室内世界旅行セット[★★]

[初出誌] 『室内世界旅行セット』、「小学二年生」198510月号、7頁、45コマ

[単行本]  『室内世界旅行セット』、「てんとう虫コミックス ドラえもんプラス第3巻」2005825日 初版第1刷発行、7頁、45コマ

[大全集] 『室内世界旅行セット』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 1620111130日 初版第1刷発行、7頁、45コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 変更なし

 

 [梗概] 学校の帰り、スネ夫は「マロニエのなみ木、セーヌの流れ…。エッフェル塔、ルーブル美術館…。今でもシャンソンのメロディーが…」と、のび太が何度も聞いたパリの話をし出した。悔しかったので、しずちゃんに『どこでもドア』でパリに行こうと誘った。

 

  ドラえもんの出した「どこでもドア」は調子がよくなかったので、代わりに、ひみつ道具である『室内世界旅行セット』を取り出してくれた。スクリーンをはって、このセットの針を世界地図の行きたい場所に刺すと、自由にその場所へ行くことができる。

 

 待っていてもなかなか来ないので、東京区分地図のしずちゃんの家を針で刺すと、誰もいないしずちゃんの勉強部屋が写った。他の部屋を探すと、しずちゃんがシャワーを浴びている浴室が写った。

 

  もう来ると思って待っていると、ママからゴミを出すように頼まれたが、お客さんが来るからと言って断ると、ママから怒鳴られ、二人でゴミを出しにいった。そこへしずちゃんが来て、上がってのび太を待っていた。二人が戻ると、しずちゃんは浴室の写っているスクリーンを指さしながら、「なにを見てたのっ!!」と厳しく詰問した。

[S1619B0309028510]