てんとう虫コミックス短編第11巻(その10)
Yロウ[★★★]
国際的な賄賂事件であったロッキード疑惑のパロディである。この疑惑では、渡された賄賂がピーナッツという名称で呼ばれた。『Yロウ作戦』という作品で、のび太はドラえもんから出してもらったひみつ道具である『Yロウ』をジャイアンに贈り、スネ夫に代わって、明日の先発メンバーに選んでもらっている。
そこで、野球仲間がのび太の家の前で、真相を聞かせて欲しいと訴えると、のび太も「記憶にない!」といった、当時の流行語で応対している。
[A11113:05]
ドラの体の秘密[★★★]
ドラえもんが「Yロウ」を手で持つ時、なんでも吸い付ける「ペタリハンド」から親指状の突起をしっかり出して握っている。
[A11113:05058]
Yロウ[★★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『Yロウ』を渡されて頼まれると、人は断わりきれなくなる。
[A11113:02315]
勝利の栄冠[★]
のび太はドラえもんに激励されて元気になり、毎日おそくまで練習して「勝利の栄冠をかちとろう!」と宣言した。すると、ママは勉強の方が大事であると言いながら、野球の道具を当分預かると言い出した。
[A11113:0701]
二軍落ち[★]
ママに野球道具を取り上げられたのび太は、「かくじつに二軍落ちだ。もう一生、野球できないんだあ」と泣き崩れた。
[A11113:0701]
スネ夫のいとこ[★★]
「スネ夫のいとこ」はコントロール抜群の名投手である。ジャイアンも大喜びであるので、スネ夫はジャイアンに「名選手をしょうかいしたから、ぼくを二軍にしないでよ」と強引に頼んでいる。
[A11115:05039/167/232]
名選手をしょうかいしたから、ぼくを二軍にしないでよ[★★★]
スネ夫はジャイアンに、「名選手をしょうかいしたから、ぼくを二軍にしないでよ」と懇願している。
[A11116:04129;05167]
メンバー表[★★]
スネ夫のいとこは抜群のコントロールを持っていたので、明日の試合に目処が立ち、ジャイアンは家に帰って「メンバー表」の作成に取り掛かった。
[A11116:0701]
ローソク[★]
のび太が『Yロウ』をジャイアンに手渡すと、「なんでえ、うすぎたないローソクなんか」というのが最初の感想であった。
[A11116:2506]
記憶にない(のび太、名プレイヤーへの道)[★★★]
『Yロウ』をジャイアンに贈ったので、スネ夫は二軍、のび太は一軍となった。のび太が納得のいかない野球仲間から、「説明をきかせて欲しいな」と追及されると、当時の流行語であった「記憶にない!」で応酬している。
[A11118:05167]
「記憶にない」は「記憶にございません」のパロディ版である。
のび田どの[★★]
ジャイアンが『Yロウ』を受け取ると、良集書(領収書ではなく)を書いて、最後に、「のび田どの」の横に、剛田武のサインを付け加えている。
[A11118:05]
良集書[★★]
ジャイアンが『Yロウ』を受け取ると、良集書(領収書ではなく)を書いて、最後に、「のび田どの」の横に、剛田武のサインを付け加えている。
[A11118:05]
良心[★★]
厳しく追及されているのび太を見て、ドラえもんは「こんなことして良心がとがめないか」と尋ねている。
[A11118:19]