のび太の名句・冗句(その12

つらいことだが、ぼくらは現実を見つめねばならない[★★]

  夢の中でのび太はしずちゃんに、かっこよく次のようなセルフを延々と述べている。「つらいことだが、ぼくらは現実を見つめねばならない。この世に残ったのは、きみとぼく二人だけなんだ。しずちゃん! ぼくを信じてついてきてくれるね!?」と。

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でも、やっぱり努力しなくちゃいけないんだよな。あきらめずにな[★★]

 のび太がひみつ道具である『能力カセット』の「考える人」ののカセットを、胸にカシャッとはめこんで、広場の土管に座っていると、最終的には、「でも、やっぱり努力しなくちゃいけないんだよな。あきらめずにな」という結論に落ち着いた。

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でも…。出木杉のおかげというのが、なさけないな…[★★]

 のび太は出木杉にひみつ道具である『ハンディキャップ』を被せて、出木杉レベルに変身している。「今まで気づかなかったこと、思いつかなかった考えがつぎつぎに…」浮かんできた。

 

  しかし、のび太は「でも…。出木杉のおかげというのが、なさけないな…」と感じて、自分で勉強するという平凡な結論に落ち着いた。

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でもさ、ひとりひとりは弱いけど、心をあわせれば…[★★★]

 怖いジャイアン対策に対して、のび太は周りの友達に「でもさ、ひとりひとりは弱いけど、心をあわせれば…」と、いった積極的な提案をしている。

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でもな…、ときどき赤ん坊みたいに、あまえてみたくなるときがあるんだよ。あったかあい気持ちになれるんだよ[★★]

 のび太はママの膝に顔を埋めて、「ウツ ウツ」と泣いていた。ドラえもんから甘えん坊と言われると、のび太は「でもな…、ときどき赤ん坊みたいに、あまえてみたくなるときがあるんだよ。あったかあい気持ちになれるんだよ」と、正直に白状している。

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天にも昇る心地[★★]

 のび太は先生から六十五点で、珍しく勉強したとほめられたので、空中に舞い上がり、「天にも昇る心地」を味わった。

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どうして無理やりにでもやらせてくれなかったの[★★]

 宿題をしなかったため、立たされたのび太が帰宅して、ドラえもんに「どうして無理やりにでもやらせてくれなかったの」と泣いて訴えた。

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どうすりゃいいのさ[★★]

 のび太は化石を発見するため、朝早くから古い地層を掘っていた。崖の下のおじさんの家の屋根に泥が降り、おじさんから「こらあ!」と怒鳴られる始末であった。すると、のび太は「どうすらいいのさ」とおじさんに逆質問している。

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どうせぼくなんか[★★]

 むずかしい宿題がどっさり出たので、のび太がしずちゃんに「二人で力を合わせてやろうよ」と提案した。スネ夫から横やりが入り、「どうせのび太なんか一つもできないんだから」とからかわれた。

 

  家に泣きながら帰り、ドラえもんに「どうせぼくなんか」と自虐的になって泣きついた。

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