てんとう虫コミックス短編第11巻(その10

Yロウ[★★★]

 国際的な賄賂事件であったロッキード疑惑のパロディである。この疑惑では、渡された賄賂がピーナッツという名称で呼ばれた。『Yロウ作戦』という作品で、のび太はドラえもんから出してもらったひみつ道具である『Yロウ』をジャイアンに贈り、スネ夫に代わって、明日の先発メンバーに選んでもらっている。

 

そこで、野球仲間がのび太の家の前で、真相を聞かせて欲しいと訴えると、のび太も「記憶にない!」といった、当時の流行語で応対している。

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ドラの体の秘密[★★★]

ドラえもんが「Yロウ」を手で持つ時、なんでも吸い付ける「ペタリハンド」から親指状の突起をしっかり出して握っている。

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Yロウ[★★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『Yロウ』を渡されて頼まれると、人は断わりきれなくなる。

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勝利の栄冠[]

 のび太はドラえもんに激励されて元気になり、毎日おそくまで練習して「勝利の栄冠をかちとろう!」と宣言した。すると、ママは勉強の方が大事であると言いながら、野球の道具を当分預かると言い出した。

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二軍落ち[]

 ママに野球道具を取り上げられたのび太は、「かくじつに二軍落ちだ。もう一生、野球できないんだあ」と泣き崩れた。

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スネ夫のいとこ[★★]

 「スネ夫のいとこ」はコントロール抜群の名投手である。ジャイアンも大喜びであるので、スネ夫はジャイアンに「名選手をしょうかいしたから、ぼくを二軍にしないでよ」と強引に頼んでいる。

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名選手をしょうかいしたから、ぼくを二軍にしないでよ[★★★]

 スネ夫はジャイアンに、「名選手をしょうかいしたから、ぼくを二軍にしないでよ」と懇願している。

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メンバー表[★★]

 スネ夫のいとこは抜群のコントロールを持っていたので、明日の試合に目処が立ち、ジャイアンは家に帰って「メンバー表」の作成に取り掛かった。

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ローソク[]

 のび太が『Yロウ』をジャイアンに手渡すと、「なんでえ、うすぎたないローソクなんか」というのが最初の感想であった。

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記憶にない(のび太、名プレイヤーへの道)[★★★]

 『Yロウ』をジャイアンに贈ったので、スネ夫は二軍、のび太は一軍となった。のび太が納得のいかない野球仲間から、「説明をきかせて欲しいな」と追及されると、当時の流行語であった「記憶にない!」で応酬している。

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「記憶にない」は「記憶にございません」のパロディ版である。

 

のび田どの[★★]

 ジャイアンが『Yロウ』を受け取ると、良集書(領収書ではなく)を書いて、最後に、「のび田どの」の横に、剛田武のサインを付け加えている。

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良集書[★★]

 ジャイアンが『Yロウ』を受け取ると、良集書(領収書ではなく)を書いて、最後に、「のび田どの」の横に、剛田武のサインを付け加えている。

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良心[★★]

 厳しく追及されているのび太を見て、ドラえもんは「こんなことして良心がとがめないか」と尋ねている。

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