ドラえもん短編第2巻(その9

おれはもう、おまえをはなさないぞ[★★]

 ジャイアンが『タイム風呂敷』を、「おれはもう、おまえをはなさないぞ」と抱きしめると、ジャイアンは赤ちゃんになり、「ホギャー ホギャー」と泣き出した。

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ワニ皮のバック(使い込んでる)[★★]

 スネ夫のママは使い古した「ワニ皮のバック」を、ひみつ道具である『タイム風呂敷』で新品にしようとしたが、新しすぎて、生きているワニそのものになってしまった。

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かならず当たる手相セット[★★]

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スネ夫の手相占い(スネ夫のマメな根回し)[★★]

 スネ夫の手相占いは、女の子に絶大な人気がある。例えば、ある女の子にはお金持ちになると、しずちゃんには「幸せな結婚をして、百八歳まで生きる」といったように、かなり巧みな話術と女の子の琴線に触れる内容を適度に盛り込んでいるためである。

 

『深読みガイド』は「占いの結果にスネ夫流おべんちゃらスパイスをうまく混ぜれば、女性のハートはもうワシづかみ!」と分析している。

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ホームレス[★★]

 のび太はスネ夫の手相なんか信じないといっているが、二十歳で「ホームレス」、三十歳で病気に、四十歳で死ぬと占われると、「ゲソー」となって、ドラえもんに「生きる望みを失った」と泣き崩れている。

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ホームレス」とは、住む家を持たない人で、公園や駅・地下道などに住みついている人である

会社の記念パーティー[★★]

 のび太のパパは肩にむしろを背負い、ほっかぶりをし、汚い服を着て、手にカンヅメの缶を持って、「お金でも食物でもおめぐみを」と言いながらのび太の前に現れた。その姿は「会社の記念パーティー」における余興の練習であった。

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不吉な運命の前触れ[★★]

 スネ夫の手相がつぎつぎ当たるので、のび太は「不吉な運命の前触れ」と言いながら、「ワア~」と泣き崩れた。

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必ず当たる手相セット[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『必ず当たる手相セット』に入っている

手相クリームでもとの手相を塗りつぶし、手相カタログで気に入った手相を探し、手相筆で自分の手に書き込めば、必ず当たるものである。

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金運の相[]

 ドラえもんが『手相カタログ』で「金運の相」を探し、手相筆で手に書き込むと、パパから今月の小遣いをもらうことができた。

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のび太のおばさんとキイちゃん(野比家によく来るお客様)[★★]

 「のび太のおばさん」は、のび太の大好きなおばさんで、来るたびにお小遣いをくれる野比家のお客さんでもある。いつも「キイちゃん」を連れてきて、のび太に一緒に遊んでもらうように頼んでいる。

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悪運の相(窓から捨てられたもの)[★★]

 のび太が、ひみつ道具である『必ず当たる手相セット』の手相筆で手のひらに書いた内容は「かいてはならぬ悪運の相」であった。次から次へと悪いことの起こる相(落っこち相、なぐられ相、ぶつかり相など)であるので、大至急「手相クリーム」で消す必要があった。しかし、そのクリームを遊びに来ていたキイちゃんが窓の外に「ポイ」と捨てると、偶然通りかかったダンプの荷台に落ちてしまった。ドラえもんがそのクリームを未来の世界へ取りに行っている間、のび太はその相の通りになった。

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電車ごっこ[]

 のび太は家の中で遊びにきていたキイちゃんと「電車ごっこ」をすることになった。

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