てんコミドラえもんプラス第3巻(その7)
ぼくは、だれのいうことでもきいちゃう。それなのに、だれもぼくのいうことをきいてくれない。ぼくは、そんな生まれつきなんだなあ[★★★]
のび太の帰りが遅いので、心配になってドラえもんが迎えに行くと、のび太が川の畔で涙を流しながら一人座っていた。ドラえもんが声を掛けると、のび太は急に「ワア~」と大声で泣き出した。のび太は「ぼくは、だれのいうことでもきいちゃう」
「それなのに、だれもぼくのいうことをきいてくれない」「ぼくは、そんな生まれつきなんだなあ」としみじみとドラえもんに訴えた。
[B03076:04052]
川へ身投げしようかと…、思ったけど、泳げないからやめた[★★★]
のび太の帰りが遅いので、心配になってドラえもんが迎えに行くと、のび太が川の畔で涙を流しながら一人座っていた。ドラえもんが声を掛けると、のび太は急に「ワア~」と大声で泣き出した。のび太は「ぼくは、だれのいうことでもきいちゃう。それなのに、だれもぼくのいうことをきいてくれない」としみじみとドラえもんに訴えた。
そして、ふと漏らしたのび太らしい真情がこのフレーズ「川へ身投げしようかと…、思ったけど、泳げないからやめた」である。
[B03077:04]
道草[★]
のび太の学校からの帰りが予定より少し遅れると、ママから「どこで道草をくってたの!」としかられた。
[B03078:27]
紫の霧[★★]
ひみつ道具である『アリガターヤ』のリングがのび太の頭の上に浮かぶと、「ポワ~ン」とした気持ちになり、「紫の霧」が立ち込め、花びらが「ハラ ハラ」と散り、なんだかとてもありがたいムードがあたりに充満しだした。
[B03078:11]
たよれるのはきみだけなんだ、いつも感謝してるんだよ[★★★]
ドラえもんからひみつ道具である『アリガターヤ』を、何とか借りることができ、のび太は、「たよれるのはきみだけなんだ、いつも感謝してるんだよ」とドラえもんにゴマをすっている。
[B03080:04]
アリガターヤ[★★]
【道具解説】 『アリガターヤ』というリングを神さまのように頭の上に浮かべると、「だれでも、言うことを聞き、なにをいっても、ありがたいおことばのように聞こえる」ひみつ道具である。ひと言発すると「ポワ~ン」となり、紫の霧が立ち込め、花びらが散り、なんだかありがたいムードになる。
[B03080:02327]
質 ちあき[★★]
ドラえもん作品において、「質 ちあき」は街路地の電柱に一度だけ登場する質屋の屋号である。
[B03081:2302]
カラスの色は白い[★★★]
のび太がひみつ道具である『アリガターヤ』を頭の上に浮かべ、「カラスの色は白いぞ」と周りのみんなにのたまうと、スネ夫は饅頭を差し出しながら、「はいはい、まっ白でございます」と同調し、しずちゃんは団扇であおぎ、ジャイアンもケーキを大急ぎで進呈することになる。
[B03084:05]
ぼくは、だれのいうこともきいちゃう。それなのに、だれも、ぼくのいうことをきいてくれない。ぼくは、そんな生まれつきなんだなあ[★★★]
ドラえもんがのび太の帰りが遅いので探しに出かけると、川の近くに腰をおろして何かを考えていた。訳を尋ねると、のび太は「ぼくは、だれのいうこともきいちゃう」「それなのに、だれも、ぼくのいうことをきいてくれない」「ぼくは、そんな生まれつきなんだなあ」と答えながら、、身投げでもしようと考えていた。しかし、泳げないからやめたということであった。
[B03076:04050]