てんとう虫コミックス短編第15巻(その13

入学テスト[]

 のび太はあやとりが下手だといい大学やいい会社に入れませんよと、ママから注意を受けていた。「入学テスト」で今や一番大事なのはあやとりという時代になっている。

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プロあやタイトルマッチ(アヤノ・トリロー、グレート・フィンガー)[★★]

 のび太はひみつ道具の『もしもボックス』で、あやとりが大はやりの世界を作り出した。テレビでは、『プロあやタイトルマッチ』が中継され、のび太のパパもママもテレビの前にくぎ付けになっている。

 

テレビでは、「世界チャンピオン」の「グレート・フィンガー」と挑戦者の「アヤノ・トリロー」の戦いが解説者「糸山さん」で全国に中継されている。

 

ボクシングのリングのような空間で、「レフリー」によって第一ランドが開始され、両者見事な演技を披露した。しかし、のび太にとっては、てんで幼稚な技に見えてしまった。

 

挑戦者のアヤノは新規の技「大森林」を披露して、戦いを圧倒的に有利に進めていた。しかしながら、最終ランドに、チャンピオンは「必殺技」「銀河」を繰り出して、逆転に成功し、「トロフィー」と「賞金30億円」を獲得して閉幕した。

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あやとり選手権のアナウンサー[★★]

 あやとり選手権の「アナウンサー」は解説者の糸山さんと、実況中継を展開している。

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銀河[★★]

 「銀河」は、世界あやとり選手権で現在七回の防衛に成功しているチャンピオンが、八回目の防衛戦で、最後の大逆転を託して繰り出した必殺技である。

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あやとりの天才少年(世が世ならあやとりのプロに!?)[★★★]

 「あやとりの天才少年」との契約に、全日本プロあやとり協会は契約金を三千万円も支払うと申し出たので、のび太のパパもママも二人とも、ショックのあまり「ドタッ」と仰向けにぶっ倒れてしまった。

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あやとり研究[★★]

 のび太が「きょうは学校へ行かない。うちであやとりの研究をする」とママに言うと「それはいいことね」とほめられた。

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あやとり大臣[★★]

 のび太のパパは今度の選挙であやとり党が勝ち、「あやとり大臣」ができるとママとうわさしていた。のび太はあやとり大臣になることを夢見ていた。

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あやとり党[★★]

 のび太のパパは今度の選挙で「あやとり党」が勝ち、あやとり大臣ができるとママとうわさしていた。

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あやとりの時代[★★★]

 ひみつ道具の『もしもボックス』で、「あやとりの時代」が実現し、のび太は今やタレント並みのスーパースターになっている。今日も、しずちゃんたちからあやとりの指導を頼まれ、土管のある広場でレッスンを展開している。

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手がゴムマリ[★★★]

 あやとり全盛の時代で、ドラえもんだけが「手がゴムマリだから」あやとりができません。みんなに馬鹿にされたドラえもんもつい堪忍袋の緒が切れて、ひみつ道具である『もしもボックス』に飛び込んで、「もとの世界に、もどれっ」と電話している。

 

もとの世界に戻ると、あれほど熱中していたしずちゃんたちも、あっという間に関心を失い、のび太の得意技「はしご」のデモンストレーションに対しても、一言「そう」といってその場を去っている。

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