

 

最近雨が続いていて気分が晴れませんね。。☔

吹けば飛ぶような繊細人間にとっては寒さと雨が天敵です

 

今日はタイトルにもある”貿易事務のプレッシャー”について語らせていただこうと思います。

また貿易事務はどんな性格の人に向いているか個人的な意見を述べさせていただきます。

 

 

 

         適応障害になった原因②

                    *原因①は前回のブログに書かせていただきました

 

 

    

プレッシャーが大きすぎる!!

 

 

貿易事務は貿易に必要な書類の作成チェック業務があり、それらの書類での一切のミスは許されません。

たとえ英語のスペル一文字でも違っていたらアウトです。

 

よくあるミスとして例えば地名。こちらはタイの港の名前です。

 LEAM CHABANG PORT バツブルー  LAEM CHABANG PORT 二重丸

 

どこが違うかわかりますか?間違えの方はLAEMの単語の中でEAが反対になってしまっています。

英語のスペルであれば英語が得意の方であれば気づけますが、はっきり言って地名なんてそれが正しいか知らんがな問題です。

 

ですが貿易事務職は気づかなければいけません。私も実際に書類チェックの際に気づけず、、原因なんてわからないまま反省文を書かされました。(私の会社は書類のミスがあると必ず原因と対策を提出するように求められますえーん

 

あとは船会社が発行するBL(貿易における契約書のようなもの)の印字が薄れていたことで

ディスクレ(書類の不一致、ミスの事)の判定を受けたことも。

印刷した船会社のせいじゃない!?って思っても乙仲が気づかなくてはいけないとのこと。。

 

貿易の書類は契約の内容と完全に一致していなければ、輸入地で貨物が引き取れないことがあり

一定期間の間に輸入者が港や空港から貨物を引取りできなければ、莫大なデマレージ(遅延金)が発生します。

 

同僚で書類のスペルを間違えてしまって再発行を繰り返したところ、貨物の引き取りに時間がかかり、

ウン百万の損害賠償を会社に請求された方もいました。結局会社が全額賠償しました。

そのため貿易事務はミスが徹底的に追及されます。

 

日々このようなプレッシャーと闘わなくてはならないため、精神的に莫大な負担がかかります。

私自身も夢でうなされるほどにきつかったです。

 

私が思うに貿易事務に向いている人は以下の両極端な二種類の人間だと思います。

 

正確に業務をこなし絶対にミスをしない人

ミスをしても全く気にならない人

 

私の職場で10年以上勤続されている方は、ロボットみたいにミスに気付ける人(人のミスにもすぐ気づくため、仕事はできるがネチネチしているお局系が多い)

またはすごい失敗(メールを見落して依頼を漏らす、書類を何度も間違える)をしても全く気にせず、優雅にスタバでも飲みながら仕事をしている方しかいません(笑)

 

逆に責任感がある人は向いていないと個人的に思いました。。

私は変に責任感があるタイプの人だったので、ミスをしたときはひたすらに落ち込みました。

そしてその内すべてのミスは私に原因があるんじゃないかと被害妄想ばかり膨む人間になってしましました。

 

昔は先生から怒られても反省しない同級生のことを嫌っていましたが、

社会人になった今仕事をする上で「気にしない」って一番大切な特性では?と思うようになりました。

 

事務職はミスしないのが当たり前なので、怒られることはあっても褒められることがないのでその点もつらかったです。貿易事務に関わらず、事務をなさっている皆さんほんとにすごいです。

 

事務職の皆さんは何をモチベーションに頑張られていますか?

 

全世界の事務職さんすごい。。