リニアモーターカー
リニアモーターカー [★★]
ひみつ道具の『リニアモーターカーごっこ』は地磁気を利用して、最高時速三百八十キロを出すことができる。凸凹の地形で使うと危険であり、その上とてもくたびれる道具であった。
[L04151・C09147・108903]
リニアモーターカー[★★]
ひみつ道具の『リニアモーターカーごっこ』が走り出すと、目が回り息もできなくなるほどである。あまりの速さに、乗り手は「ヒエ~、ジ、ジ、ジェットコースター!!」だと絶叫している。
[S04153・C09149・108903]
リニアモーターカー[★★★]
『SLえんとつ』という作品では、のび太はひみつ道具である『SL煙突』の使用で、校内マラソンでの優勝を確信した。しかし、この煙突を使うと、煤などの公害がひどく、近所から猛反対を受けた。ドラえもんも「時代の流れだなあ、やはりSLは消えてゆくのか…」と感傷にふけっていると、のび太は明日のマラソンのために「リニアモーターカーの煙突」をリクエストするのであった。
[S11629・A33147・068304]
リニアモーターカー[★★★]
地底の大陸横断鉄道は磁気で動いている。ドラえもんは「リニアモーターカーみたいなものらしい」とのび太に説明している。
[L03316・C08106・108702]
リニアモーターカー:リニアモーターによる推進力を利用した軌道系の車両である。リニアモーターは円形の制止部分と同じ軸上の円形の回転部分を直線的にのばした形となっており、磁力が働くことによって直線運動が起ることになる。
現在、JRなどで開発している磁気浮上式鉄道は、浮上のためには超電導方式などを用いており、推進にはこのリニアモーターを用いている。
リビングストン
リビングストン[★★]
スネ夫はひみつ道具である『探検ごっこ用蒸気船』を操縦しながら、『「リビングストン」やスタンレーになったような気がするよ』とご機嫌である。
[L01453・C03069・108111]
リビングストン:イギリスの医師、探検家、宣教師(1813~73)である。19世紀最大のアフリカ探検を行うとともに、奴隷貿易の実態を文明世界に明らかにした。
1841年任地である南アフリカのクルマンへ派遣された。原住民との接触に成功し、前人未到の奥地まで入って伝道に努めた。さらに、1855年には東海岸への道を開き、途中、ビクトリア瀑布を発見している。
アフリカ奥地での奴隷貿易に関する実態調査とコンゴ、ナイルなど大河の水源発見を目的として、1865年3たび探検隊を率いてアフリカに出発した。
非常な困難のため多くの隊員を失い、リビングストン自身も消息を絶ってしまった。しかし、1871年タンガニーカ湖畔ウジジでスタンレーとの劇的な遭遇により、救助された。
流星群
流星群[★]
雑学の豊かなスネ夫は獅子座の方角から、「流星群」がふってくることを熟知していた。
[S14698・B05059・039012]
流星群:流星群は毎年ほぼ決まった時期に、天球上の決まった方向から多くの流星が飛び出すように見える現象である。
具体的には、地球が太陽の周りを公転する高密度の認められる宇宙塵の中を通過するとき、多数の流星が天球のある点を中心に、傘を広げたように観測できる現象である。なお、宇宙塵は、彗星の放出した塵などがその彗星の軌道上を公転しているものである。
流星群はそれぞれ独自の軌道をもって太陽の周囲を公転しており、その軌道が地球の軌道と交差しているため、毎年地球がその交点にさしかかると多くの流星が見られることになる。
古い流星群では流星体が軌道全体に平均して散在しているので、毎年ほぼ同様に出現する。これらの出現の期間も比較的長く、数日から数週間に及ぶものもあると言われている。