ドラマの見過ぎか

手術室へはストレッチャーで運ばれものと勝手に思い込んでいました。


実際には、点滴吊るすヤツ

ガラガラ引きながら

自分で歩いて行きます。


手術室の入り口で姉と別れて

向かい合わせに並んだ

手術室の間を歩きます。

(手術室っていっぱいあるんだ


手術室に入ると

助手の若い先生を紹介され

(あら、イケメン音譜


あっと言う間に手術着脱がされます。

それは もう

「着る必要あった?」って位

あっと言う間です。


手術台に寝かされ

手術用のライトを見上げて

LEDなんだ〜。」

なんて思っていたら、

麻酔のマスク付けられて

3つ数えられたかなぁ〜

本当にその位で意識が飛んだ。


な〜んかフワフワした

幸せな気分でいた所

まぁまぁ雑に揺すられ

名前を呼ばれて

現の世界に無事 ご帰還。


先生

「どんぐりさん 手術終わりましたよ。

ストマにはなってませんよ。」


覚醒直後に言われても

覚えてるかどうかも判らないのに

真っ先に言ってくれた。

優しい先生


流石に退室はストレッチャーに

乗せられて


姉の顔が見えたら

「母(既に他界)が

手招きしてたから逃げてきたわ〜。」

って言おうと思ってたけど、

とにかく痛くて

酸素マスクで声も枯れて

そんな長いフレーズ

とても言えそうに無い


とっさに気の利いた言葉も思い浮かばず

しょうがないのでありきたりだけど

「有難う。」と言ってみる。


姉に「それだけ?」

みたいな顔されたけど、

仕方ない



後日

それだけ?みたいな顔してたのは

聞き取れなかったからと判明。


先生と

「まだ ぼんやりしてますね〜。」

なんて言いながら笑ってたらしい


屈辱や!ムキーッ