命令銃[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『命令銃』に命令の書かれた弾を入れて撃つと、命令通りの行動を人間や動物に取らせることができる。

 

【使用目的】 毎日宿題もしないで遊んでばかりいるのび太に対して、ドラえもんは勉強をしっかりさせるため「命令銃」を取り出している。

 

【使用結果】 ドラえもんは毎日宿題もしないで、遊んでばかりいるのび太を「命れいじゅう」で「ズドン」と撃った。撃たれたのび太は一度倒れたが、すぐに、「ムク」と立ち上がり、机まで「トコ  トコ」と歩き、「宿題なんかしたくないのに」と言いながら宿題をやり始めた。

 

 のび太にせがまれて「命令銃」を貸すと、のび太はドラえもんを「それ、きみにあげる」と書いた弾で撃ち、目的を達成している。ママから庭の草むしりを命令されると、「自分でむしりなさい」といった弾でママを撃っている。

 

 しずちゃんのところへ行くと、勉強しており、遊びは後でと言われたので、「今すぐのび太と遊ぶ」という弾でしずちゃんを撃っている。ネコやイヌがダンスをするような弾を作って、しずちゃんの前でネコやイヌにダンスさせたが、しずちゃんからひどいと抗議されてしまった。

 

  ジャイアンやスネ夫には、「いじめをあやまれ」という弾で撃ち、二人を道路に正座させて、両手をついて謝らせている。

 

 のび太がいたずらしているところへ、ドラえもんが「ママが草をむしりながらプリプリおこってるぞ!」と知らせにきた。のび太はジャイアンとスネオに草むしりをさせようと、この銃を持って追い掛けた。二人がのび太にズドンと撃たれる前に転んだので、弾は先生に当たってしまった。

 

  のび太の庭で、先生は「なんでぼくが草むしりしなくちゃならんのだ」とぼやいているので、ママは「先生、おやめになって」と、のび太も「なんとかしてえ」とドラえもんに冷や汗をかきながら頼んでいる。

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