てんとう虫コミックス短編第14巻(その1

家がだんだん遠くなる[★★]

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捨て犬ダンゴ[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『捨て犬ダンゴ』を食べると、犬や猫は二度と家に帰れなくなる。

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山田さんの家を探す年輩者[]

 のび太はひみつ道具である『捨て犬ダンゴ』を食べていたため、遠くへ行こうとしなかった。そののび太に対して、「山田さんの家を探す年輩者」は「ちかごろの子どもは不親切だ」と、泣きながら訴えていた。

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防犯運動[]

 交番の前には怖いお巡りさんが立ち、その横には「防犯運動」の立て看板が立っていた。

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みんなの秘かな癒しスポット[★★]

この癒しスポットに立って、ドラえもんは夕暮れ時に、「カアー カアー」と鳴いて家路に急ぐカラスを見ながら、「もう二度と、のび太にはあえないんだなあ」と落胆した。

 

「さらばのび太。きみとの楽しかった思い出をぼくはわすれない。いつまでもいつまでも…」としんみりしながら、ひとり寂しく家に帰ることにした。

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からだの皮をはぐ話[★★]

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画家(口先の魔術師になれ!)[★★]

 スネ夫はジャイアンの絵を見て、「きみは、道をまちがえている! 歌手よりも画家をめざすべきだ!」と、でまかせのおべっかを使っている。その言葉にジャイアンは涙を出して感激している。ジャイアンはおだてにイチコロのタイプだ。

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モデル[★★]

 ジャイアンがしずちゃんに絵の「モデル」を頼んだが、しずちゃんは青ざめた顔で困りきっているので、のび太が絵のモデルになると申し出た。

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きみは、道をまちがえている! 歌手よりも画家を、めざすべきだ!(ジャイアンは絵が苦手!)[★★]

 ジャイアンはスネ夫に「いいなんてものじゃないよ。天才だよ、これは」と絵を絶賛され、さらに、「きみは、道をまちがえている! 歌手よりも画家を、めざすべきだ!」とおだてられた。

 

おだてに弱く、すぐ、その気になって、ジャイアンは画家を目指し、最初しずちゃんにモデルを頼んだけれども、断られたのでのび太が選ばれた。モデルののび太を前に、のび太が動いたとか、くしゃみしたとかいって、「イラ イラ」しながら、自分の描いた絵を「ビリ ビリ」何枚も破いていた。

 

どうもジャイアンは絵が苦手で、屋内でじっくり何かをすることが肌に合わないみたいである。

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いいなんてものじゃないよ。天才だよ、これは[★★★]

 スネ夫はジャイアンの絵を見て、「いいなんてものじゃないよ。天才だよ、これは」と口から出まかせの賞賛をしている。

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だめ? こんなにたのんでも? フウン…。ホー…(それでもやっぱり油断は禁物!![★★★]

 画家になることを決心したジャイアンはしずちゃんに「なあ、たのむよ。本式にモデルをつかって勉強したいんだよ」とお願いしている。

 

断られると、珍しく顔を真っ赤にして、ジャイアンはおびえるしずちゃんを「だめ? こんなにたのんでも? フウン…。ホー…」とすごい形相でにらみつけている。

 

『深読みガイド』は「相手がしずちゃんであっても、キレるときにはキレる。……。絵のモデルを頼むだけでこの威圧感」と形容している。

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