ヤメサセロボット[★★]
【道具解説】 『ヤメサセロボット』はどんな悪い癖でも直してくれるひみつ道具である。このロボットに止めたいことを宣言すると、非常に厳しく審判を下し、違反するとトンカチで「パカ」と頭を厳しく殴りつける。一度スイッチを入れると、何かをやめたがっている人に、バトンタッチするまで有効に機能する。
【使用目的】 廊下に立たされたので、のび太は今日こそ昼寝をしないで宿題をやると決心した。しかし、机に向かってしばらくするといつものように疲れたといって、昼寝を始め出した。そこで、ドラえもんは「ヤメサセロボット」を取り出している。
【使用結果】 ドラえもんが「ヤメサセロボット」に「ひるねをやめる!!」と誓わせると、のび太が「グー」と眠ると、「パカ」と、このロボットはトンカチでのび太の頭をたたいた。
エンピツを口にくわえ、「ウ~ン…!」と目をつぶって考えたり、「グー」とお腹が鳴ると、ロボットは敏感に反応して、のび太は「パカ」と殴られた。このロボットに一度スイッチを入れると、誰にも止められなくなる。何かを止めたがっている人に、バトンタッチする方法しかないしろものである。
のび太のパパがタバコを止めたがっているので、パパにバトンタッチをした。あまりの痛さに、パパは交代を申し出たので、外へ出て代わりの人を探すことになった。
土管のある広場で、「かあちゃんかんべん。おれもうぜったいにらんぼうやめるから」とジャイアンが頼んでいたので、のび太のパパはジャイアンにバトンタッチすることができた。スネ夫に告げ口したなと殴りかかり、変なロボットをよこしたな、とドラえもんやのび太を追い掛けると、このロボットはジャイアンを「パカ」と殴りつけた。
[S14159・M048044・028212:197]