てんとう虫コミックス短編第22巻(その8)
しあわせをよぶ青い鳥 [★]
[A22087・S10242・037911:01]
こってりお説教[★★]
のび太は「ママにこってりお説教を食らい、バツとして、今月はこづかいをくれない」と涙を流しながら、ドラえもんに強く訴えていた。一方、ドラえもんは「パク パク ムシャ ムシャ」とドラ焼きを食べ、お茶を飲み、マンガを読みながら、気楽に聞き流していた。
[A22088:20]
世の中で、ぼくほど不幸な人があるだろうか……[★★★]
のび太は大きなため息を「ハーッ…」とつき、ドラえもんの前で、「世の中で、ぼくほど不幸な人があるだろうか…」と訴えながら、ワーッと泣き出した。
[A22088:04052]
青い鳥[★★]
ひみつ道具である『チルチルペンキ』を鳥に吹き付けて「青い鳥」にすると、十五分の間幸せが訪れる。
[A22089:0901]
カラス[★★]
ドラえもんがひみつ道具である『ミチル網』で、目の前を飛んでいる「カラス」を捕まえようとしたら、のび太は「カラスなんて、あんまりかっこよくないな」と文句を付けた。
[A22089:1602]
チルチルペンキとミチル網[★★]
【道具解説】 ひみつ道具の『ミチル網』で鳥を捕まえ、『チルチルペンキ』を鳥に吹き付けて青い鳥にすると十五分の間幸せが訪れる。
[A22089:02144]
「チルチルペンキとミチル網」は「青い鳥のチルチルとミチル」のパロディ版である。
ペンキ[★]
ドラえもんはひみつ道具の『ミチル網』で捕まえた鳥に、青い色の「ぺンキ」を吹き付けて幸運の青い鳥にしている。
[A22089:2507]
スズメ[★★]
のび太は上品の鳥の方がいいといったけれども、ドラえもんは「スズメ」に青いペンキを吹き付けた。
[A22090:1602]
幸せを売る男[★]
のび太はひみつ道具である『チルチルペンキとミチル網』を携えながら、「幸せを売る男」であると自称していた。
[A22091:03]
ハンサム[★]
のび太がスネ夫に幸せにしてあげると告げると、「ぼくなんかハンサムで頭がよくて金もちで、きみにくらべればめぐまれていると思うなあ」と自慢たらたらの返事であった。
[A22091:20]
借金とり[★]
のび太が間違って、「プシュ」とひみつ道具の『チルチルペンキ』を、「借金取り」に吹き付けてしまった。
[A22093:03]
執念深い男[★]
借金取りは「執念深い男」であったけれども、ひみつ道具の『チルチルペンキ』を吹き付けられると、借金をした人に「金なんか返さなくていい」と、借用証を破り捨てて家を出ていってしまった。
[A22094:03]