まだ書いています。我が家のゾロくんのこと。2024年11月18日午前4時過ぎ | kuroame-55のブログ

kuroame-55のブログ

猫ブログを別で書いてましたが、そちらはしばらくお休みをしておりまして、新規でAmebaで好きな芝居やドラマや映画の感想とかその他もろもろ徒然なるままに書いていきたいなと思っています。

ゾロをしばらくだっこしていましたが、降りたくなったみたいだったので、かごの上に運びました。手足が思うように動かなくなってしまったようです。今眠っています。時々頭を撫でると、髭や頭が少しだけ動きます。ものすごく、頑張ってくれていると思います。

 

昨日、仲良しの友達で、猫については、もう、獣医さんかというくらい詳しいMさんに連絡を入れたらすぐに折り返し電話をくれました。出先だったのに。彼女も実はずっと甲状腺障害で苦しんでいた愛猫のひとりが、つい数日前に亡くなったところだったようです。

 

昔は、大昔は、我が家もこの家を建て直す前の家の近くに、何軒かの日本家屋のおうちがあり、野良猫も、家猫も外に出していた時代がありましたね。わたしも昔、思い起こせば、ベルちゃんまでは、そうやって飼っていました。あの頃はそういうふうに猫を飼うのが普通だったと思います。

 

完全に猫を家の中で飼うようになったのは、我が家の場合は、そうですね、おそらく30年前からですね。

 

それぞれの猫に思い入れがありますが、いま、私の横のかごの中で眠っているゾロは、とても体が大きくて、すごく体が長くて、腕も脚も長くて、そんなに太ったことはないですが、一番恰幅がよかった頃は8キロくらいあったと思います。健康診断に行くと、いつもどこも悪くなくて、血液をとる時、手のひらの大きさに、先生が思わず「大きい!」と言ったのが忘れられません。

 

ずーっとゾロは健康優良児、何も悪いことなし、でした。

 

一方ダルは、もう6歳くらいから、腎臓結石はしょっちゅう、昔ミニが糖尿病になって、わたしは注射をしたりしていたこともあり、ダルとゾロはそうさせまいと気をつけていましたが、ダルは悪性腫瘍ができるようになり、何度も手術しました。6回目の手術までは、元気で、しかも通院や、診断中にとってもいいこにできるこだったので、とても助かりました。病院代はやっぱりすごくかかりました。アニコムの動物保険に入っていて、どんなに良かったかと思いましたが、それでもずいぶんかかりました。

 

ゾロは病気にならなくて強い体質でよかったと思っていましたが、ダルがなくなってから、ゾロも足に腫瘍ができ、やっぱり悪性で、ということが2回ありました。パラディアというお薬も飲んでいました。

 

それでも腎臓の値もギリギリ大丈夫で。

 

ダルと同様、ゾロもとっても穏やかな子で、怒ることが全くなく、でも、お医者さまは苦手で、診察のとき、「シャー」をするものの、言ってるだけで無抵抗というので、「ゾロちゃん、シャーするけど、口だけでおとなしい(笑)」とよく言われていました。

 

実を言うと、一ヶ月ちょっと前から、足の付け根にまた怪しいものができているのには気づいていましたが、もうこの高齢ですから、外科手術は受けさせないでおこうと決めていました。

 

いま急にゾロが突然衰弱したのは、ひょっとしたらこの腫瘍のせいなのかもしれません。でも弱虫のゾロ、それもこの歳ですから、ゾロの嫌がることはしたくない。それといままでいろんな猫の病気をみてきて、いつも最後に思うのは、治せるものなら治すために努力の限りを尽くすのは飼い主として当然のこと、そして、あるときからは、時間に逆らえないと気づいたところからは、今の生活を維持して環境を変えないことが幸せなんじゃないかということなんです。

 

だから、わたしはゾロのことで何も後悔をしていることはないと言えます。ダルのときも最後まで見とったときに感じたように。

 

とはいっても、弱くなってしまった大切な大切なゾロを見るのはとてもとても辛いことで、涙は止まりません。ただ、猫って我慢強いからよくわからないけれど、苦しそうにはしていません。時々顔をあげ、周りを見渡します。わたしが話しかけても、最近は耳が遠いのであまり反応はないですが、撫でると気持ちよさそうな顔をします。

 

つい3日、ああ、もう時計が回ったので4日?前までは、私たち家族の自慢は、ゾロは呼ぶと来ることでした。耳が遠くなってからは、遠くからでも手招きをすると、ゾロは嬉しそうに駆け寄ってくる猫で。犬か?と思うような猫で。

 

わたしは2018年からサラリーマンをやめ、細々とフリーランスで家で仕事をしていますが、ダルの最後の最後まで看取れたのは、本当に良かったと思うし、今もこうしてゾロを介護できて本当に嬉しいです。会社なんて、あんな会社なんてほんとにやめてよかったと思っています。収入がとても減ったのは実際痛いのですが、かけがえのないゾロやダル、両親との時間が、今までと違う重みがあることはよく感じているので、みんなのために、私がいま家にいることが大切だと思っています。

 

ゾロがいま頭を上げ、水を飲もうとして、飲みません。水入れの高さを調節し直しました。

 

撫でると、骨が手に伝わるほど痩せました。歳を追うごとに痩せ、今年ちょっと前に測った時は、5キロを割っていたので、ずいぶん細くなったと思っていましたが、今はもう4キロくらいでしょうか。さっき膝に乗せていた時は結構重かったですが、手でかかえるときは、今までのゾロの重さと全然違います。

 

ダルが元気でいた頃、わたしは夜、ゾロとダルと一緒に寝るという栄誉を得ていたことがありますが(笑)、ダルが顔の横、ゾロが足元、布団の上という位置でした。顔の近くにくるこは甘ったれだときいたことがありました。今思うと、ダルはやっぱり病気がちで、わたしがかなり面倒をみていたので、わたしに頼っていて、ゾロはちょっと遠慮をしていた、と思うのです。ゾロは父と寝ていることも多く、枕を並べて寝ている姿はちょっと見ものでした。かわいかった。

ダルは母かわたしと寝ていました。

 

昨年くらいからゾロはずいぶん泣くようになりましたが、今年もこうやって秋になり、気づくと、ゾロは夏くらいからは泣くことがあまりなくなりました。

 

数日前から、ゾロはまたちょっと泣くようになりましたが、声が変わりました。子猫のようになってきました。この声は昨日からです。お友達のMさんが電話越しにゾロの声を聞いたときはまだ、いままでのような声でしっかりしていたので、まだ大丈夫な声よと言ってくれました。弱くなってくると子猫のようなか細い声になると。昨夜、ゾロが何度か呼ぶ時、そういうか細い子猫のような声になっていました。

 

ダルの最後がそうだったように、わたしはいまこうしてゾロの横に毛布にくるまれながらいますが、さっきふと思ったように、今夜が最後になるかもという思いは、今消えつつあります。多分いまはまだ大丈夫。でも足が動かなくなってきて、食べ物も飲み物も自分から取ろうとしなくなってきたということは、お別れが近くなってきたと言うことを認めざるを得ません。

 

こうしてやるせなく、眠ることもできず、泣きすぎて頭痛になりながら、ゾロの横にいることしかできませんが、居ても立っても居られない気持ちです。いまはもう涙というより、ひたすらはなをかんでいるのですが、、、、

 

ゾロは安らかに寝息をたてています。どこも痛くはなさそうです。

 

獣医科の先生にメールをさっきしました。明日電話もして、もし、もう、ダメ元でも、栄養剤とか、ご飯をあげやすいシリンジとかあったらほしいですが、ゾロから離れられないので母にお願いしようかな、、、、

 

父もかなり最近はいろんなことができなくなって、何かを頼める感じでは到底なく、若々しい母にここは頼るしかありません。申し訳ない。彼女も実は高齢なんですが、、、、

 

今週はテニスも行かれないな。行く気にはなれません。でも母には行ってもらおう。少し気分転換になるはず。ゾロの横にずっといたい。

 

 

つぶやきランキング