てんコミドラえもんプラス第3巻(その7

ぼくは、だれのいうことでもきいちゃう。それなのに、だれもぼくのいうことをきいてくれない。ぼくは、そんな生まれつきなんだなあ[★★★]

 のび太の帰りが遅いので、心配になってドラえもんが迎えに行くと、のび太が川の畔で涙を流しながら一人座っていた。ドラえもんが声を掛けると、のび太は急に「ワア~」と大声で泣き出した。のび太は「ぼくは、だれのいうことでもきいちゃう」

 

「それなのに、だれもぼくのいうことをきいてくれない」「ぼくは、そんな生まれつきなんだなあ」としみじみとドラえもんに訴えた。

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 川へ身投げしようかと…、思ったけど、泳げないからやめた[★★★]

 のび太の帰りが遅いので、心配になってドラえもんが迎えに行くと、のび太が川の畔で涙を流しながら一人座っていた。ドラえもんが声を掛けると、のび太は急に「ワア~」と大声で泣き出した。のび太は「ぼくは、だれのいうことでもきいちゃう。それなのに、だれもぼくのいうことをきいてくれない」としみじみとドラえもんに訴えた。

 

そして、ふと漏らしたのび太らしい真情がこのフレーズ「川へ身投げしようかと…、思ったけど、泳げないからやめた」である。

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道草[]

 のび太の学校からの帰りが予定より少し遅れると、ママから「どこで道草をくってたの!」としかられた。

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紫の霧[★★]

 ひみつ道具である『アリガターヤ』のリングがのび太の頭の上に浮かぶと、「ポワ~ン」とした気持ちになり、「紫の霧」が立ち込め、花びらが「ハラ ハラ」と散り、なんだかとてもありがたいムードがあたりに充満しだした。

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 たよれるのはきみだけなんだ、いつも感謝してるんだよ[★★★]

 ドラえもんからひみつ道具である『アリガターヤ』を、何とか借りることができ、のび太は、「たよれるのはきみだけなんだ、いつも感謝してるんだよ」とドラえもんにゴマをすっている。

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アリガターヤ[★★]

【道具解説】 『アリガターヤ』というリングを神さまのように頭の上に浮かべると、「だれでも、言うことを聞き、なにをいっても、ありがたいおことばのように聞こえる」ひみつ道具である。ひと言発すると「ポワ~ン」となり、紫の霧が立ち込め、花びらが散り、なんだかありがたいムードになる。

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質 ちあき[★★]

 ドラえもん作品において、「質 ちあき」は街路地の電柱に一度だけ登場する質屋の屋号である。

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カラスの色は白い[★★★]

 のび太がひみつ道具である『アリガターヤ』を頭の上に浮かべ、「カラスの色は白いぞ」と周りのみんなにのたまうと、スネ夫は饅頭を差し出しながら、「はいはい、まっ白でございます」と同調し、しずちゃんは団扇であおぎ、ジャイアンもケーキを大急ぎで進呈することになる。

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ぼくは、だれのいうこともきいちゃう。それなのに、だれも、ぼくのいうことをきいてくれない。ぼくは、そんな生まれつきなんだなあ[★★★]

 ドラえもんがのび太の帰りが遅いので探しに出かけると、川の近くに腰をおろして何かを考えていた。訳を尋ねると、のび太は「ぼくは、だれのいうこともきいちゃう」「それなのに、だれも、ぼくのいうことをきいてくれない」「ぼくは、そんな生まれつきなんだなあ」と答えながら、、身投げでもしようと考えていた。しかし、泳げないからやめたということであった。

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