ゴマロック[★]
【道具解説】 のび太は、ジャイアンとスネ夫のコピーがあまりにも元気で外に出たがるので、『壁紙ハウス』に『ゴマロック』でカギをかけて、しばらく閉じ込めている。
【使用目的】 二人がどんどん成長し、「壁紙ハウス」の外の世界を見たいと言い出したので、のび太は「ゴマロック」で、ハウスにカギをかけている。
【使用結果】 「ゴマロック」でハウスに鍵をかけて閉じ込めている間に、二人は『壁紙おもちゃ屋』から「バッティングマシン」を取り出し、野球をして遊んでいた。二人は次第に反抗的になり、のび太が「ボカ」となぐると、バットを持って追い掛けられるような状態になってしまった。
[S11329・A27155・038102:249]
ゴマロック[★]
【道具解説】 『ゴマロック』は「ドアが、カギを使った人の声を覚えてて、ほかの人の命令はきかない」ひみつ道具である。「ゴマロック」の「ゴマ」は『アラビアンナイト』の「開けゴマ」に由来しているものと思われる。
【使用目的】 のび太はママが勝手に机の引き出しから0点の答案を見つけ出すので、引き出しに付ける鍵をドラえもんに頼んでいる。頼まれたドラえもんは渋々「ゴマロック」を差し出している。
【使用結果】 「ゴマロック」を使うと、ママは絶対のび太の引き出しを開けることができなかった。土管のある広場で、のび太は「きみたちのひみつを守るまほうのカギ!」を一回十円で貸してあげると宣伝していた。
実験のため、のび太がジャイアンに「べー」をして、土管に鍵をかけると、ジャイアンがどんなにひいても殴っても、鍵を開けることができなかった。
評判になり、しずちゃんもスネ夫もジャイアンもゴマロックを十円で借りている。雨が降り出し、長時間スネ夫たちに貸したカギの返るのを待っていたので、のび太はカゼをひいてしまった。
家に帰って、「開けゴマっ!」と何度叫んでも、カゼで声が変わったため、もとの声にもどるまで、どうしても玄関のドアを開けることができなかった。
[S08240・E15017・037803]